18`03/11(日) -21:30- 先日、Xbox 360「ブルードラゴン」をクリアしました。
最近、ゲーム内容こそ面白いが、シナリオや演出、エンディングは淡白な洋ゲーばかり遊んでいたので、久しぶりにストーリィ重視(ムービー過多?(^^;)な日本のRPGらしいRPGが遊びたくなりました。 そこで、発売当初から興味はあったが、当時はXbox 360ユーザーではなかったので遊べず、アニメ版と小畑健の漫画版だけ観て我慢していたこのゲームを、ようやくプレイ。 さて、内容の方ですが、鳥山明がキャラクターデザインな事もあって、「ドラゴンクエスト」みたいなちょっと可愛らしいデザインのモンスターが登場する、ファンタジー系の世界。 そこに、古代魔法王国時代の機械が入り込んで来る、「ファイナルファンタジー」みたいな設定(^^; まぁ、シナリオがFFの坂口博信なんで、正にDQみたいな見た目のFFですw 一番特徴的なのが、影です。 キャラクターたちの魔法の力が、影をモンスターの上半身だけみたいな姿にして現れます。 タイトルであるブルードラゴンとは、主人公シュウの影を表しています。 戦闘は、この影を使って行われます。 システム的には、コマンド選択式のオーソドックスなRPGで、シンボルエンカウントです。 Lv.は経験値で上がり、他にシャドウポイントと言うものがあります。 このSPを溜める事で、影のカテゴリー(他のゲームで言うところのクラスの様なもの)がランクアップして行き、スキルを覚えて行きます。 Lv.とは別の要素でも強くなって行き、覚えたスキルを組み合わせる事でさらに強くなれる感じが、FF Zに似ています。 ですから、自分の最初の印象は「劣化FF Zだな」でした。 この時点では、良い意味で(^^; ストーリィの方は、正直微妙。 と言うのも、先に観たアニメ版の印象が強いからw 実は、ゲーム版とアニメ版は、声優が違うだけでなく、設定やシナリオなどがまったく違い、名前と基本デザインしか共通していません。 例えば、ゲーム版の影に人格はないけど、アニメ版の影には人格があったり。 まぁ、ゲーム版のストーリィ自体は悪いって程じゃないけど、アニメ版は長期作品でかなり作品世界も広がっていたから、ゲーム版に違和感覚えちゃって……いや、ゲーム版の方が原作な訳だけど(^Д^; それに、悪くないとは言ったけど、取り立てて良い訳でもなく、世界滅亡からクリア後の世界のあり方なんかは、自分の趣味にも合わなかった。 ストーリィ重視のRPGがやりたくて始めたけど、パーティメンバーが中々揃わなかったり途中離脱して中々戻って来なかったり、ストーリィが邪魔って思ったりもした(^ω^; 結果、ストーリィ重視のRPGとして、面白いとは思いませんでした。 それでは、成長システムが面白いRPGだったかと言うと、最終的には否。 先述した通り、劣化FF Zとして充分面白いシステムなんですが、それとは別に(個人的には致命的な)欠点がありました。 それは、敵の強さのバランスです。 メインシナリオを遊ぶ際に戦う敵全般弱過ぎ。 隠し要素の敵全般強過ぎ(^Д^; まぁ、後者は最悪良いです。 Lv.99まで上げた上で運も味方に付けないと勝てなかった、最強の王様ウンチくんを倒した時は、結構達成感あったし(^ω^; 前者の方が問題。 中盤以降、中ボスを含めたほとんどの敵が、一度も行動順が回らない内に倒せてしまいましたorz あんまり弱過ぎて、せっかくキャラを強くしても、それを堪能出来ません。 まったく、やり応えがありません。 過去に、名作「ランドストーカー」が大好きだったので、姉妹作「レディストーカー」を遊んだけど、あんまりにも簡単にされ過ぎていてクソつまらなかった経験があります。 自分は、ゲームにやり甲斐を求めているので、ヌル過ぎると楽しめませんね。 反対に、滅茶苦茶難しかった「ランドストーカー」は名作だと思っているし、今回も王様ウンチくん退治は楽しかったし、多少の理不尽さ加減なら難易度が馬鹿高い方が好きですねぇ(^^; 「Ultima W」とか「Wizardry W」クラスだと、さすがに付いて行けませんが(爆) ただ、PS以降のライトユーザーを始め、世のユーザー全てが難しさを楽しめる訳ではないでしょう。 