25`07/03(木) -19:18- 先日、Xbox 360「DRAGON AGE:INQUISITION」をクリアしました。
と言う事で、DRAGON AGEシリーズ(▲)通しプレイ2周目として、INQUISITIONを久しぶりにプレイ。 今回は、女性クナリ族の魔道士。まぁ、実際にはキュン(クナリ族の宗教)に属さず人間社会で生きているのでクナリ族とは呼べないんですが、この辺の扱いは実際にゲームを遊ばないと理解出来無い部分。 キュンから逃げた者はタル・ヴァショスと呼ばれ、主人公の両親はこれに当たります。しかし、主人公は生まれながらにキュンの外にいた訳で、キュンに対する反逆者であるタル・ヴァショスとは違う為、ヴァショスと呼ばれるようです。 キュンの下では、魔道士は徹底的に束縛、管理されサレバスと呼ばれますが、主人公はキュンに属した事が無いので、サレバスでは無い単なる魔道士。本当、複雑です(^^; 実は、一番最初に遊び始めた際、女性クナリ族を小一時間ほど試してみたんですよね。ORIGINSでは人間、エルフ、ドワーフ、魔道士しか選べず、Uではクラスだけ変えられるも種族は人間固定。INQUISITIONでしかクナリ族は選べないから、興味があったので。 しかし、その時はしっくり来ず、結局1キャラ目は人間の女性でローグ(弓)となり、2キャラ目は途中で変更、3キャラ目がドワーフ女性の戦士(両手武器)で、残るはクナリ族とエルフ。 折角だから違うパターンを、と言う事もあって、一度止めてしまったクナリ族に再挑戦しました。 難易度の方は、前回適正と判断したHARDにしましたが、折角だからとフレンドリーファイアありで始めました。 INQUISITIONのシステム的に、フレンドリーファイアは面白さに寄与しない、とすでに結論付けていたんですけど、都合3周目だから少し難しくした方がやり応えあるかな、と。 はい。失敗でした(^Д^; 面白さに寄与しないと結論付けただけあって、フレンドリーファイアが邪魔にしかなりません。フレンドリーファイアありだと、多くの攻撃が仲間を傷付けます。と言って、フレンドリーファイアが発生するアビリティを全部禁止にすると、全然使えるアビリティが残りません(-ω-) そこで、致命的なもの以外は使用を許可しておいたんですが、多分敵から受けるダメージよりも仲間から受けるダメージの方が大きいですorz いくら何でもダメージ非道過ぎ、と思って途中でフレンドリーファイアを切ってみたら、一気に楽になりました。フレンドリーファイアありだと、仲間が敵ですw フレンドリーファイア無しでのHARDは快適でした。序盤まだ弱い内は、敵の方がLvも高くとても勝てないので避けるべきエリアもありますが、そこを後回しにしながら少しずつ強くなって行けば、そこまで苦戦せず最後まで行けます。 苦労して強くした後はむしろ楽勝なくらいで、努力が報われるバランスが心地良いです。 INQUISITIONを2周以上遊ぶ場合の適正難易度は、HARDだと断言出来ます(さすがに初めて遊ぶ時は、NORMALが良いと思います)。もちろん、フレンドリーファイアは無しで(^^; 今回のロマンス相手は、クナリだからクナリ、と言う事で、ザ・アイアン・ブルと結ばれました。 人間社会の中で生きて来たヴァショスの主人公が、本物のクナリの漢に出逢い惹かれて行く――と言う展開。 本当は、小さな男性に大きな女性と言う組み合わせとして、ドワーフのヴァリックも狙いながらでしたけど、ビアンカと言う相手がいる為か、ヴァリックってUでもINQUISITIONでも、あんまりロマンス方向に話が進んで行かないんですよね。 実際、ヴァリックとのロマンスって成立するのかな? まぁ、見た目にもクナリ同士ってのはお似合いなので、結果的に良かったんですけどね。 ただ、ロマンスもあって一軍としてザ・アイアン・ブルを使った事で、ひとつ問題が。 今回、主人公のクラスは魔道士ですが、上級職に魔導騎士を選択した事で、途中から戦闘スタイルが遠距離戦から近距離戦に変化します。 他の面子は、両手武器のザ・アイアン・ブル、片手剣・盾のカサンドラ、二刀流のコール、そして魔導騎士の主人公と4人全員接近戦。 ただでさえ混み合っているところにふたりもクナリ族がいると、乱戦の中どっちがどっちか判らなくなります(^^; 結構頻繁に、自分の位置を見失いました(^Д^; やっぱり、前衛2、後衛2くらいが、混み過ぎなくて丁度良いかも知れません。 それから、以前の感想で、裏技的に名品を高確率で作る方法を記載したんですが、今回あんまり上手く行きませんでした。 わざと1回失敗させてから本命を作ると高確率で成功する、と言うものですが、2〜3回はその方法でさくっと成功。最終決戦前のドラゴン装備作りが早く終わる、と思ったんですが、その後ぱたっとその方法で成功しなくなり…… 成功確率100%の完全化のエッセンスはゲーム中ひとつしか入手出来無いので、ドラゴン装備、及びドラゴン素材切れ後の最高装備全10品。揃えるのに苦労しました(-ω-) 4キャラ分のドラゴン防具、4キャラ分のドラゴン、及び名品武器は仕方無いとして、二刀流がいるから武器+1、盾で+1。すんなり成功しないのに、多めに必要でしたからねぇ。 結局、素材に限りがあるドラゴン装備に完全化のエッセンスも使い、ドラゴン素材を使わない通常の名品は5回程度は失敗しても良し、と条件を緩和して、最終装備作りに2〜3日掛かっちゃいました。最終決戦なんて、即ラスボスとの対決が始まる構成だから、始めたらあっという間に終わっちゃうんですけどねぇ。 後、これも以前遊んで判ってはいましたが、やはり3作の中で一番ローカライズが非道いです。 解像度が高いからと画面に占めるフォント比率を低くしてしまい、結果めっさ字小っさいし、だから読むのが大変なのに速攻で字幕消えるし(-ω-) Uの翻訳がおかしな日本語音声も今回ちょっと気になりましたが、すぐ消えちゃって何言ってるんだかちっとも判らないINQUISITIONよりは断然マシですね。 もちろん、英語が話せる人は英語音声で内容理解出来るのでしょうが、日本語版なんだからちゃんと日本人に判るようにローカライズして欲しいですわ。 と言う訳で、最初の感想通り、DRAGON AGEとしては確実にグレードダウンしているし、ローカライズも非道過ぎて遊びづらくて仕方ありませんが、新しく追加された要素は概ね面白く、奥こそ浅いが幅は広くて、結果的には凄く楽しいです(^∀^) ORIGINSとINQUISITIONは、通しプレイとは別にもう1周追加で遊んじゃったくらいですから、やっぱり面白いですね。 かなりマップがだだっ広く細かいサブイベントがてんこ盛りなので、オープンワールド系が好きかどうかで大きく左右されますけど、こう言う面倒臭さがむしろ好きな私と同じ嗜好の人には、確実に刺さると思います。 直接セーブデータの引継ぎが出来無い仕様だから、最悪INQUISITIONはこれ単品でも楽しめるゲームなので、興味を覚えた向きには是非にとおすすめですよヽ(^∀^)ノ
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