20`11/24(火) -18:21- 先日、Win.「ちゅ〜かな雀士 てんほー牌娘 Special(初回限定版)」をクリアしました。
と言う事で、今回はイカサマ麻雀ゲームですw 先頃遊んだ「デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団(▲)」には、ミニゲームとして麻雀が入っていました。 東一局だけの短い対局で、ライドウ(プレイヤー)が鳴海、任意に選んだ仲魔2体と、4人打ち麻雀で戦います。 Top2までで終局すれば、成績に応じてお金が貰えます。 かなり簡単な内容のミニゲームですが、いわゆる本格麻雀です。 麻雀は打てるけど、鳴くと成立しなかったり1翻降格させられる役が覚え切れずに、実戦では面前聴牌前提でしか打てないヘボな俺では、中々勝てないくらいコンピューターは強いし、普段リーチすれば自動で上がり間違って役無しで上がろうとしても上がれないだけでチョンボにならないコンピューター麻雀ばかり打っているんですが、このミニゲームでは試しに適当に鳴くだけ鳴いて上がったらチョンボ喰らいました(^Д^; 自分程度の下手では、爽快感を得られずあんまり楽しくありません。 それでも、久しぶりの麻雀だったので、もう少し麻雀打ちたいなと言う気分になり、しかしやっぱり俺はイカサマ麻雀の方が好きだな、と言う事で、以前買っておいたてんほー牌娘を引っ張り出しました。 元々(今でもデスクトップアクセサリーを使っているくらいの)スーチーパイファンなので、スーチーパイのスタッフが作ったほぼスーチーパイと言う事を知っていたから買ったんですが、スーチーパイの何が良いかって、やっぱり園田健一の描くキャラクターなんですよね。 そのキャラクターが、違うゲームだから全く違うキャラクターになっている、と言うのが引っ掛かって、長らく放置していました。 今回は、スーチーパイが遊びたいと言う動機では無く、あくまでイカサマ麻雀が遊びたいと言う動機だったので、そこらはスルーしてようやく遊んだ次第。 結果、もっと早く遊んでおくべきだったと思う程、良いスーチーパイでした(爆) さて、内容の方ですが、1対1の2人打ち麻雀で(仲間の援護はあるけど(^^;)、リーチしたら必ず1発で上がれる必殺技などがある、イカサマ麻雀です。 基本、ほぼスーチーパイですが、今回は持ち点が対戦格闘ゲームのライフ扱いになっており、上がっても点数分相手のライフを削れるだけで、自分の点数(ライフ)は増えません。 その分、普通の麻雀よりも敵が有利で、後半になるほど敵のライフは増える為、戦いが進むと大きい手や多くの回数上がらなければなりません。 必殺技や仲間の援護技の回数は、上がった後手の強さに応じた回数分スロットゲームに挑戦して増やします。 他に、覚醒ポイントと言うものがあり、スロットゲームでこれを溜めて仲間を覚醒させる事で援護技が使えるようになり、仲間全員を覚醒させるとグッドエンド、覚醒させられないとバッドエンドとなります。 キャラクターと舞台も、スーチーパイとは異なります。 主人公は鈴鈴鈴(リン・リンリンw)と言う自称ちゅ〜かな料理人。 ちなみに、スタッフのコメントによりますと、あくまで中華な(ちゅうか、な)料理人では無く“ちゅ〜かな“料理人(^^; 変身して、皇帝直属特級雀士・てんほー牌娘(ぱいにゃん)となり、イカサマ技や謎の爆発系必殺技を駆使し、敵を麻雀で倒して行きます。 最終的に倒すべき敵は、白面金毛九尾の狐。 傾国の美女に化ける有名な妖怪で、色々なフィクションで白面や九尾として知られていますね。 舞台は明治の日本で、日清戦争の少し前。 侍や忍者、陰陽師にたぬきに狐と、あくまでなんちゃって日本ですが(^ω^; ちなみに、れーこと言うキャラのエンディングに、スーチーパイのユキちゃんがゲスト出演していて、元々スーチーパイの過去の世界である事が示唆されています。 後発の移植版では、正式にスーチーパイのおよそ100年前の話と言う事になったみたいです。 