ストーリィ重視のRPGだし、簡単な方が良いと思うユーザーも少なくないかも知れません。 ですから、まったく駄目とは言いません。 俺は駄目だけど。 それから、ボリュームも少なかった。 王様ウンチくんを倒してさえ、100時間行っていない。 600時間以上平気で掛かった「OBLIVION(▲)」はDisk1枚なのに、3枚組のこのゲームは100時間未満。 どんだけムービー容量喰ってんだよw と言う訳で、結果的には劣化FF Zです、悪い意味で(^Д^; 成長システム自体は面白く、バランスさえ取れていれば化けたと思うので、実に残念です。 ゲーム版にはない、影たちのキャラクターも好きだったから、ストーリィもアニメ版の方が好きだし。 結局、鳥山明x坂口博信と言う事で上がったハードルを、見事潜って行きましたw 序盤は傑作に当たったと勘違いしただけに、とてもがっかりです。 ま、ライトユーザーなら楽しめるかも知れないので、むしろ万人におすすめ? もちろん、自分みたいに面白いシステムをやり込みたいゲーマーにはまったくおすすめ出来ないから、素直にFF Zを遊べって話っスわ(^^; (ブログの方に頂いたコメント(▲))
18`03/04(日) -22:35- 先日、Xbox「DEUS EX INVISIBLE WAR」をクリアしました。
と言う事で、Xbox 360版(▲)、Windows版(▲)と来て、今回はXbox版DEUS EXを遊びました。 箱○版とWin版の中間として期待しましたが、ほぼWin版そのまんまでした。 えぇ、つまり、箱○版と比べると、かなり見劣りします(^^; とは言え、充分面白いし出来は良いです。 見た目はほぼWin版と変わりませんが、システムは若干簡略化され、シナリオ分岐は多くなっています。 個人的に一番大きかったのは、コントローラーで操作する事です(^ω^; やっぱり、FPSはコントローラーですよ。 直感的な操作がちゃんと出来ます。 システムの方は、簡略化されたので、光学迷彩とハッキングが同時に取得出来ないなど、自由度が減りました。 ただ、改悪と言うよりも、遊びやすさを優先したんだと思います。 好みは分かれると思いますが、これはこれでありかな、と。 シナリオは、あっちへ付いたりこっちへ付いたり出来ますが、最終的には4陣営のどこに味方するかを選択します。 だから、結局は4パターンに集約するんですが、途中の分岐やサブクエストは豊富で、こちらは自由度が高いです。 1周目が23時間程度でクリアだったので、長さも丁度良いかな。 それから、世界観やシナリオが連続しているので、完全なWin版の続編に当たりますが、完全にリンクしているからむしろWin版が前編、Xbox版が後編と言った風情。 Win版を遊んだ人なら、こちらまで遊んで欲しいですね。 と言う訳で、ほぼWin版と同等ですが、システムや操作性が遊びやすくなっており、シナリオ的にも楽しくなっていて、総合的にほんのちょっとWin版より上かな。 明確な欠点は、高速字幕くらいだな(^^; あぁ、あと、相変わらずエンディングは淡白ですが、Xbox版はエンディングロールもカット(別項目でクレジットの閲覧は可能)。 より「全てのユーザーが観るオープニングは力を入れ、一部のユーザーしか観ないエンディングは手を抜く」を徹底しているね(^Д^; それでも、今回は1周の長さが手頃だった事もあり、2周遊んだくらいゲーム内容は面白かったです。 まぁ、箱○版が飛び切り面白いので、無理してXbox版を遊ぶよりも、先ずは箱○版を遊ぶ事をおすすめしますけどね(^ω^; 自分みたいに、シリーズ制覇したいマニアなら、是非ヽ(`Д´)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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