駄話・18年11月分

18`11/22(木) -22:10-

先日、PSランストリーム伝紀」をクリアしました。

3Dポリゴンながら、オーソドックスなアクションRPG

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簡単な内容説明

当時最先端だった3Dポリゴンを使った事以外は、
オーソドックスなアクションRPG.

世界が滅亡に瀕した折、4人の賢者によって天空へと逃れた人類。
大地は全て水没し、残ったのは天空に浮かぶ4つの大陸だけだった。

主人公リューンは、幼い頃バロスに拾われた孤児であり、
その素性は知れない。
しかし、その身に帯びていた、淡く緑に光るクリスタルが、
只者では無いと示していた。
そして、浮遊力を失いつつあった大陸を救おうと、
禁断の遺跡に足を踏み入れ古代の残骸にリューンが触れた刹那、
クリスタルが輝き出す。
まるで、運命の旅立ちを告げるかの様に……

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以前から、
Amazonに立ち寄った際に表示される閲覧履歴に基づくおすすめ商品で、未知のゲームとの出逢いを楽しみにしていたんですが、それで知って取り敢えずリストに記載したり買ったり遊んだりしたソフトは結構あって、最近は出逢いが無くなっていました。
今回、久々に未知のゲームに遭遇し、調べた範囲では面白そうだったし、税込み送料無料で200円だったので即購入、積みゲーにしない為に即プレイ。

まずは、内容説明。
セガサターン、プレイステーション時代には、最先端技術である3Dポリゴンを無理矢理使わされたゲームが乱発しました。
その多くが、旧来の2Dドット絵で作っていたらもっと面白かったのに、と思わせる出来でしたが、今作は比較的マシでした(^^;
一応3Dポリゴンで作られてはいますが、システム的にはオーソドックスな
見下ろし型アクションRPGに終始しており、きに行った結果バランスを崩さず済んだ格好です。
そして、キャラクター
ラフィックはのっぺらぼうでも、良質なアニメーションムービーを頻繁に挟み、ドット絵の顔ラも随所で表示されるので、ポリゴンキャラへの違和感も軽減。
かなりの完成度と言えるでしょう……地味ですが(笑)

システム的には、
RPGですが経験値は無く、シナリオ進行でレベルが上がり、別途Lpupアイテムの獲得でLpup(Hpが0になるとLpが1減るシステム).
まぁ、「
ゼルダの伝説)」を始め、経験値やレベルアップ以外で成長して行くRPGは、決して珍しくありませんね。
装備も、セプターと言う記録した形状を再現する魔導器が戦闘時に再現する格好ですが、操作自体は普通に装備を変えるだけ。
魔法は装備した魔法だけしか使えませんが、変更はいつでも出来るので装備し
して使えば無問題。

攻撃は短剣、剣、斧やメイスなど重い武器の3種で、威力とスピードが違います。
盾で防御出来、防御無視の特殊攻撃以外は魔法も含め完全防御。
コマンド技がありますが、慣れれば簡単に出せます。
ただ、防御無視の特殊技以外は完全防御なので、ほぼ隙がデカいだけ(^^;
重い武器の方向キー1回転技が防御無視なので、あえて使うのはそれくらいかな。
個人的に、一番役立ったアクションは、ダッシュからの体当たり。
これで、一瞬敵に隙を作れます。

コマンド技がありはしますが、
格闘ゲームほどぬるぬる動く訳では無いので、アクション性は地味(^^;
ノーダメージで且つ装備や魔法の変更をせず、魔法やアイテムも使わず、ある程度強い敵を数種類混ぜて連続で倒し続けると、8段階レードが上がるセプターフォースと言う良いアイテムが拾える要素があるんですが、このアクション性でこの条件でレードを上げ続けるのは無茶振りやろ(^Д^;
早々に諦めましたが、このセプターフォースで無ければ入手不可能なアイテムがあり、やり込むならば達成しなければなりません。
ノーダメージさえ意識しなければ普通に面白いんですが、ノーダメージを意識するとイラっと来るので、個人的にはマイナスポイント(あくまで主観的な評価に止めるが)。
戦闘の難易度は、ノーダメージさえ狙わなければ低めです。

と言った具合で、システム的にはオーソドックスでバランスも良く、セプターフォース以外は概ね良好。
あとは、シナリオと世界観ですね。
シナリオ的には、少々展開が早い嫌いがありますが、基本的には面白い物語です。
伝わるかどうか判りませんが、80年代の前後編、乃至全3話の
OVAみたいな展開の早さ(^ω^;
内容自体は面白いですよ。
まぁ、どんでん返し的な展開があり、エンディンの2択も個人的には疑問だけど、重箱の隅を突く事の少なかった昔は、この手の作品は多かったもの(笑)

世界観も、天空に浮かぶ4つの大陸なんて、ッと来るものがありますよね。
まぁ、説明書を読んだ時点ではイメージがあやふやだったんですが、オープニン
銀河万丈のナレーション聞いた途端、めっさワクワクして来たしw
結構、魅力的な世界観だと思います。

ただ、個人的には大陸って言葉に違和感あります。
山1つ町1つ、主人公の住む家1軒。
他に、ダンジョンとなる遺跡がいくつかありはしますが……良いとこ天空に浮かぶ“島”じゃね?(^Д^;
この辺、説明書読んだ時にピンと来なかったんですが、OPで映像を見て「やっぱり島だよな」とw
シナリオ全体のボリュームも、4つの大陸を巡る旅と言うほどデカく無いしね(^^;

と言う事で、当時の先端技術3Dポリゴンを無理矢理使用しているとは言え、大きく外す事無くバランス良くまとまっている良作でした。
アニメパートの演出・絵コンテは、「
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の監督でもある神山健治が務めているので、アニメパートは特に良いと言えるかも(^∀^)
個人的には、ノーダメやり込みと大陸呼ばわり、1か所だけ判りづらい謎解きが好みに合いませんでしたが、あくまでも主観のレベルで気にならない人は気にならないと思います。
きに行っただけあって派手さは無く、面白いけど特別なほど惚れ込む要素も薄いが、旧来のトップビュー系アクションRPGの1本として申し分無い出来なので、充分おすすめヽ(^∀^)ノ

……作中、タイトルである「
ランストリーム」と言う単語が出て来ないので翻訳サイトで翻訳してみたところ、「ランストリーム」では訳され無かったので「ラン ストリーム」と単語を分けて翻訳してみたら、おばあちゃん流と訳されました(^Д^;
おばあちゃん流伝紀って事で良いんでしょうか?(爆)多分、世界の名前がランストリーム?

(ブログの方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★★☆(4/5)


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