18`08/26(日) -23:15- 「SKYRIM(▲)」からの流れで再プレイしていた、「OBLIVION(▲)」をクリアしました。 SKYRIMを遊んでいると、どうしてもOBLIVIONが遊びたくなる。 と言う事で、SKYRIMの4キャラ目プランでOBLIVIONを再プレイ。 まぁ、結果的にはプラン通りのキャラにはならなかったけど(^^; 始めに、難易度について。 OBLIVIONでは、難易度は100メモリのスクロールバーになっていて、デフォルトは50。 今まで難易度50でしか遊んでいなかったけど、SKYRIMの難易度HARDは少しも難しくなったと感じなかったし、最高難易度Legendaryは常軌を逸してはいたが何とかなったし強くなると最終的にはヌルかったので、思い切って難易度100で始めました。 えぇ、もちろん大失敗です(^Д^; 難易度は多分、上げると敵から受けるダメージが増え、こちらの与えるダメージが減る手抜き難易度です。 で、難易度100だと、最弱のネズミを1対1で倒すのがやっと。 チュートリアルの最初の戦闘は、そのネズミ2匹との戦いですorz ま、天賦の極術使ったり運も味方に付けたりして数回殺された後何とか倒しましたが、次に現れるゾンビは無理です(^^; 幸い、柱の陰に隠れればやり過ごせるのでスルーして、ネズミとは必ず1対1で戦う様にして進みましたが、次の関門はゴブリン。 最初のゴブリンは背中を向けているので、隠密でやり過ごせます。 しかし、2匹目以降は見付からずにやり過ごせないので、何とか倒さなくてはなりません。 そこで、背中を向けているゴブリンに一気に全戦力を傾けて挑んでみましたが、うん、絶対勝てない(^Д^; って事で、仕方ないので難易度100はここで断念しました。 後で気付いたんですが、取り敢えずオークなどの近接戦闘向き種族にしてチュートリアルに挑み、本編開始直前に本来の種族等に修正すれば、難易度100のチュートリアル攻略も可能だったかも。 ですが、難易度を下げて良かったです。 本編のいくつかのクエストは、どんなに強くしても絶対難易度100ではクリア不可能だと思います。 50がデフォなのでNORMAL相当、100が最高なのでVERY HARDと考えて、HARD相当の75にしました。 すると、ネズミ楽勝、ゾンビも倒せて、1対1ならゴブリンにも勝てました。 うん、難易度100マジキチw まぁ、比較対象が100だった所為で楽になったと錯覚しましたが、実は75も相当非道いバランスです(^^; だけど、100より楽になって進める様になり、難易度75でチュートリアルをクリアしてしまったもんだから、本編は難易度75でクリアまで遊んでしまいました。 本当に苦しかったです(-ω-) OBLIVIONは、本当に褒められたもんじゃないシステムなので、プレイヤーの腕で何とか出来る要素は少ない。 そして、ダメージが増減する手抜き難易度だから、難易度75はグレードが上がった敵の攻撃が文字通り死ぬほど痛い。 敵が上って来られない場所に退避してこちらが一方的に攻撃する、などの、ゲームだからこその不備を突いてようやく戦えるレベル。 だから、断言する。 OBLIVIONは、難易度上げちゃ駄目。 難しい事がやり応えに繋がらないゲームなので、難易度上げても面白さを阻害するだけ。 OBLIVIONは、難易度50で遊ぶべしヽ(`Д´)ノ さて、今回のキャラは、ブレトン(♀)の重装戦士。 小柄なのに重装鎧に身を包んだ、一般的なファンタジーで言うとドワーフ(♀)みたいなイメージ(^^; 特殊な魔法戦士で、普段は手ぶら、戦闘時に魔法の武器を召喚する、と言うプランでした。 が、SKYRIMでは簡単に入手出来た魔法の両手斧の召喚魔法が、OBLIVIONには存在しなかったorz 一応、片手武器の召喚魔法ならあるんですが、今回は両手斧と決めてプレイしていたし、プレイ中は中々手に入らないな、とは思っても、ないとは思っていなかったので(-ω-; で、難易度75の所為で序盤〜中盤、いや終盤まで、間違っても正面から殴り合って勝てるほど重装戦士ってのは強くないので、結局普通にデイドラを召喚して、デイドラだけに戦わせたり、盾代わりにして敵の背後から殴ったり、自分が盾役になってデイドラに攻撃させたりする召喚戦士となりました(^Д^; OBLIVIONは基本的に、PCの攻撃力が低いのか、敵の体力が多過ぎるのか、殴っても殴っても敵が死なないゲームです。 戦闘が長引けばそれだけ攻撃を喰らうので、ダメージアップの難易度上昇は致命的です。 両手武器を使ってすら、普通の敵なら50回位、ゾンビだったら100回以上叩いてやっと倒せる感じ。 