22`06/07(火) -21:26- 先日、Xbox 360「BIOSHOCK」をクリアしました。
と言う事で、今回はFPSアクションガンシューで、成長要素があるので一応RPGでもある「BIOSHOCK」です。 面白そうだったので、かなり以前に購入していたものの、キャラメイクが出来る訳では無いしオープンワールド系でも無いので、遊ぶ候補にならずに来ました。 「Thief(▲)」に物足りなさを感じたので、FPS系統のゲームとして今回ようやく遊びましたが、評判通りとても面白かったので、もっと早く遊べば良かった(^∀^; 唯一評判と違ったのは、酔いやすさ。 弾薬も限られ近接戦闘が多いので、酔う人は酔う、と聞き及んでいたんですが、一切酔いませんでした。 弾薬も結構簡単に手に入るので、近接戦闘メインなのは序盤だけだったし、実際に遊んでみないと判らないものですね。 さて、詳しい内容の方ですが、FPSアクションガンシューRPGと言った風情で、鈍器、銃器だけで無く、プラスミドと言う遺伝子操作で身に付く超能力が使え、トニックと言うパッシブ(常時発動)のスキルみたいなものも装備出来ます。 HPの他にプラスミド発動に必要なEVEと言うMPみたいなものがあり、HP、EVEそれぞれ回復用アイテムを9つまで持ち歩けます。 経験値やレベルはありません。 ADAMと言うプラスミドやトニック購入に必要なものがあり、それを稼いで強化して行きます。 ただ、ADAMは特別な方法でしか手に入りません。 武器の類はシナリオ進行で入手しますが、回復用アイテムや弾薬は$で購入し、$は敵が落としたり拾ったり。 クラフトマシンを使い、集めた材料で自作も出来ます。 他に、セキュリティボットやカメラ、金庫、販売機などを、ハッキングする要素もあります。 ちょっとしたアクションパズルゲームになっていますが、ハッキング用途のトニックを装備する事で難易度を落とせるし、オートハッカーと言うアイテムを使ったり$を消費する事で自動成功させる事も可能なので、そこまで難しくはありませんね。 世界観としては、1950〜1960年代のアメリカ的で、本来よりも科学技術だけ偏った発展をしていて、舞台となる海底都市ラプチャーは、多分現代の技術でも再現は難しいレベルの海底都市。 世界各国の法律に縛られず、自由に科学技術の研究に勤しもうと言う発想の基に作られたラプチャーでは、ADAMの発見によりプラスミドやトニックを獲得した超人=スプライサーたちが誕生。 しかし、スプライサーたちは人格に異常を来す傾向にあり、ラプチャーは決して廃墟化していないんですが、ヒャッハーたちが襲って来る世紀末世界と同様の危険度(^^; まともな会話が出来るNPCは、数少ないです。 ローカライズは完璧で、日本語音声に日本語字幕を付けられるので、戦闘中に会話が発生しても無問題。 無線で会話した部分はログとして保存され、暗証番号なんかが含まれるものはテキストとして読み返す事も出来ます。 こう言う仕様は、本当にありがたい。 マップ内を探索して行く形ですが、シナリオ的には一本道で、次の目的が判りやすく提示されます。 その点では自由度は低く、今行ける範囲をひと通り回れば進むのは簡単。 ほんの少しだけ、頭を使わないと行けない場所、手に入らないアイテムなどありますが、大概はその時点で解決法があるので、ステージ間を行ったり来たりさせられる事はありません。 攻略の中で一番難関だったのは、ADAMの獲得ですね。 敵の中に、ゴツい潜水服に身を固めたようなビッグダディと言う奴がいて、こいつがリトルシスターと言う女の子を連れている事があるんですが、このリトルシスターからADAMを獲得します。 各ステージに存在するリトルシスターの数は決まっていて、仮にそのステージのリトルシスター数が3人なら、3人確保した後はそのステージではもう出て来ません(バグだと思うが、最初のステージだけリトルシスター数は2人だったのに、3人いたけども(^^;)。 このリトルシスターも遺伝子操作されていて、スプライサーの死体からADAMを採集する役割を担っています。 ビッグダディは、リトルシスターのガードマンとして作られた存在なので、リトルシスターの側には必ず1体います。 こいつの攻撃力、HPがめっさ高くて、簡単に倒せないどころか殺されないだけでもひと苦労。 こちらから手出しさえしなければ襲っては来ませんが、こいつを倒さなければリトルシスターを確保出来ず、ADAMも稼げません。 中盤以降、こちらの戦力も整ってしまえば、そこまで苦戦しなくなりますが、序盤のステージでも彼らはいて、倒さなければADAMが溜まらないから強くもなれない。 何とか無理矢理にでも倒す手段を講じなければならないのが、このゲーム一番の難所でしたね。 ちなみに、リトルシスターからADAMを獲得する際、彼女たちからADAMを根こそぎ奪って殺すか、獲得ADAM量は少なくなりますが殺さずに助けるか、選択する事になります。 さすがに殺すのは忍びないので助けましたが、それにより獲得ADAM量は減ります。 ただ、彼女たちを作ったDr.テネンバウムがコンタクトを取って来て、助けてくれたお礼をくれます。 どちらの方が得なのかは判りませんが、結果的に助けてもそれなりのADAMは獲得可能です。 多分、エンディング内容には関係して来ると思います。 ゲームとしては、とても面白かったです。 序盤こそビッグダディの強さは異常ですが、難易度はそんなに高く無いし(NORMALでプレイ)。 ただ、多分リトルシスターの扱いで分岐はあるけど基本的には一本道、プラスミドやトニックもある程度使うものは限られ成長の自由度は高く無い、対ビッグダディなんかも踏まえ色々引き継いでのNewGamaを期待したけど引き継ぎプレイは無し。 と言う事で、結局1周クリアして終了しました。 その1周はとても楽しかったものの、エンディングは淡白な内容で、且つスタッフロール無しのブツ切り。 残念ながら、クリア後感は良く無かった(^Д^; と言う訳で、とても面白かった、ローカライズ完璧、でもやり込み、引き継ぎは無し、洋ゲーあるあるの手抜きエンディング、とプラスもマイナスもあったので満点とは行きません。 しかし、エンディングを除けば、マイナス要素はもっとこうして欲しかったと言うだけの話なので、ゲームとしては間違い無く傑作。 是非にとおすすめですヽ(^∀^)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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