駄話・20年02月分

20`02/20(木) -21:41-

先日、
PC-9801パラケルススの魔剣」をクリアしました。

TRPGタイプのホラーRPG.

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簡単な内容説明

ゴーストハンターシリーズの2作目である、
テーブルトークRPGタイプのホラーRPG.

ウェザートップ館の事件から6年、
生還した仲間たちはそれぞれの生活を送っていた。
アレックスと結婚したモーガンからの誘いで、
ヨーロッパにいるビンセントの学会に合わせ、
久しぶりに再会を果たす面々。
新婚旅行を兼ねた同窓会の様な気楽な旅のはずであったが、
霊能力者であるフランカとの出逢いや
行き方不明であった草壁健一郎との再会を経て、
秘密結社が暗躍するヨーロッパを舞台とした、
様々な事件に巻き込まれて行く一行。
彼らは、再び生還を果たす事が出来るのであろうか……

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と言う事で、前回クリアに失敗した「ラプラスの魔)」の続編、「パラケルススの魔剣」です。
一応、同じ
ゴーストハンターシリーズであり、直接続編でもありますが、まったく関係無いっちゃ関係無いっス(^Д^;
と言うのも、ゲームそのもののコンセプトが違いシステムも別物と言うだけで無く、キャラクターが
小説版のキャラクターたちで、ラプラスの事件も触りだけに止まるので、ラプラスを知らなくても問題無いからです。
もしかしたら、後発の
X68000版コンシューマーの移植版などには、小説版のキャラクターたちも出演しているかも知れませんが、オリジナル版には草壁健一郎しか出て来ません。
だから、今回
パラケルススを遊ぶ為にラプラスから遊びしましたが、いきなりパラケルススからでも何も問題無かったな(^^;

さて、内容の方ですが、
ラプラスは「Wizardry」タイプの3Dダンジョン探索系でしたが、パラケルスステーブルトークRPGタイプです。
システムは完全に、
TRPGのルールブックであるゴーストハンターRPGと一緒。
雑魚を倒しても経験値は入らず、シナリオクリア時に経験値を獲得します。
ラプラスでは、パーティーメンバー全員を自作しましたが、今回は主人公のみ自作して、残りのメンバーは小説版の主人公たちになります。
PCの分身である主人公は、彼らと共にウェザートップ館から生還した1人と言う体です。
3Dダンジョンはありますが、街中での探索の過程で、一部建物や洞窟などで3Dダンジョンを探索するだけで、ニューカムの街以外は全て3Dダンジョンだった
ラプラスとはまるで違います。
写真を撮ってお金を稼ぐ要素も無くなりましたし、ラフィックの向上もあって、言わなきゃ同じゴーストハンターシリーズだと気付かないレベル(^^;

TRPGゴーストハンターRPGは、自分がゲームマスターをする時に好んで使ったルールブックの1つで、それを忠実に再現するのがコンセプトになっているので、完成度は高いです。
TRPGの再現なので、シナリオもラプラスみたいに訳判らない感じじゃ無いし、見た目も良くなったから一見してかなりの進化を果たした様に見えます。
じゃあ、より面白くなったのかと言えば……
正直、ラプラスの方が面白かったです(^Д^;

TRPGの再現にこだわったのは良いんですが、やはりコンピューターRPGTRPGは別物です。
そのまま
CRPGに移行しただけでは、良さは再現出来ません。
まず、全てのロールを自動化しているのが頂け無い。
その分さくさく進行しますが、やはり一々自分でサイコロ振るから楽しい訳で(^^;
仲間と話し合って進める訳でも無いし、ゲームマスターが臨機応変にアドリブしてくれる訳でも無いし、ただそれっぽい雰囲気ってだけです。
ソードワールドPCでは気になら無かったんですが、ファンタジーホラーでは少々勝手が違うのかな?