スーチーパイとの違いはもうひとつあって、それは、乳首が出て来ない事です(爆) スーチーパイと言えば、最初に出たセガサターン版では規制で乳首が無い変な胸だったけど、後のX指定版ではちゃんと乳首が描いてあった事で有名ですねw エロゲーとは言え、あくまで乳首止まりで、抜きゲーの類では無く、ちょっとえっちなギャルゲーなのがスーチーパイ。 そして、てんほー牌娘はオリジナルがPS2だった為か、その乳首すら見えません。 わざわざ、18禁のWin.版の方が良いだろうとWin.版を買ったんですが、多分基本的にはただの移植でそのまんまなんでしょうね(-ω-) 良〜くパッケージのシールを見てみると、18禁じゃ無くてR15だし(^Д^; と言う訳で、良くも悪くもスーチーパイ(^^; スタッフがスーチーパイのスタッフで、メインデザイナーが園田健一で、メインキャラの多くがスーチーパイと同じ声優さん。 確かに、自分が忌避したのはキャラが違うからですが、それは杞憂でした。 蓋を開けてみれば、そんなの気にならないくらい、普通にスーチーパイ(^∀^; うさぎもたぬきも、西原さん可愛いなぁ(*^∀^*) 同じように、スーチーパイWも、新キャラになった事が気に入らなくて買うだけ買って積んであったけど、次にイカサマ麻雀遊びたくなったら気にせず遊べそうです。 と思って、よくよく考えてみたら、Vを遊んだ記憶も無い。 調べてみたら、Vは基本アーケード→Win.版だったから、遊んでいなかった臭い(移植は携帯機のみ)。 そう思ってAmazonや駿河屋、ヤフオク!を見てみるも、そもそも出品がほとんど無くあっても1万越え。 これは入手は難しそうだな、と思ったら、すでに持っていたorz うん、次にイカサマ麻雀遊びたくなったら、スーチーパイVだ(^∀^; Vまではメインキャラ一緒だし、アーケード→Win.だから乳首も拝めるし、今から楽しみやなw てな訳で、最高のイカサマ麻雀でした。 本格麻雀が楽しみたい方、本格エロゲー(笑)が楽しみたい方には向きませんが、気軽にギャルゲー麻雀が楽しみたい方には、是非にとおすすめ可能な逸品です。 興味を持たれた方は、どうぞスーチーパイワールドにお越しませヽ(^∀^)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
20`11/16(月) -21:21- 先日、Xbox 360「DRAGON AGE:INQUISITION」2周目をクリアしました。
と言う事で、3キャラ目をクリアして、無事終了です……えぇ、2周目ですが3キャラ目(^^; 1周目の記事で、セラと恋人になる為に人間(♂)戦士/両手武器で2キャラ目を始めたと書きましたが、50時間ほど遊んで本拠地スカイホールドに到達したところで、セラがレズである事が判明orz いや、お前の為にわざわざ男にしたんやろがいっヽ(`Д´)ノ んで、そのままアタックを続けて主人公だけは特別って事で恋人になれる可能性に賭けるか、もう恋なんてしないなんて言っちゃうか((^^;)、50時間諦めて女でやり直すか……数日悩みましたが、その間に考えた新規キャラプランが面白そうだと思えて来て、結局3キャラ目でやり直しました。 元々、2キャラ目にも1つだけ不満はあったんですよ。 それは、キャラの出自が種族で固定な事。 1キャラ目が人間(♀)で2キャラ目が人間(♂)でしたが、性別は違っても出自は同じになってしまうんですよ。 とある貴族の末子と言う背景が一緒の為、出自絡みのイベントは同じになってしまう。 ORIGINS(▲)では、種族ごとに2つ魔道士で1つともう少し選択肢があったんですが(3種族x2+魔道士で7パターン)、INQUISITIONではクナリ族が選べるようになったけど種族に就き1つだから4パターンのみ。 せっかくもう1度遊ぶのだから、出来るだけ違う選択をしたい。 と言う事で、今回は3キャラ目で2周目(ほぼ2.5周目(^^;)をクリアしました。 3キャラ目は、ドワーフ(♀)戦士/両手武器で、小さい背丈で巨大な武器を振り回す女の子が可愛らしいかな、と思ったので。 