だから、両手斧装備の重装戦士なんて、まったく強くありません。 難易度が上がっても、NPC同士なら普通にダメージが通る様なので、自分が殴るよりデイドラに殴らせる方が早く倒せるから、ただの戦士ではなく召喚戦士だったのは不幸中の幸いでした。 仮に、魔法の両手斧の召喚魔法があったなら、もっと苦戦していた事でしょう(^^; 何と言っても、OBLIVIONの付呪はSKYRIMほど万能ではないので、戦闘力強化は微々たるもの。 最強装備を自作した程度では、まったく強敵に太刀打ち出来ないのです。 結論として、やはりOBLIVIONは不可視100%以上のパーフェクトステルスでしか、強くなれないって事ですね。 不可視100%以上達成の為には、付呪は効果的。 デイドラの秘宝にも不可視アップは結構あるし、実は不可視100%以上の達成って、強いキャラを育てるより簡単な作業なんだよね(^^; だから、余計OBLIVIONのシステムでのキャラ育成って、やり甲斐ないよなぁ。 まぁ、他人の夢の中の世界とか、一部自力でしか攻略出来ないクエストもあるけど。 そのクエスト、難易度75での最難関だったorz ミノタウロスx2との戦闘で、一撃殴って反撃をかわせたらセーブ、喰らったらロード、って作業を、セーブ回数100数十回費やしてようやく倒せた。 このクエストだけは、絶対難易度100ではクリア出来んわヽ(`Д´)ノ とまぁ、そんな苦行の末難易度75でクリアしましたが、今回プレイしたクエストは闘技場、魔術師ギルド、戦士ギルド、九大神の騎士、そしてメインクエストです。 キャラが盗賊系ではなく、隠密系の能力皆無なので、盗賊ギルドと闇の一党はプレイせず。 シヴァリング・アイルズは、独立マップだけあってボリュームが多く、このキャラが弱くて難易度75でツラい状態で遊ぶ気になれず(^^; ゲーム内書籍も、SKYRIMで読んだばかりの物は読み飛ばしたので、結果150時間程度で終わりました。 この先何度遊び直しても結局不可視100%キャラになっちゃいそうだけど、この程度の拘束時間なら短い方だな。 システム的には問題あるけど、やっぱり雰囲気が最高だから、いつか盗賊系で盗賊ギルド、闇の一党、シヴァリング・アイルズももう一度遊びたいな。 そう! システム的には、思っていた通りかなり非道かったんですが、それでもSKYRIMよりOBLIVIONだわぁ(^∀^; 勘違いや記憶の美化なんかじゃなく、この最高の雰囲気が堪能出来るから、どっちがより好きかとなったら結局OBLIVIONやわぁ♪ 淡白ながらもエンディング相当のムービーや演出もあり、ついに終わった〜、って言う達成感もあるし(SKYRIMよりは、ってレベルだが(^^;)。 アクション性低い、システムにも問題多し、日本語吹き替えもなし。 確実に、SKYRIMの方が完成度は高く、ゲームとして面白いです。 が、断然OBLIVIONの方が、魅力的な世界です。 OBLIVIONの方が好きです。 個人的歴代No.1オープンワールド系アクションRPGはOBLIVIONで、No.2兼おすすめNo.1は「Kingdoms of Amalur:Reckoning(▲)」で間違いなかったです。 SKYRIMの暫定3位タイは、これにて確定(^^; 最高の雰囲気、世界観を堪能したければ、OBLIVIONを是非ヽ(`Д´)ノ 最高に面白いオープンワールド系アクションRPGが遊びたければ、レコニングを是非ヽ(`Д´)ノ 次点で、SKYRIMもよろしく(^∀^; (ブログの方に頂いたコメント(▲))
18`08/14(火) -23:10- 今日は、小説「吸血鬼ハンター」シリーズを最新刊(吸血鬼ハンター33「D-呪羅鬼飛行」)まで読み終えたので、シリーズの感想です。
と言う事で、今回はSFでありゴジックホラーでもある吸血鬼ハンターシリーズです。 以前、ゴクドーくん漫遊記(▲)を読み終わってすぐ読み始めたのに、3年以上掛かってしまいました(^^; 読むのが遅く、1日1章しか読み進められないのも原因ですが、途中でつまらなくなって来て結構後回しにする事が多かったのも原因です(^Д^; えぇ、個人的には好きな作品ですが、途中からつまらなくなりますorz 理由はいくつかありますが、まず作者菊地秀行の文章。 人気作家ですから、前提として文章は下手ではありません、が、自分は好きじゃないです(-ω-) 読んでいて面白い文体ではないし、普段目にしない単語も多く使われていて、難しい事を難しく書く人です(難しい事を判り易く伝えるのが本当の賢さ、と言う言葉がありまして……)。 