駄話・18年12月分

18`12/23(日) -21:21-

先日、
PS2第2次スーパーロボット大戦α」をクリアしました。

今回選んだ主人公、ゼンガー・ゾンボルトと愛機ダイゼンガー

〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜

簡単な内容説明

傑作スパロボα、α外伝に続くαシリーズ第3作。

イージス計画の余波はそれなりに地球へダメージを
えており、
人々は復旧に追われる事となる。
しかし、全てが解決した訳では無く、
地下勢力の地上侵攻や木星帝国の台頭など、問題は山積。
さらに、新たな宇宙よりの来訪者を迎え、
戦乱の足音は静かに、しかし確実に近付きつつあった……

〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜

と言う事で、遊び始めると長期間拘束されてしまうので忌避気味のスパロボですが、久々に遊びたい衝動が頭をもたげたので、今回はまだ遊んでいなかったαシリーズの続きである本作をチョイス。
ただ、α
外伝ドリームキャスト版αかははっきりしませんが、αシリーズを最後に遊んでからかなりの間が開いているので、薄ぼんやりとしか覚えていない事も多い(^^;
ダンバイン勢はバイストン・ウェルに還ったんだっけ?
マクロス勢は地球圏外縁部で警戒任務でもしているのかな?
と言った具合に、今回登場しない前作での仲間の扱いがもやっとする(^ω^;
(版権の問題で未登場、と言うのが正解だろうが(爆))
やっぱり、出来れば続けて遊ぶべきだよな。
ま、1本1本が長過ぎるから、そうそう続けて遊べやしないけど(^Д^;

で、基本的には面白かったです。
特に、小隊システムは好き。
最大4ユニットで1小隊編制出来るので、圧倒的に出撃可能ユニット数が増えます。
修理や補給が可能な機体は弱い傾向にありますが、小隊内に配
する事で毎ターン自動回復効果が小隊全体に獲得出来るから、弱い回復系ユニットの価値も他のシリーズ作以上に高く、小隊編制の幅も広がっています。

たくさんユニットが登場するのに、そのほんの一部しかレギュラー参戦させられないのが、
シミュレーションRPGに対していつも感じる大きな不満点なので、小隊システムはその解決策の1つになってくれます。
だから、
スパロボZ)も好きなんですが、多分こっちがオリジナルなのかな?
やはり、
Z版の小隊システムと比べると、色々まだ煮詰まっていない感じはしますね。

あと、10段階の機体改造も、何故かユニットによっては9段階、8段階までしか改造出来なかったりしますが、限界値の代わりなのかな?
何より、全改造によるボーナスが無いのは残念。
最後に何を伸ばすかで、全改造ユニットにもプレイヤーごとに個性が出るのが良かったのに(-ω-)

と言った感じで、小隊システム自体は基本的に素晴らしいのだが、一部物足り無さや良くない部分があります。
完璧とまでは言えず、
Zの事を踏まえるとさらなる進化が期待出来るシステム、と言う事が出来るかな。

次はシナリオですが……あんまり面白く無かった(^^;
消えた前作からの仲間も気になるし、はっきりと
α、α外伝を細部まで覚えていないのもあるけれど、何よりも敵勢力との小競り合いばかりで、メインとなる様な大きなストーリィラインが無いから盛り上がりに欠けます。
今回、かなりバンプレオリジナルの影が薄く、本来であればその方が好みなんですが、ここまであっちこっちに視点がブレるくらいなら、エアロゲイターみたいな判り易いボス勢力がいた方がマシだったと思う。
一応、ガンエデンと言うバンプレオリジナルのラスボスはいて、その勢力としてクストースと呼称される奴らが登場しますが、基本スタンスは地球の守り神。
登場しても基本的には味方して来るので、敵勢力と言う認識にはなりません。
だから、最後はいきなりな展開で、ラスボスはぽっと出のラスボスです(^Д^;

あとは、個人的に全ての主人公がピンと来なかった(-ω-)
今回は、スパロボ系2人、リアル系2人の計4人から選べるんですが、誰もやりたいと思えませんでした。
消去法で、α
外伝で馴染みのあったゼンガーを選びましたが……やっぱりいまいちでした(^^;
ゼンガーって、こんな奴だったっけ?