ちなみに、DRAGON AGEのドワーフ(♀)は、ちゃんと可愛らしいですよ(^^; 元々、ORIGINSキャラのダグナと言うドワーフ(♀)が再登場して、彼女が可愛らしいからドワーフの女の子も好いなぁ、と思っていたんですよ。 彼女は魔法が使えないドワーフの身でありながら、魔法を研究する為にサークル・オブ・メジャイに弟子入りする変わり種で、魔法の事ばかり考えて常軌を逸した言動をしちゃう、マッドサイエンティスト系職人キャラ揃いのドワーフらしいドワーフw ダグナもセラも天真爛漫で、俺はそう言う女の子に弱い模様(*^∀^*) それでは、今回のプレイ内容の詳細ですが、まず難易度はHARDで遊んでみました。 INQUISITIONでは、難易度とフレンドリーファイアは分けて設定出来るのでORIGINSの時とは事情が違うのですが、せっかくの2周目なので難易度も違う選択を。 フレンドリーファイアの方は、システムが変化した事で足枷にしかならず、より戦術的に楽しむ事が出来たORIGINSとこちらも事情が違い、今回もオフ。 難易度が上がって喰らうダメージが増えていますが、最大の変化は配置敵のレベルの上昇ですね。 被ダメージが増えた事で、レベル差がある敵には(特に序盤)勝てなくなり、その上で配置されている敵のレベルがこちらよりも高めの場所が増えているから、序盤中盤は先に他へ回り後回しにしなければならない場所が増えました。 せっかくのオープンワールド系ですが、敵の強さ的に行ける範囲が絞られてしまうので、自由度が減ります。 あんまり、面白さに寄与しませんね。 それでも、懸念していたハイドラゴンも全部倒せたので、ちゃんとキャラを成長させシステム(毒とかグレネード)を上手く利用すれば、敵の強さ的には理不尽な難易度ではありませんでした。 と言って、繰り返しになりますが面白さに寄与しているとは思えないので、遊ぶなら難易度はNORMALがベターでしょう。 少なくとも、最高難易度NIGHTMAREで遊ぶつもりにはならないです(^ω^; そして、実はORIGINSの時から感じてはいましたが……両手武器弱ぇorz 一応、単発ダメージは最強ですが、1秒間にどれだけダメージが与えられるかの期待値であるDPSは短剣二刀流に劣り、アビリティの能力的に弓にも劣る。 基本ダメージが属性ダメージで相手の防御力を無視出来る魔道士の杖にさえ、結果的な戦果は劣る(-ω-) それでも、盾役として片手武器/盾の戦士は必須戦力だが、今回選択の両手武器の戦士は攻防どちらも中途半端。 言ってみれば、1番主人公らしいクラス、武器のイメージながら、INQUISITION、いやさDRAGON AGEでは、1番役立たずかも知れません(^Д^; まぁ、自分の身長より大きな武器を振り回す女の子と言う図が欲しかったので、別に良いんですけどね(*^∀^*) シナリオ的には、恋人はセラで無事添い遂げられて、サークルでは無くテンプル騎士団を傘下に加えて、主人公の上級職はテンプル騎士(チャンピオンは防御系、リーパーは攻撃中途半端で被ダメだけ拡大するバーサーカータイプなんで避けての消去法)。 ホークが死んで、グレイ・ウォーデンは協力関係に。 セリーンを見殺しにしてギャスパールが新皇帝、ブリアラがシティエルフ初の貴族になって裏から支配。 悲哀の泉では、カルパーニアを説得し泉の力は自分で獲得。 ウォーデンを追放しなかった事など、一部は1周目と同じですが、大きな選択肢の多くは敢えて1周目とは違う選択をしました。 1周目では選択しなかった=本来の自分なら選ばない選択、と言う事も多いので、後味が悪い部分もあります(^^; ホークは生かしたかったし、セリーンも助けたかったけど、別の可能性を選択するには見捨てざるを得ず。 自由度が高いと言っても、選択肢なんて2つか3つしかありませんからね。 どれを選んでもロール的に違和感覚える事は無いので、本当は選びたい選択肢を選ぶべきやなぁ。 ま、Dragon Age Keepの所為で、フェレルデンの救世主は死んでいるし、ホークもTSしているが(^Д^; 最後に、自分用のメモを兼ねた攻略情報を1つ。 