20`12/14(月) -21:00- 今年の漢字は「密」だそうで……いや、どう考えても「禍」やろorz 「密」なんて、コロナ禍の一部分しか表していないやん(-'-) 新語、流行語大賞の方も、コロナ関連の一部分を分割して複数ノミネートさせた上、コロナ、乃至コロナ禍は無し。 つくづく、世間とは合わんわ。 20`12/12(土) -17:42- 先日、Xbox 360「CRYSIS3」をクリアしました。
と言う事で、ついにCRYSISシリーズ最後の作品を遊びました。 過去のシリーズが素晴らしかっただけに、面白い事は確定済みだったと言って良い本作ですが、と同時に、自分史上最高FPSである「CRYSIS2(▲)」があんまりにも面白過ぎたから、絶対超えられないよな、との思いから、中々遊ぶ気になれず(^^; それでも、遊んでみればやはり面白く、しかし思った通り2は超えられず。 傑作の続編ってのは、難しいですよねぇ(^ω^; さて、詳しい内容の方ですが、CRYSISシリーズ共通のナノスーツと言うハイテクスーツにより超人的な力を発揮する主人公が活躍するFPS。 敵を倒したり拾ったりして、現地調達した武器を駆使して戦って行く辺りは、多くのFPSと一緒。 特徴的なのは、ナノスーツの能力。 バイザーを使って敵の詳細を調べたりマーキングしたり、格闘やジャンプを強化したり、アーマーモードで驚異的な対弾性を獲得したり、光学迷彩によるステルスで隠密したり。 今回は、プレデターボウと言う弓装備が加わり、ステルス状態からの暗殺がやりやすくなっています。 敵は、セフの脅威が去った後の世界を牛耳っている企業CELL。 序盤は、対CELL兵なので、普通のFPS路線。 途中から、やはり生きていたセフ(敵性エイリアン)が参戦し、三つ巴の様相に。 ちなみに、セフの武器も主人公プロフェットは使用可能。 主目標以外に副目標が発生する事もあり、ただ猛然と進攻すると言うよりも、広くフィールドを探索するタイプ。 副目標の多くは、達成すれば希少装備の獲得が可能で、特にナノスーツのアップグレードパーツが重要。 今回は、2のようにナノカタリスト(経験値代わり)を溜めるのでは無く、アップグレードパーツを集める事でナノスーツの強化を行います。 普通に、進行ルート上にもアップグレードパーツは存在しますが、全てのアップグレードを獲得する為には、副目標地点や隠されたアップグレードパーツも必要になります。 ……全てのアップグレードが必要かどうかは、また別の話だけど(^ω^; てな訳で、基本的には2と大体同じ感じです。 しかし、2には及びませんね。 一番蛇足だと感じたのは、アップグレードの最大化です。 3では、アップグレードを必要な個数のパーツを消費する事で獲得した後、各アップグレードごとに設定されたミニミッションをクリアする事で、効果を最大化する事が出来ます。 アーマーの効果をさらに強化したり、ステルスの時間をさらに延ばしたり。 それ自体は、成長要素の進化のようにも思えますが、設定されているミニミッションを達成するのが邪魔臭過ぎる(-ω-) アーマーなんかは、合計10万ダメージ喰らえ、みたいな普通にプレイしていれば自然に達成出来るような条件ですが、中には狙って達成させなけれればならないものもあります。 そう言ったミニミッションを意識するあまり、自由に戦えない状況が続きます。 もちろん、そんなの気にせず遊べる人には関係無いんでしょうが、使いもしないアップグレードまで獲得して、折角だから最大化させようなんて思ってしまう、自分みたいな性格の人間には邪魔臭過ぎるっヽ(`Д´)ノ 事実、使うアップグレードの最大化が終わり、一部達成が難し過ぎる最大化以外は軒並み最大化し終えた2周目中盤以降は、さくさく進んで凄ぇ楽しかった。 単に、アップグレードを獲得するだけの方が、よっぽど良かった。 もしくは、アップグレード自体を2段階方式にして、2段階目に必要な消費パーツを多めにした上で、2周目以降もパーツは同様に配置しておき、周回プレイでより強化させて行くとか。 システムを進化させようと言う試みは良いけど、実際には上手く行かなかった感じ。 それから、セフとハイブマインドで繋がろうとした事で、スーパーチャージと言う無敵状態(+エネルギーが無限に湧いて来るので、セフの武器は弾数減らずに撃ちまくれる)になれるんですが、それを上手く活用する事前提だからか、中ボスやラスボスが無茶な強さになっています(-ω-) 倒せないのでは無く、力押しで倒す事になる。 