それから、参戦作品の内、今回メインになる
機動戦士クロスボーン・ガンダム、ブレンパワード、鋼鉄ジー、勇者王ガオガイガー、戦国魔神ゴーショーン、大空魔竜ガイキンにも思い入れが無い(^ω^;
もちろん知ってはいるけど、
鋼鉄ジーガイキンは観たのが子供の頃過ぎて覚えていないし(鋼鉄ジーの超合金を持っていたけどw)、他は観た事無いし、興味も無いし(^Д^;
特に、
ガンダムは好きだけど長谷川裕一のガンダム漫画は苦手で、クロスボーン・ガンダムのデザイン露骨過ぎて(海賊だから髑髏、とか)嫌いだし。
キンケドゥ(シーブック)は、F91を改造して乗せました(^∀^;

てな感じで、システムは未完成ながら面白く、
シミュレーションRPGとしてとても楽しくプレイさせて頂きましたが、好みに合わない部分も多かったです。
ですから、決してゲームとして不出来と言う事では無く、自分が楽しめ無かっただけだと思います。
それでも、傑作であった
α、α外伝と比べれば、明らかに劣っているとも思います。
ま、αシリーズは第3次まで続くので、取り敢えずαシリーズの1本として遊ぶ価値は充分。
傑作である
α、α外伝を遊んだ後が良いですが、是非にとおすすめ可能な佳作でした。


個人的評価
★★★★☆(4/5)


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】第2次スーパーロボット大戦α PlayStation2 the Best
価格:204円(税込、送料別) (2018/12/22時点)





18`12/18(火) -21:50-

先日、
Xbox 360Fallout:NEW VEGAS(ULTIMATE EDITION)」で、2キャラ目を終了しました。

2キャラ目、Melee Weapons特化のHera

と言う事で、1キャラ目()の半分の時間で、2キャラ目終了しました。
今回は、Hera(♀)Melee Weapons特化/Sneaking×/Science〇/Lockpick△/Speech×と言う感じの、力で解決を図るタイプ。
戦闘難易度はHARDにしましたが、やっぱりほぼ変化は感じず。
でも、前作()の失敗を踏まえて、この先もVERY HARDは無しで(^^;

Power Armour trainingが、現在想像出来る範囲だとB.O.S.の仲間にならない限り受けられそうも無いので、今回はメタルアーマーに反射付加で挑んだんですが、HARDにした事も手伝ってか、重装全然強く無ぇ(^Д^;
モハビのインプラント全て埋め込んで、心臓と背骨は人工物にしてと、かなりサイボー
化して臨んだんですが、それでもやっぱりFalloutは防御力より攻撃力優位のシステムと言えそうですね。

ノックダウン性能を手に入れて鈍器で滅多打ちするのは効果的なので、近付きさえすれば攻撃力は申し分無し。
カサドレス、ナイトストーカー、ヤオ・アイ、デスクローなどの、一撃が痛すぎるクリーチャーたちが手強かったけど、V.A.T.S.を使わずにバックしながら鈍器を振り回し、取り敢えず一度ノックダウン取れれば何とかなります。
その後は、回転力を生かして殴り続ければ、一撃の威力が低いスイッチブレードでさえデスクローを倒せますからね。

そして、Lv.30を超えた後、もしかしたら経験値upのPERKSを習得すれば有効かも知れないと思い付き、Lessons learnedとSwift Learned(3)を習得したところ、かなりLv.upが捗りました。
Lv.upが冗長的で無くなったお陰で、さくさく進んでStephanieの半分の時間で終了(^^;
いやまぁ、早々にLv.50に達する事が出来たので、Stephanieはモハビ全域を踏破したのに対し、Heraではこちらもほぼ半分くらいしかモハビを回っていないからですけどね。
ちなみに、Stephanieが約218時間、Heraが約106時間(セーブデータ上)。

ただ、結果的に4つも習得PERKS数が削られるので、取りたかったのに取れなかったPERKSが出て来ます。
インプラントでS.P.E.C.I.A.L.を1ずつ上げたからIntense Trainingは4ランクしか取らなかったHeraでさえそうなので、やっぱり基本的にはLv.upが不自由なシステムである事には違いありません。
それでも、いくつかPERKSを我慢してLessons learnedとSwift Learnedで経験値upに励めば快適に遊べるので、EducatedとLessons learned、Swift Learnedは序盤早々の習得推奨です。