武具製作で名品(各種数値10%up)を作る際、完全化のエッセンスを除けば成功率は高くて40%。 しかし、100回中40回成功すると言う意味でも、ましてや10回中4回成功すると言う意味でもありません(-ω-) 何回やっても何回やってもエアーマンが(ry ほぼ0%です。 ただし、それは希少素材だから失敗の度ロードしてやり直した場合。 この希少素材が減る事をいとわなければ、結構2回目で成功します(絶対では無い)。 そこで、まず作りたい武具の設計図で余って要らない素材を利用した名品製作に失敗してから、本命の素材で再挑戦。 これで、格段に成功率が上がります。 自分は、2周目の最終クエスト前に、倒したハイドラゴンの希少素材を注ぎ込んでドラゴン装備を作ろうとしました(設計図と素材数の問題で、メインパーティー分9装備の内5装備のみ)。 何日も何日も掛かってようやく1装備成功した切り、また何日も何日も失敗し続けていましたが、このやり方を見付けた後は30分で4装備成功しましたorz スパロボと言い、ゲームの%表記は本当に信用ならんわっヽ(`Д´)ノ まぁ、序盤中盤では名品製作用の希少素材自体数が少ないので使いづらい方法ですが、ハイドラゴン狩りで大量にドラゴンの歯が手に入るので、それを見越して他の名品用素材は使っちゃっても良いし、終盤のみの方法と割り切っても良いですが、何かの参考になれば幸いですm(_ _)m と言う訳で、都合半年掛かったINQUISITIONのプレイ終了です。 3キャラ目のキャラプランを練っている時に、同時に4キャラ目のキャラプランも思い付いているので、本当はもう1周遊びたいところ。 しかし、さすがにすぐもう1周はキツい(^^; 面白いんですが、とにかく長くて、と言うか本拠地スカイホールド到達以降は冗長的で、特に目印が無いだだっ広い荒野を探索させられる音漏れの荒野なんかは精神的にしんどい(-ω-) 幅は広いが奥は浅いから、2周(3キャラ)ですでに飽きてもいる(^Д^; 実際、2キャラ目途中からやり直している所為もあるが、3キャラ目はクリア時間は50時間も短いのに期間は1周目の倍ほど掛かりました。 それでも、やはり面白いとは思うので、何年か間が開いて記憶が薄れてから、再度遊びたいと思います。 Dragon Age Keepの所為でフラグ引き継ぎが無いので、わざわざORIGINSやUを挟まないでも始められるし(-∀-; とにかく、多くの問題はあれどとても楽しくて、DRAGON AGE好き、オープンワールド系好きには是非にとおすすめ可能な……クソゲーですねヽ(^∀^)ノ クソゲーとは、素直に褒められないが無視出来無い程の魅力を持ったゲームの事で誉め言葉ですから、つまり自分はINQUISITIONが大好きって事です(^∀^) まぁ、素直に褒められる傑作ORIGINSの方が、より面白くておすすめ出来て大好きですけど(笑) (ブログの方に頂いたコメント(▲)) 20`11/02(月) -20:21- 先日、PS2「デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団」をクリアしました。
と言う事で、今回は「デビルサマナー」、「デビルサマナー ソウルハッカーズ(▲)」に続くデビルサマナーシリーズ「デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団」です。 システムも世界設定も一新し、特に戦闘がアクションになった事が引っ掛かって、長らくスルーしていました。 この度縁合ってプレイの運びと相成りましたが、本来遊ぶ予定だったのは「真・女神転生V-NOCTURNE マニアクス」だったりします。 真Vも、システムや世界観が一新しているので、こちらも長らくスルーしていた作品。 しかし、もう真の本道は途切れており、ソウルハッカーズでデビルサマナーも途切れ、以前「ペルソナ2 罰(▲)」をプレイした事でペルソナもひと区切り。 