貴族の眼の光を血光など、独自の造語も多い(意味は分かるけど)。 それから、貴族の超科学などを表現するに際し、良く判らないものを良く判らない表現、想像も付かないものを想像出来ない表現、で表します。 ……解らなくはないけど、小説なんだから読者に伝わる表現、想像出来る表現で、良く判らないものや想像も付かないものを表してくれないと(^^; そして、話を盛り上げるのは上手いのですが、まとめるのは下手です(^Д^; シリーズ途中から、数巻にまたがる長編が増えるのですが、1、2、3巻と盛り上がるのに、最終巻がつまらないorz 風呂敷の広げ方は上手いのに、畳み方は下手。 その所為で、長編が増えた辺りからつまらなくなって行き、短編主体になった最近の作品はまた面白くなって来ました(^ω^; 吸血鬼ハンター8「D-薔薇姫」までは間違いなく傑作シリーズで、全4巻の吸血鬼ハンター9「D-蒼白き堕天使」から様子がおかしくなりました。 それでも、まぁ、最終巻以外は面白いし(もっと言うなら、最終巻の最終章以外は面白い(爆))、吸血鬼ハンター13「D-邪神砦」以降は短編中心で、少しずつ面白さを取り戻して行ったので、シリーズ全体で考えればつまらないって事はないです。 とは言え、やはり諸手を挙げて面白いと言えるほどではなく、その上で傑作と言える最たるものは、雰囲気の良さですね。 ゴシックホラーをバックボーンに、SFと西部劇を足した世界観で、主人公が無表情なのに反し、その他の登場人物たちが実に人間的で個性に富んでいます。 もちろん、主人公Dも魅力的ですが、個々のエピソード限りの登場人物たちの生き様、人間模様、貴族たちも同様の人間臭さが、時に重厚、時に親近感のある物語として展開します。 その中心となるDですが、絶世の美丈夫であり最強の剣士。 貴族と人間の間に生まれたダンピールであり、その身体能力は並みの貴族をも凌ぎます。 読み進めて行くとただのダンピールではない事も判りますが、とにかくその美貌と強さは誰よりも優れているのです。 しかし、並みの貴族を凌ぐ不死身性を持ってはいても、決して死なない、負けない訳ではありません。 そこは、敵も然る者、時に傷付き倒れます。 そんな時、彼の左手に宿る者が、神秘の力を発揮します。 そう、Dの左手には、別の何かが寄生しているのです。 この寄生体が、Dとは違っておしゃべり好き。 主人公は無口でも、彼が話を進めたりする(^^; この奇妙なコンビが魅力的で、且つ延々明かされる事のない謎の存在であり続けるのもまた魅力。 このコンビでなきゃ読む気しないので、Dのいない吸血鬼ハンターには興味なし(^∀^; そして、敵となる、時に味方となる貴族たちも、それぞれ個性的で魅力的。 不死身の存在で超常の者、と言うだけでそもそも魅力的だが、実に人間臭いところも良い。 まぁ、出て来る貴族、出て来る貴族、皆特別な貴族にしたがるから、太陽の下を歩ける貴族、流れ水を恐れない貴族、心臓に杭を打ち込まれても滅びない貴族が多過ぎるけど(^Д^; さらに、そんな貴族に振り回される人間たちも、過酷な辺境に生きる逞しさを持つ魅力的な人々だ。 その生き様、死に様は、見事であり愉快であり誇り高いものなので、時にDに微笑を浮かべさせる事がある。 まぁ、これも、そんな素敵な人間たちがたくさんいるもんで、最近はDが微笑むのも定番になってしまった感があるが(^ω^; で、欠点として、作者が良く設定を忘れる事があるんですが、例えば人間のDNAには貴族の致命的な弱点を忘却すると言う刷り込みがなされています。 何かの拍子に、貴族が十字架を恐れるところを目撃しても、次の瞬間にはその十字架が何だったのか覚えていないのです。 最初は、ニンニクも同様に忘れる事になっていました。 しかし、少し巻が進むと、ニンニクエキスの液体を持ち歩くのは、貴族除けとして辺境の常識、とか書いちゃいます(^Д^; (作中、今が何年なのかの表記がないので、もしかしたら数年、数十年ではなく、数百年、数千年経過していて、辺境の常識が変わった可能性はある。) それくらい設定にはいい加減なところがあるんですが、戦闘などにもそれは言えます。 先述した様に、菊池さんの文章は良く判らないものを良く判らない表現で表すので、何となくふわっとしか理解出来ません(^^; ですが、ある意味それが雰囲気で察する、雰囲気で楽しむ、って言う、本作の色なんじゃないかと思うのです。 そのふわっとした感じで読み進める中で、魅力的な登場人物たちが人間臭いドラマを展開し、壮絶で本当に想像も付かない戦いを繰り広げる(^^; その全体的な雰囲気が、良いんです。 