今回プレイした追加クエストは2つ。
ビッマウンテンで機械の体を手に入れた後、現状唯一の未プレイ追加クエストである「
Honest Hearts」をプレイ。
Honest Hearts」の特徴は、クリアまでモハビに戻れない事と、ザイオンに旅立つ前に重量制限がある事。
とは言え、実際に重量が多いと問題が生じるイベントがある訳では無く、取引や修理、宿泊など、基本的なインフラが自由に使えないので、余裕が無いと現地で何も入手出来ない、と言う事なんだと思います。
そう、満足に売り買い出来無いんで、拾いもんでキャップ稼ぎ、ってのが上手く行きません(-ω-)
でも、オリジナルアイテムは拾っておきたいし、バナナユッカを始めとした食料は大量に拾えるので、ある程度重量に余裕が無いと遊びづらいのは確か。

モハビではお見限りだったヤオ・アイが登場したり、ようやく最後のゲッコー、リーンゲッコーも登場したりと、敵はバラエティ豊かで良い感じ。
メインの相手は、インディアンがモデルとなる部族民で、モハビの住人を部族と呼ぶのは違和感あったけど、ザイオンの方は正に部族と言った風情。
他に、アーミッシュ辺りがモデルっぽいキリスト教系の住民もいて、古き良きアメリカ感が強いですね。
舞台は、ランド・キャニオンなんで、多重構造のMapがちょっと複雑。
ま、そこまで広く無いから、迷子になる心配は無いけど(^^;

って感じで、背景的なものは問題無いんですが、残念ながら追加クエストの中で一番つまらなかったです(-ω-)
問題は、シナリオ。
あくまでキャラバンの護衛として付いて行き、襲撃でキャラバン全滅した後現地の事情に巻き込まれ、仕方無しに使いっ走りをさせられるだけ。
まったく、自分の物語じゃありません。
そもそも、Mapが記録される機能目当てにPipboy持ちを募集した癖に、モハビに帰れない理由が道案内がいないから迷うって……
で、クリアしてモハビに帰れる様になる為に必要なアイテムが、ザイオン・キャニオンのMapって……orz
それやったら、PipboyのMap機能で帰れるんちゃうんけっヽ(`Д´)ノ

一応、戦争後この地に住み着いた最初のサバイバーの物語が回収出来るサブクエストだけは、
バイオハザードのかゆうまレベルに好きなサブストーリィでした(^∀^)

って事で、「
Honest Hearts」クリア時点で、確かLv.47〜48くらいにはなっていたので、その後メインクエストを進行させてクリアしました。
今回は、シーザー・リージョンに味方しました。
いや、本当だったら、あんまりにもシーザーのやり様は受け入れがたいものだから、どんなタイプのキャラであっても自分で作ったキャラが味方する様な事は無いんですが、一応交渉より暴力で解決(ただし、基本的には人助けを暴力でするだけで善人(アライメントは中立)(^^;)であるHeraを逃すと、シーザーに付くパターンは遊べないと思ったので、多少強引に力こそ正義と言う姿勢に共感したと言う事にして、シーザーに味方しました(^Д^;
まぁ、袖触れ合った多くの人々の生活を台無しにしてしまうので、やっぱり一番嫌いな展開です(-ω-;
シーザーを生かすか殺すかと言う選択もありましたが、もう二度とシーザールートをプレイする事は無いでしょう。
つか、NCRもMr.ハウスも、全面的に支持は出来ないものの一理はあるけど、シーザーはただの侵略者で、不必要に殺しや差別を助長している完全な悪役。
三つ巴展開にしたいなら、もう少し清濁併せ呑む類の集団に出来無かったんでしょうかねぇ┐('〜`;)┌

(ブロ
の方に頂いたコメント())


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】【18歳以上対象】Fallout3 Game of the Year Edition
価格:1111円(税込、送料別) (2018/12/2時点)