面白い要素だとは思うんだけど、スーパーチャージを活用すべき場所の攻略はスーパーチャージによる力押し一辺倒になるので、マンネリ化します。 あと、ラスボス戦で一度負けて、ラスボス戦中にオートセーブされたポイントから復帰すると、フリーズするバグが発生orz その状態になった後は確実にフリーズするので、ラスボス戦前からやり直さなければならないが、オートセーブなので基本的にはミッションの頭からやり直し(-ω-; 一気にラスボス倒せれば発症しないし、多分ラスボス戦で負けても必ず発症する訳では無いと思う。 でも、発症したら抜け出せないので、2周目の時はラスボス戦直前のデータをバックアップしてから、ラスボス戦に臨みました。 そして、これは好みの問題ですが、舞台は2と同じニューヨークなんですが、そのNYがジャングル化していて、むしろ1作目+WARHEADのリンシャン島に戻ったみたい。 自分は、コンクリートジャングルのNYが舞台なのが好きだったし、近代的な建物や、身近とは言わないが見知っているNYと言う生活感溢れる場所が戦場になるシチュエーションも好きだったので、2の方が好きですね。 戦場らしい戦場で戦うFPSってのは、CRYSIS以外にもありふれているので。 以上のような点から、1周目ノーマル相当のソルジャーで遊んでいる時は、2だけでは無く、ボリューム不足は否めないがむしろシンプルでFPSらしいFPSとして楽しい1作目+WARHEADの方が面白いんじゃ無いか、とすら思っていました(さすがに、黎明期の本当の1作目「FARCRY(▲)」よりは面白いけど(^^;)。 しかし、余計なアップグレード用ミニミッションも無くなり、粗方ファイルのような回収物も集め終わり、ステージの構成や敵の詳細などが解った上での2周目は、難易度をハード相当のベテランに上げても気にならないくらいさくさく進んで、とても面白かったです。 2周遊んだ結果、2>3>1作目+WARHEADと言う評価になりました。 さすがに、大傑作である2には届きませんね。 その2で気になっていた2点。 今回は、プロフェットがちゃんと喋るので、無口な主人公と言う部分は改善されています。 もう1つ、ファイルのような読み物だから2のコレクションアイテムとは違いますが、音声ファイルであるブラックボックスが2周しても1つだけ見付からなかったので、もう少し見付けやすくして欲しかった。 バイオハザードなんかでもそうですが、読む事でその作品世界をより深く知る事が出来るファイルの類は、労せず自然にコンプリート出来る配置にすべき。 何故こうも、執拗に隠したがるのか(-Д-) そして、そのファイルの内、1つだけ暗号化されたメールがあるんですが、その暗号解読がQTE(クイックタイマーイベント)で、しかも常軌を逸した難易度orz 1つか2つのボタンを押すだけの簡単なQTEですが、それが連続して発生して、4つ目以降はいっぺんに複数発生。 それぞれのQTEの制限時間に違いがあるので、制限時間が短いものを優先的に入力しないと、すぐ失敗してしまいます。 そんな瞬時の判断も必要な連続QTEが、軽く10回以上続く模様。 ……これ、「北斗無双(▲)」の最強敵より難しいやろorz Win.版で遊んでいる人は、キーボードを適当にガチャ押しする事で解読に成功したみたいですが、コントローラーではガチャ押しでも無理。 まぁ、ゲーム進行には一切関係無いので、結局中身は読めずに放置っスわ。 どうせ大した事は書かれていないでしょうけど、ネットで内容の確認も出来なかったし、ちょっともやっとします(-ω-; エンディングロールは、また30分はあるような馬鹿長いクソロールになっていて、しかもロール後に入っているおまけシーンは音割れしていたorz で、そのおまけシーンを、バグの確認の為にもう一度見たかったんですが、そのクソ長いロールをもう一度流さなければならない仕様。 せめて、ロールを飛ばしたらタイトル画面に戻されるのでは無く、そのおまけシーンに飛んでくれるか、ムービー鑑賞モードに登録しろよ(-ω-; 2は、クリア後のエンディングロール廃止と極端でしたが、30分も流されてしかもその先におまけシーン入りと言う3より、マシかも知れんなぁ。 と言う事で、2周目を遊んだ事で評価を見直したものの、やはり2と比べると面白く無いので、2のように最高難易度スーパーソルジャーまでは遊ばず。 それでも、アップグレード最大化や回収物を気にしなければ、かなり楽しいFPSでした(^∀^) 充分おすすめですが、どうせ遊ぶなら2の方が面白いです(^^; 3は、セフとの最終決戦、シリーズ完結編なので、是非2(出来れば、1作目+WARHEAD)から遊んで、そして3も遊んでみて下さい。 CRYSISシリーズは、最高のFPSやヽ(`Д´)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