ま、オチは納得行かない事が多いけど(爆) てな訳で、総合的には批判めいた事しか言っていない様に見えるかも知れませんが、雰囲気がめっさ良くてオチ以外は大概面白いので、個人的には好きです(^^; 少なくとも、これからも新刊が出る度に買って読みます。 まぁ、菊池さんの文章は好きじゃないから、アニメは好きな魔界都市〈新宿〉を始めとした他の作品を読む気はないけどね(^ω^; 取り敢えず、吸血鬼ハンター8「D-薔薇姫」で初めて違和感を覚えたので、確実におすすめ出来るのは外伝(短編集)の「D-昏い夜想曲(ノクターン)」までだけど、そこまでの序盤の吸血鬼ハンターはマジ最高ヽ(^∀^)ノ その後失速して行くのも確実なので、つまらないと思い出したら止めても致し方なし(^^; それでも、他にはない強烈な魅力と個性を持った作品なので、是非一度読んでみて頂きたいですね。
18`08/08(水) -21:16- BD+DVDを購入し、DVDで「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」を観ました。
と言う事で、今回は多分有名な映画ジュマンジの最新作を観た感想です。 一応、前作も昔観ました。 面白かったし好きですけど、特に思い入れがある訳でもないです(^^; 姉妹作であるザスーラは、DVDは買ったけど観ていないし(^ω^; では何故今作は観たのか、と言えば、主演が元(?)WWEスーパースター、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンだから(^∀^; ま、ロックの現役時代は観ていないし、ロック出演作なら何でも観ると言うほどのファンではないんですが、何本か観た限り(▲)俳優ドウェイン・ジョンソンは好きです。 確かにセクシーだし、スーパースターらしく存在感に溢れていますね。 ジュマンジもロックも大好きとまでは言えないけれど、好きx好きなので今作は興味をそそられました。 ゲームは大好きだし(^^) さて、内容の方ですが、今回はボードゲームではなく、TVゲームの中に引き込まれる形です。 そこで、引き込まれた高校生たちは、ゲームキャラになってゲームを進めて行きます。 ステータスもキャラのもの、見た目もキャラのものになります。 主人公格のオタク少年は、ムキムキのマッスルマンであるロックになります(^^; なので、いつものセクシーなワイルドダンディではなく、強いけど気の弱い役どころで、ユニークなロック様が見られます。 他には、中身が「スマホを手放せない恋愛至上主義的な女子高生」の中年デブ親父が、良い味出していました(^^; そして、ゲーム内容は、ジャングルの奥地に秘宝を戻しに行くアクションゲーム。 ステージを1つ1つクリアして行くタイプで、各キャラのライフは3つ。 カバに喰われる、断崖絶壁から落ちる、と言った普通に死ぬシチュエーション以外に、ケーキが弱点のキャラがケーキを食べたら爆発しました(^Д^; そう言った死亡1回で、ライフが1つ失われます。 これが0になる前にクリアしましょう、と言う内容ですね。 まぁ、選べるキャラが5人いて、各ステージごとに各キャラのスキルが必要になる構成なので、ソロクリアが不可能な無理ゲーですが(爆) 映画としては、とても楽しめました。 特に深いテーマもなく、考えさせられる様な事もない。 頭空っぽで、ただただ楽しめば良い。 問題を抱えていた若者たちが、冒険を通じ成長し、ハッピーエンドを迎える。 作中では誰も死なないし。 最高の娯楽超大作。 ……文言的には批判っぽく見えるかも知れませんが、純粋に褒めています(^^; 正直、心に何かが残るタイプではないから、特別なほど素晴らしいとも言わないが、娯楽映画としてはこれが正解。 下手にクリエイターの虚栄心から小難しいテーマなんぞを挟まれても、せっかくの勢いが死んじゃうし。 だから、これが正解。 単に、正しい娯楽超大作なので、純粋に楽しい気分になりたい時に観るべき、ってだけです。 考えさせられないし感動しないし泣けないけど、笑えて楽しめる最高のエンターテインメント、そう言う事。 と言う訳で、娯楽映画として普通以上に楽しめたし、ロックは良かったし、女子高生中年親父も良かったし(^^; 特に映画ってのは人それぞれ好みが違うけど、より万人におすすめ出来得る傑作映画だと思います。 もちろん、心にグサッと刺さる「特別」はないから満点は付けないけども、2時間拘束されてどんよりした気持ちになるより、2時間拘束されてスカッと爽快に楽しめる方が良いっス(^∀^; この映画ならば、それが叶います。 是非、気軽に観て頂きたいですねヽ(^∀^)ノ
|