18`12/03(月) -21:28-

先日、
Xbox 360Fallout:NEW VEGAS(ULTIMATE EDITION)」で、1キャラ目を終了しました。

1キャラ目、格闘特化のStephanie

〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜

簡単な内容説明

大人気オープンワールド系アクションRPG
「Fallout3()」のスピンオフ作品。

舞台は「Fallout3」同様、
架空の歴史を刻んだ世界が核戦争で滅亡して200年後。
旧ラスベガスであるニューベガスを中心に、新カリフォルニア共和国(NCR)とシーザー・リージョンと言う組織されたレイダー集団が睨み合う情勢下。
主人公は、時に危険なブツも運ぶ運び屋で、物語はブツを奪われ代金を頭に喰らわされたところから始まります。

様々な勢力がぶつかり合い、利害が衝突し合う暴力の荒野で、
死から生還した運び屋はどう動くのか。
復讐か、正義か、暴力か……人はまた、過ちを繰り返す。

〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜

と言う事で、「
Fallout3」からの変更点の評価がいまいちだったので長らくスルーして来た本作ですが、ネット上では本作の方が好きと言う方もちらほらいたので、実際に自分で遊んでみないと判らないって事で遊んでみました。
結果的には事前評価の方に納得ですが、「
Fallout3」よりはつまらなくても単独のゲームとしては充分面白いので、取り敢えず1キャラ目終了時点での評価を、取り分け「Fallout3」との比較を中心に書いて行きます。

内容説明ですが、基本的な事は「
Fallout3」と同じと言う事でいておいて、早速主な変更点から。
システム的な変更で、大きなものは2つ。
まず、ハードコアモード。
これをONにすると、喉の渇き、空腹、睡眠不足と言う項目が増え、放射能と同様蓄積して200を超えるとペナルティを受け始め、最悪死ぬと言うもの。
そして、回復アイテムによるHP回復に時間が掛かり(何ポイントを何秒間、と言う形で記載される)、スティムパックでは重傷を負った部位の回復が出来なくなって、ドクターバッ
などの専用アイテムが必要に。
それから、弾薬にも重量が設定され、無限に所持出来なくなります。

渇き、飢え、寝不足は、よりリアル志向にしたくて入れたんでしょうが、食べたり飲んだりしてもトイレに行く訳で無し、正
面倒臭いだけです(^ω^;
上昇スピードはそんなに早く無いので慣れれば大した障害ではありませんが、つまり重要では無いと言う事で慣れるとウザいだけです(-ω-;
セーブデータが大きくなる中盤以降、渇きと飢えの数値が倍増してセーブされちゃうバも頻発するので、ウザさしか無いシステムと言えます。
一応、「
Fallout3」では世界観の彩りとしか機能しなかった食料に価値が生まれたので、無意味ではありませんが。

スティムパックが万能では無くなったのは好ましい変化です。
重量の無いスティムパックを大量に持ち歩けば、それこそ一撃で殺されない限りデスクローの攻撃を受けながらでも戦えてしまう「
Fallout3」よりも、ゲーム性が向上していると言えます。
あぁ、それから、睡眠によってもHPや重傷は治らず、回復アイテムやドクターバッ、医師の治療などが必要なのも良いですね。
こちらの要素は、リアリティとゲーム性の両立が果たされた、良いシステムだと思います。

弾薬の重量はどうでも良いとして(笑)、結果、渇き、飢え、寝不足はマイナスだが実害は無いし、HP回復の変更は好ましいので、ハードコアモードはあり。
むしろ、今さら万能スティムパックに戻すのは簡単過ぎて張り合いが無いので、ハードコアモードでしか遊べませんわ(^^;
って事で、ハードコアモードの評価への寄
度は+-0.

もう1つの大きな変更点は、最高レベルは上昇したけど、PERKSの習得が2Lv.で1回になった事です。
その所為で、Lv.upがとても冗長的な作業となりました(-ω-;

Lv.上限が上がったのでSKILLは満遍無く上げやすくなりましたが、
FalloutのLv.up時のお楽しみはPERKSの習得の方です。
それが2Lv.に1回なので、奇数Lv.の時の肩透かし感(^^;
Lv.upによる習得数も、29個から25個に減った事になるし(他の要素での習得が増えたので、結果的には増えているが)。
30までは毎回覚えられて、追加コンテンツ分は5Lv.に1回とかなら、上限まで無理して上げなくても育成を楽しめただろうに、ただでさえあれもこれも覚えたいのに習得数が減っているので、無理してでも50まで上げなきゃならん。
30以降のNEXTも増える一方だし、本当に冗長的。
これは、完全な改悪。