ダンジョンRPGとして相応の魅力を発揮したラプラスに比べて、欠点は少なく魅力も少なく、結果平凡な作りになってしまった感じです。
特に理不尽な謎解きも、強過ぎて勝てない敵が出て来る様なバランスの悪さもありませんが、
TRPGほどの自由度も無いからパラケルススらしさの部分にパンチが足りない。
以前遊んだ「
クーデルカ)」の続編シャドウ ハーツ)」も、完成度は高いしゲームとしては面白かったっけど、「クーデルカ」ほどの魅力は無かったなぁ。
完成度が上がる事が、そのまま面白さに繋がるとは限りませんね。

てな訳で、本命だった
パラケルススですが、期待していたほど面白くありませんでした(^^;
クリアに失敗、最終盤は不条理、だけど、
ラプラスの方が好きっス(^Д^;
プラスであれマイナスであれ、絶対値が高い方が、断然印象深く心に刻まれますね。
いえ、
パラケルススだって、別につまらない訳じゃ無いんですけどね。
多くの積みゲーの中から、満を持して遊ぶだけの価値があったかは疑問ってだけで(爆)

(ブロ
の方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★☆☆(3/5)





20`02/06(木) -21:31-

先日、
PC-9801ラプラスの魔」のクリアに失敗しましたorz

ホラー3DダンジョンRPG.

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簡単な内容説明

ゴーストハンターシリーズ第1作目である、ダンジョン探索型ホラーRPG.

192X年、アメリカ・マサチューセッツ州ニューカムの街で、
子供の惨殺事件が発生。
現場は、幽霊屋敷として有名なウェザートップ館で、
警察の懸命な捜査にもかかわらず、解決には至らず。
いつしか人々の関心は薄れて行った。

しかし、全ての人間が事件を忘れた訳では無かった。
被害者遺族に依頼された探偵や、スクープを狙う新聞記者、
奇怪な事件内容に魅せられたオカルト関係者など、
多くの者が街を、いや館を訪れ続ける事となる。
果たして、その中から事件の真相に辿り着ける者は現れるのだろうか……

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と言う事で、今回またしてもレトロゲームのクリアに失敗しました(-∀-;
自力クリアに失敗、では無く、攻略情報を参照したにもかかわらず、クリア出来ませんでしたorz

今回挑戦の「
ラプラスの魔」は、昔何度かクリアしたはずだし、1、2箇所つまずく事はあったけど、比較的簡単にクリア出来た覚えがありました。
当時楽しんで、しかし続編「
パラケルススの魔剣」はハードの兼ね合いから未プレイのままだったので、いつか遊びたいとずっと思い続けていました。
でも、遊ぶなら前作である
ラプラスから遊びさないとな、と思って、長らく実現しないまま。
ようやく今回、
パラケルススの為にラプラスを始めたんですが、最初は2〜3週間でさくっと終わると思っていたら、あんまりにも難易度高くて謎解きの要領も得なくて、何か月も掛かった挙句自力で進めなくなり、しばらく悩んで仕方無いからと攻略情報を参照するもクリアならず……無念orz

さて、内容ですが、黎明期の
パソコンRPGで、「Wizardry」タイプの3Dダンジョン探索系で、世界観は「クトゥルフの呼び声」をベースにしています。
特徴的なのが、敵の
写真を撮って、それを売ってお金を稼ぐシステム。
一応、敵が落としたりダンジョン内で拾ったアイテムを売る事でもお金は手に入りますが、大した額にはなりません。
高額で売れる
写真(敵の種類により金額が変わる)を撮ってお金を稼ぐのが基本になります。

Wiz.タイプとは言え世界観がクトゥルフなので、基本戦闘はツラいです。
知らない人に説明すると、
クトゥルフは元がホラー小説で、怪異と人間が戦うと言うより、怪異に出遭った人が狂気に侵される過程を描く世界観です。
上位の怪異には、決して人間は勝てません。
英雄が敵を倒し姫を助ける様な、
ヒロイックファンタジーとはまったく異なります。

その為、ダンジョン内の仕掛けも、単に恐怖演出だけが目的のイベントがそこかしこにあり、それらが攻略に必要だけど未解決なのか、恐怖演出だけで攻略に意味無いのか、いまいち判然としません(^^;
その所為で、詰まった後も未達成なあれこれが残り、どれが先に進む為に本当に必要な要素なのか、判断が付きませんでした(-Д-;
この辺も、難易度上昇の一因。

とは言え、本質的な難しさは別にあります。
戦闘バランスは、戦闘主体のゲームでは無いので別に良いです。
ただ、各キャラ8つまでしかアイテムが持てず、武器と防具と弾薬、機械ならバッテリー、回復用に医療箱、護符を持った上で、探索してキーアイテムも回収しなければならないので、アイテム管理が大変。
弾薬等を必要最低限しか持ち歩けないから、強くなっても継戦能力が低いので、1度に探索出来る範囲も狭くなります。