20`12/03(木) -17:14- 先日、PS2「Fallout:BROTHERHOOD OF STEEL」をクリアしました。
と言う事で、今回はハクスラのFalloutです。 事前情報として、とあるレビューでシステムは「Baldur's Gate:DARK ALLIANCE(▲)」と同じと聞いていたので、そこまで期待はしていませんでした(^Д^; ただ、実際に遊んでみると、一体どこを見てそう思ったのか不思議です(-ω-) もしかしたら、開発会社とかスタッフが共通なのかな? (※一応、画面のレイアウトとか、キャラクターデータをインポートして始めから遊べるところとか、確かに共通項は多いです。) でも、全然似ても似付かないシステムで、こちらは面白かったです(^∀^) いや、ダークアライアンスの方も、D&Dに固執し過ぎてコンピューターRPGとしては問題があるだけで、基本面白いんですが(^^; さて、内容の方ですが、バードビューのアクションRPGで、ハクスラらしく延々戦ってステージを進めながら、経験値を溜めてレベルアップしたり、アイテムを拾って装備を強化して行くのが中心です。 ちゃんとシナリオはありますし、会話にいくつか選択肢もありますが、Fallout3みたいな自由度がある訳では無く、基本一本道です。 少しだけ、ステージを進む為に頭を悩ませる場所もあるので、マップ探索要素はあります。 世界観が、1960年代、70年代の雰囲気のまま科学技術だけ進歩した架空の2077年に、核戦争が起きて世界が滅亡してからおよそ200年と言う変化球で、ロボットや光線銃は出て来てもビジュアルイメージは古き良きアメリカと言うFalloutなので、ダークアライアンスと違い銃器による攻撃が出来ます。 その代わり、魔法は無いし、FalloutにはSFで良くある魔法代わりの超能力の類もありません。 マッドマックスな世界なので、鈍器などの近接武器で攻撃する事も出来て、ガンシューでは無くアクションRPGなので近接攻撃主体、弾数制限がある銃器は取って置きで、他に爆発物があります。 キャラメイクは出来ず、最初は男、女、悪鬼(Fallout3などではグールと表記される、放射能の影響でゾンビのような容姿になり、人間の時の記憶を持ちながら不老になった人たち)の3人から選ぶスタイル。 ゲームを進行させる事で、もう3人隠しキャラが登場しますが、シナリオ(ムービー)やスキルは初期3人の使い回しなので、コスチュームチェンジと大差無し(^^; HPはありますが、力や素早さと言った能力値は無く、キャラの性能差は使用可能武器とスキルの内容ですね。 最初に難易度ノーマルで遊んだナディア(♀)は、HPは普通、重い武器が使用出来ず。 次に難易度ハードで遊んだケイン(悪鬼)は、HPが低く、全ての武器が使用可能。 結局遊びませんでしたが、多分サイラス(♂)が一番強いんでしょうね。 能力値が無いから、肝となるのはスキルなんですが、多少問題があります。 16個(だったと思う)ある内の、12個は全キャラ共通です。 そして、キャラごとに違う残りのスキルも、守護犬とかサド(敵を倒すとHP回復)など、一部は2キャラで被っています。 隠しキャラも、あくまで基本3キャラの使い回しなので同じ。 つまり、スキル差による個性が乏しい。 さらに、1レベル上昇でクリティカル率が+5%、最大5レベルで+25%など、少し能力が上がるスキルが大半で、放射能の子(放射能でHPが回復する、悪鬼専用スキル)のような特徴的なスキルがほとんどありません。 この辺、オープンワールド系であるFallout3などと比べると、やはりハクスラ故戦闘に直結するスキルばかりで面白味に欠けます。 効果も、驚く程与ダメージが増える訳で無し、スキルによる強化よりも装備による強化の方が主と言えます。 で、ダークアライアンスとの大きな違いとして、インポートして引き継げるのが、レベルと経験値、スキルのみとなっています。 そう、スキルだけではそこまで強くなれないのに、装備もお金も引き継げないから、インポートしてもそこまで楽にはならない訳です。 HPもスキルで増やすしか無いので、当該スキルを未獲得であれば、HPも初期値のままになります。 