他にも、小さな変更点として、クエスト未満の「○○を何体倒せ」的なチャレンジの追加があり、こちらは良いと思います。
それから、DRと言うダメージを何%防ぐかと言う防御力から、DTと言う装甲値に変わったのも良い。
いや、実はDRも残っているし、DT無視攻撃も結構あるから実際に遊ぶと重装甲の強さはあんまり実感出来ないんだけど、「
Fallout3」の大きな欠点の1つが防御の扱いだったので、一応改善です(^Д^;
ただ、とても良くなったと言えるほどのものは無く、システム面ではLv.upの改悪が一番目立ちますね(-ω-)

では、他の要素はどうかと言うと、クエストは好みもあるから一概には言えませんが客観的に良くなったとは絶対に言えないし、ワールドMapに関しては客観的に言っても悪くなりました(-'-)
まず、Mapが狭くなって、スタート地点から西は崖で進めない、北は強敵がうようよ居て進めない、と言う感じで、クリエイター側の誘導が強く出ていて、オープンワールドとしての自由度が減少しています。
登れない崖などで見た目以上に狭いし、クエストによってしか進入出来ないエリアもあるし、「
Fallout3」は広過ぎと言いましたが「NEW VEGAS」は狭過ぎ(^^;

あと、元々ラスベガスが砂漠地帯なので、殺風景で面白味に欠けるMapです。
ニューベガスこそ現在に通じるネオンの灯りで異彩を放っていますが、D.C.の廃ビル街などの圧倒的な世紀末感は失われました。
スーパーミュータントの多くが知性を獲得していて、コミュニティを形成しているので獣の様にうろうろしていないし、ールの街もありません。
小さな部族勢力に分かれ勢いを失ったレイダーばかりで、正
D.C.のウェイストランドが恋しくなる(^Д^;

クエストも、旧シリーズ(1、2作目)回帰を目指したそうで、勢力間の小競り合いの末、どの勢力に味方するか、敵対するかと言う流れになっていて、せせこましい感じ。
せめて、NCR、リージョン、ニューベガスの三竦みで、レイダーはその他のヒャッハー全部と言うシンプルな括りの方が好かった。
空軍基地を根城にした巨砲集団ブーマー、モンゴル騎馬民族の後裔レート・カーンズ、ヤク漬けヒャッハー・フィーンド、脱獄囚集団パウダーギャン、フリーサイドのギャンであるザ・キンス、これと言った根拠地は持たない小さなヒャッハーが他に2つ3つ……
と言った具合に、小さな勢力がたくさんあり過ぎる(-ω-)
シンプル・イズ・ベスト、ブラザーフッド・オブ・スティール(B.O.S.)とエンクレイブが判り易く対立していた「
Fallout3」の方が、遥かにすっきりしていてスケール感もありました。

ただ、追加コンテンツの方は、相変わらず頭おかしくて好かった(褒めています)(^∀^;
って事で、1キャラ目(Stephanie(♀)格闘特化/ステルス〇/ハッキン〇/鍵開け〇/交渉△)でプレイした3つの追加クエストの個別感想をば。

最初に遊んだのは、墜落した人工衛星が起点になっていた「
Old World Blues」。
ビッマウンテンと言う閉鎖空間が舞台で、クリアまでモハビに戻れませんが、装備やアイテムはそのまま持ち込めるし、買い物や修理、睡眠などは拠点で簡単に出来るので、難易度的には問題無し。
最大の特徴は、目が覚めると脳、心臓、脊髄を手術で抜き取られていると言う衝撃展開(^Д^;
最終的には全て取り戻す事も可能ですが、影響は残り続けるので、普通の人間にはもう戻れませんw
能力的にはメリットしか無いので、気分の問題ですけどね(^ω^;

内容的には、バイオジェルの中に浮かぶ脳だけのマッドサイエンティストたちがユニークで、閉鎖空間ではあっても適度な広さがあるのでボリュームも不足無く、とても楽しかったです。
まぁ、折角手に入ったステルススーツが、「
OPERATION:ANCHORAGE」の中国軍ステルスアーマーとは違い光学迷彩仕様では無かったので、あんまり役に立た無かったのは残念。
勝手にMed-Xを使いまくるのですぐ中毒にされるし、DTも低めだし、「
NEW VEGAS」の敵はSneaking100でもすぐこっちに気付くからステルス自体弱体化しているので、おしゃべりが五月蠅いだけ(-ω-)
予定ではステルスタイプの3キャラ目では使わないと思うので、
Stephanieでは無理して最後まで使ってみたけど、あえてSneakingを100まで上げずにステルススーツの上昇分で賄う様な使い方をしない限り、特に価値は無いです。