探索そのものも、まずマップが表示されません。
昔のゲームでは多いですが、必要とあらば自分でマッピン
します。
それ自体は、昔のゲームの楽しみ方のひとつですが、
ラプラスでは方位も表示されません。
一応、コンパスと言うアイテムがあるので、コンパスを使えば方位と北に何歩東に何歩と
位置情報が判りますが、一々アイテムとして使用しなければならず、回転床の上で使うと移動画面に戻った途端また回転します(^Д^;
そして、何度か使っていると壊れますorz

あとは、今のゲームなら何かある場所はそれと判りやすいモノですが、
ラプラスでは何も無いただの壁に秘密の扉などがふんだんに隠されており、ある程度闇雲に方々調べ回る必要があります。
まぁ、自分でマップを描けば予想も付けやすくなるでしょうが、
正直ここまで秘密の扉だらけだとは思っていなかったので、最初の頃は秘密の扉に気付かずに行き詰まる事もありました。
それくらい、だらけです(^^;

今回、面倒臭いから基本脳内マップで遊んだ事もあり、かなり苦労しました。
そこは自業自得ですが、
他機種版の画像なんか見ると、画面上に方位表示はあったりするので、オリジナルは遊ぶ環境が整備し切れていないのも事実だと思います。
ドラゴンクエストで「話す北」とかだったのがUでキャラに向きが付いてただの話すになった様に、黎明期故の未完成度がそこここに見られます。
まぁ、それもそのはずで、どうやら
安田均が初めて作ったコンピューターゲームが、ラプラスだった様です。
ラプラスでの経験を活かし、後発の他機種版やコンシューマーへの移植版なんかは、どんどん変わって行ったみたいですね。

そう、自分が昔遊んでクリアしたのは、多分
コンシューマー版です(^^;
最初の館から脱出する方法からして、記憶と違うんだもの(^Д^;
つまり、このオリジナルの
ラプラスは、ほぼ初挑戦に等しかったんだなぁ。
基本的な進め方は変わらないけど、こんなに難しく無かったよ、絶対(^ω^;

で、苦労しながら何とか自力で進めていましたが、あとこの扉をくぐって少し歩けば
ラスボス、って扉が開けられずorz
未達成のイベントが関係しているんじゃないかと勘違いしたり、答えを知ってから読めば意味解るけど知らないで読むと勘違いする紛らわしいヒントに翻弄されたりして、数か月粘った上断腸の思いで断念(TДT)
攻略情報を参照してしまいましたが、扉を開ける為のキーワードに関しては、運が良ければ気付けたかも知れないので、これは不条理とは呼べず。
しかし、キーワードが判っただけでは駄目で、もうひとつの方は答えを知らずに気付くのはほぼ不可能だと思います(-ω-;
その上、
ラスボスの能力も滅茶苦茶偏った設定になっていて、ここまで探索メインで進めて来たパーティーでは多分絶対倒せません。
攻略情報を参照して、必要なアイテムを確保して(ノーヒント)、
ラスボス戦用パーティーを編制すれば充分勝てる様ですが……ここまで苦労を共にして来たメンバーは何だったのか、と(^Д^;
エンディン
を見るのが目的では無く、クリアするのが目的なので、ラスボスで投げました。

最後こそ不条理でしたが、だからと言ってつまらないかと言われればそんな事はありませんでした(^∀^;
独特の雰囲気、いつまでも続く緊張感、自分でマップを書かなければいけない不自由さなど、難易度も含めてやり甲斐があると言えます。
今、本命の
パラケルススをプレイ中ですが、遊びやすくなって難易度も低くて、正直物足りません(^ω^;
やはり、粗削りな中にこそある強烈な魅力ってのは、完成度が上がる事で犠牲になりがちですね。
素直に褒める事は出来ないし、最後が不条理ですけど、“素直に評価出来ないが、無視出来ないほど強烈な個性を持ったゲーム”と言う本来のクソゲーの定義に、ぴったりハマる怪作と言えるでしょう。

まぁ、クリアには失敗したし、最後が不条理だから、まったくおすすめは出来ませんけどね(^Д^;
多分、後発の
X68000版は改善されているだろうし、コンシューマー版は別物と呼ぶのが相応しいほど違うので、最高の雰囲気だけ別機種版で堪能して頂きたいw
間違っても、オリジナルの
ラプラスは遊ばないで下さい。
どうしても遊びたいマニアは、自己責任で(^∀^;

(ブロ
の方に頂いたコメント())


個人的評価(クリアしていないけど)
★★★★☆(4/5)




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