ダークアライアンスでは、2周目で獲得出来る経験値程度では大したレベルアップにならないから、インポートしての繰り返しプレイはあんまり楽しくありませんでしたが、Fallout:BOSでは、スキルだけでは強くなれないのに装備の引き継ぎが無い為、インポートしての2周目に面白味がありません。 結局、どちらもキャラを変えて1からやり直した方が楽しいです。 ちなみに、難易度ハードでは被ダメージが増えるだけでやはり面白味はありませんから、ノーマルがベターだと思います。 途中で、その時点ではクリア難度がかなり高い闘技場クエストがあって、ノーマルでも結構キツかったからハードでは無理なんじゃないかと思いましたが、一応ゲーム的な立ち居振る舞いによって何とかクリア出来たので、ハードでも全クエストクリアは可能です。 でも、それなりにキツかったので、最高難易度で遊ぶ気にはなれませんね。 と、ここまでどちらかと言うと悪い面ばかりになってしまいましたが、それでもダークアライアンスより面白かったんです(^^; こう言っては何ですが、D&Dは古典ファンタジー故、しっかりしている分地味。 ファンキーでおバカなFallout世界の方が、はっちゃけていて楽しい(^∀^; 何より、パーティープレイ前提のD&Dのルールを厳守しようとした結果、ソロプレイの魔法使いが筋力上げて1人で大量のアイテムを所持しなければならないと言う、実際のD&Dでは普通無い状況になってしまいました。 D&Dである事が足枷になっていましたが、Falloutはゲームをより魅力的にしています。 能力値が無くスキルの面白味も不足で装備でしかあんまり強くなれませんが、逆に言えばシステム的にはシンプルで判りやすいとも言えます。 確かに、搦め手のスキルがあったりスキルツリーでバージョンアップさせて行くシステムの方が個人的にはやり込めて好きですが、とにかく敵を倒してレベルを上げて強い武具を揃えて戦いまくる、と言うシンプルさは、ハクスラとして正しい姿でしょう。 ダークアライアンス同様3チャプターしか無いのは多少ボリューム不足ですが、シナリオは悪くありませんでした。 最初は、もう終わりか、ちょっとパッとしないな、と感じたんですが、最終局面が王道展開だったので、何と無く上手く締め括られていて、これはこれで悪く無いな、と。 えぇ、良いとは言わずに悪く無いと言っている時点で、特別素晴らしいとまでは思っていないんですけど(^Д^; ただ、ひとつだけ気に入らなかった点があります。 それは、2Pプレイの仕様です。 一応、このゲームは2Pプレイが出来るんですが、必ず最初から始めなくてはいけません。 途中参加は不可能です。 今のように、ネットで都合が合う時間にインして遊ぶ、なんて事は出来ませんから、直接2人揃って最初から最後まで遊べ、と言う事です。 家族や恋人同士でも、そりゃ難しいやろ(^^; まぁ、それだけなら2Pプレイをしなければ良いだけですが、このゲームには2Pでしか進めない場所が2か所ほどあって、シングルプレイ時とマップは同じだから、シングルプレイだと進めない場所が2つもあると言う事なんです(-ω-) 最初は、NPCでも連れて来なければいけないのかと思って、あっち行ったりこっち行ったりして何とか進めようと苦労しちゃいましたよ(-Д-; まだ、途中参加が可能であれば、その近辺でセーブしておいて2Pを一時的に連れて来ると言う方法も使えたんですが、最初から最後まで通し2Pプレイしないとそこは進めない訳です。 そんな行けない場所が残る所為で、凄くもやっとします。 もちろん、行けたとしても大した物は無いんでしょうけどね。 と言う訳で、どちらかと言うとあんまりハマれないハクスラで、あのダークアライアンスと同じシステムだと聞かされていて、しかしあのFalloutだからと多少は期待してしまった今作<複雑やな(^^; 結果的には、とても面白かったです。 ハクスラに苦手意識があった上で、とても楽しかったですヽ(^∀^)ノ 過去に遊んで面白いと思えたハクスラ「ロードス島戦記 邪神降臨(▲)」には劣るものの、「TOO HUMAN(▲)」並みには面白く、「DUNGEON SIEGE V(▲)」よりは上かな。 で、ダークアライアンスは、さらにその下ね(^^; Falloutとしては、どうしてもFallout3以降のゲームより見劣りするので、Falloutとしてでは無くあくまでハクスラとしておすすめ。 その上でFalloutも好きなら、さらに楽しめると思います。 (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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