個人的に、唯一の不満は“最初にどうやって拉致されたのか”不明のまま終わっちゃう事ですね。
可能性は色々想像出来ますが、はっきりとした事は判りません。
Dr.モビウスの端末なんかに、モハビのウェイストランド人をどうやって拉致するのか、具体的なプランの記載があっても良かったのに。
少なくとも、2人は拉致されずにビッマウンテンに入り込んでいるし、入り口が何故墜落した人工衛星なのかも不明だし。
MOTHERSHIP ZETA」みたいに、アブダクトされる方がまだ判り易いわw

総合的に見ると、本編とプレイ済みの他の追加クエスト含めて、一番面白かったかも知れません。
強制的に機械の体にされちゃうのが気にならなければ、是非とも毎回プレイしたいクエストです。
まぁ、キャラプランに対する影響が大き過ぎるから、生身のままでいたい3キャラ目では無視せざるを得ないけどな(^Д^;

さて次は、ビッマウンテンで掴んだ2人の足取りの内、
エリヤを追ってシエラ・マドレへ。
今回、最初に仲間にしたのが
ベロニカだったので、その育ての親であるエリヤを追いました。

この「
Dead Money」の特徴は、屋外にいると徐々にHPが減って行く(ハードコアモードのみ)と言うもの。
特に毒雲の濃い場所では、見る見るHPが減って行くので、容易に探索もままなりません。
ビッマウンテンで毒耐性85%と言う防護スーツを手に入れたんで、この順番で攻略すれば良いのか、と意気込んで始めたら、アイテム没収で防護スーツ意味無し(^^;
そう、もう1つの特徴は、アイテムの持ち込みが一切出来ず現地調達と言うもの。
それ自体は、アクションアドベンチャーっぽくなるんで嫌いじゃありませんが、一体防護スーツとは何だったのか、と(シエラ・マドレの住人が着ているのがそれっぽいが、入手不可)(^Д^;
それともう1つ、シエラ・マドレの住人達は不死性を持っていて、普通に倒したんでは気絶にしかなりません。
部位破壊をしないと殺せ無いので、クリティカル性能を高めるか部位攻撃を駆使する必要があります。

内容は、本当にアクションアドベンチャーです。
シナリオ的には、結構面白いと思います。
ただ、毒雲の所為でじっくり探索が難しく、
エリヤに付けられた首輪爆弾に干渉するラジオやスピーカーも方々にあって、かなり面倒臭い(^^;
実体を持たないのでこちらからの攻撃は無効なのに、向こうの攻撃は滅茶苦茶痛いホロラム警備兵なんかもいて、総じて難易度は高め。
折角手に入れたお宝も容易に持ち帰れ無いし、一度モハビに帰ると再訪問出来ないし、事前情報で評価が低かったんですが納得です(-ω-)
特に全実績解除とかこだわっていないし、出来ればもう遊びたくありませんね(^Д^;

さらに、期待した程経験値も稼げ無かったので、本当はこの後メインクエストをクリアして終了しようと考えていたんですが、仕方無いのでもう1つ追加クエストを遊ぶ事に。
と言う事で、次はもう1つの足取り、もう1人の運び屋が向かったザ・ディバイドへ。

この「
Lonesome Road」の特徴は、ザ・ディバイドから自由にモハビに戻れる事と、データ的にリンクしている別個体のED-Eが仲間になる事ですね。
マークドマンと言う固有敵は重火器ばかりを使って来るし、デスクローやデスクロー以上の脅威とされるトンネラーが多数出現するので、難易度自体はかなり高めですが、何時でも逃げ帰る事が出来るので、Lv.upするまで後回しにする事も可能です。
こちらの
ED-Eはクエストキャラの為無敵オプションなので(やられるが気絶扱いなので復活する)、最悪戦闘を開始した後ED-Eに任せて逃げ隠れしても可(^Д^;

シナリオ的には、もう1人の運び屋
ユリシーズとの対話になりますが、自分に酔った詩的な言い回しなので、何を言いたいのかさっぱり(笑)
会話内容、選択肢、リアクションがちぐはぐで、今何をやらされているのか良く判らんw
一応、主人公が記憶を失くす前からの因縁らしく、過去話を延々聞かされるんですが、日本のシナリオ重視RPGじゃ無くキャラ作成するオープンワールドRPGですからね。
まったく自分の事とは思えないし、正
どうでも良い。
と言うか、どうせならちゃんと判り易く喋れやヽ(`Д´)ノ

特に意味は無いが、
ED-Eの過去が判明する方が楽しい。
でも、あくまでも追加コンテンツだけの話であり、リンクしているはずのモハビの
ED-E本体には変化無し(獲得能力だけは適用される)。
セリフ的には「Beep」としか言わないが、過去を思い出した変化が無いのは寂しい。

個人的には、シナリオが良く判らないまま進行しちゃうので、あんまり好きじゃありませんね。
翻訳の問題もあって、意味不明な事を喋るキャラは他にもいますが、
ユリシーズにはちょっとイライラします(-'-)
主人公的には覚えていない事、プレイヤー的には自分のキャラとは無関係な事でネチネチ責められるんで、さっさと出て来い殺してやるから、って感じです。
登場する固有重火器なんかが欲しく無ければ、一度やれば充分なクエストですね。

と言った感じで、4つの追加クエストの内、3つをクリアした時点でLv.50に達したので、この後メインクエストを進行させてクリアしました。
最後の1つ、「
Honest Hearts」は2キャラ目で遊ぶ予定です。
ちなみに、メインクエストも好きじゃ無いですね。
主人公自身の目的って感じでは無く、何処の勢力に味方するか、且つ味方しない場合は自動的に敵対、って構成が嫌い。

Stephanieは、当初はあくまでも運び屋として自分の仕事を完遂させればそれで良いや、と言うつもりでしたが、Mr.ハウスに味方するとB.O.S.を抹殺しないと先に進めず、ベロニカの事を考えてそれは嫌だなと思ったので、Mr.ハウスを裏切りました(殺しはしなかった(余計に残酷だが(^^;))。
そして、NCRともリージョンとも無駄な争いはせず、新たなるニューベガスの支配者になってしまいました。
名前的にはお似合いだが(名前の元ネタは、マクマホン家の女傑w)(^ω^;

この辺も、赤ちゃんから始まり、父を追ってVaultを飛び出し、紆余曲折あって父の夢を引き継ぐ「
Fallout3」の方が、メインクエストとして好ましい。
プレイヤーが作成したキャラとは言え、本編でちゃんと赤ちゃんからの成長の過程をプレイしているので、メインクエストとして父の後を追わされる展開にも納得は行く。
NEW VEGAS」は、こう言った辺りも手抜きを感じてしまいます。
チュートリアルも短くぞんざいで、「
Fallout3」を遊んで基本的な事は判っているだろ、とでも言わんばかり(-ω-)

そう、面白いんだけど、やっぱり「
Fallout3」と比べると見劣りしちゃうんですよね。
単独のゲームとして考えれば、間違い無く面白いゲームなんだけど、「
Fallout4」とは違いラフィックやBGM、効果音、基本的なシステムや敵、Mapなどを「Fallout3」の流用で済ませている分、比較しない訳には行かない内容ですからねぇ。
本当、「
Fallout3」の大型追加コンテンツとかファンディスクって言っても過言では無いくらい、見た目はほとんど一緒なので(^^;

そう言う意味で、充分面白ながらも「
Fallout3」には劣るので、興味を持った未プレイの方には「Fallout3」から遊ぶ事をおすすめ。
一応、旧シリーズファンには「
NEW VEGAS」の方が好評らしいけど、ゲームとしては明らかに「Fallout3」の方が勝っています。
最終評価は3キャラ目クリア後に行うとして、取り敢えず“充分面白いゲームだけど「
Fallout3」には及ばず”と言ったところで(^∀^;

(ブロ
の方に頂いたコメント())


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】【18歳以上対象】Fallout3 Game of the Year Edition
価格:1111円(税込、送料別) (2018/12/2時点)




駄話へ