次のメガテンは、真Vか「ペルソナ3」か別口の「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー」か、と言うところで、ペルソナでは無く仲魔の方が良いのと発売時期を鑑み、次は真Vと考えていました。 しかし、真Vは数バージョンあって、今から遊ぶならやはり追加要素入りのマニアクスの方が良いだろうと思いましたが、プレミアとまでは言いませんがあんまり安くなっていませんでした。 で、先日HD版が発表されたので、多分PS2版は値崩れして行くだろうとアンテナを張っていたところ、ようやく「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus」が2990円になったので購入した次第。 こちらのソフトには、真Vマニアクスのクロニクルエディションがセットになっています。 それこそ、こちらの方がお得な気がしますが、相場的には単独真Vマニアクスよりも安めなんですよね。 この2つには違いがあって、ゲスト参戦キャラが違います。 単独の方には、カプコンの「デビルメイクライ」の主人公ダンテが、そしてクロニクルの方には葛葉ライドウです。 個人的には、「デビルメイクライ」も葛葉ライドウも未プレイでしたが、どうせ思い入れが無いなら同じアトラスのライドウの方が良いだろう、と考えて、こちらを狙っていました。 そうして、ようやく縁合って購入に至りましたが、届いた後動作チェックでアバドン王の方もオープニングムービー観たんですが……めっさ面白そう(^∀^; そもそも、葛葉ライドウ自体、戦闘がアクションになった事は気になるものの、これはこれで面白そうとは思っていました。 そんでムービー観ちゃったもんだから、これは真Vで初対面になるよりも、ちゃんとライドウから遊んで見知っておいた方が良いんじゃね? んで、ライドウから遊ぶなら、アバドン王の前に超力兵団だよな。 ってのが、今回の経緯です(^∀^; それでは、詳しい内容の方ですが、架空の大正二十年の帝都東京が舞台で、デビルサマナー=悪魔召喚士である葛葉ライドウが主人公。 この葛葉ライドウと言うのは、歌舞伎の名跡と同じように襲名して行くもので、主人公は十四代目に当たり、別途本名を入力します。 今回自分は、舞台が大正でホラー系と言う事で、「ラプラスの魔(▲)」から草壁健一郎の名前を借りました。 作中では、結構本名でも呼ばれるので、あんまり適当には付けない方が良いですよ(^^; 旧来のデビルサマナーシリーズとの最大の違いが、戦闘システムです。 メガテン系の伝統である、前列3人後列3人のパーティー制コマンド選択式バトルでは無く、ライドウ+召喚した仲魔1体だけのアクションバトル。 アクションRPGでは無く、あくまでもエンカウントした時にバトルフィールドが展開されるタイプです。 フィールドはあんまり広く無く、アクションは斬撃、3連撃、突き、銃撃、防御だけで、基本仲魔はオート(簡単な作戦指示は可能)。 仲魔単独捜査中は仲魔を操作しますが、基本攻撃、三角ボタンの特技、丸ボタンの特技、防御。 シンプルな操作系で、アクション性は高くありません。 それでも、闇雲に攻撃ボタン連打しているだけでは勝てない程度には難しく、メガテンマニアには簡単過ぎるけど、ライトユーザーには難しいバランスです。 もう1つ、ストーリィを進めるフィールドマップにも違いがあります。 基本的なフィールドは、旧来通りダンジョン間を線で繋いであってそこを主人公アイコンを移動させるもので、ダンジョンは3Dでは無くカメラ固定タイプのTPS。 ダンジョンが3Dかどうかの違いは、他のシリーズでもある話。 違いは、攻略に関わる部分で、各仲魔が持つ捜査用特技を使い分けて、探索を進めると言う新要素です。 例えば、飛行を持つ仲魔を使って普通では行けない場所を捜索したり、読心術を持つ仲魔を使ってNPCから秘密を聞き出したり。 そう言った捜査用特技をひと揃え維持する為に、複数枠を使って仲魔を集めておく必要があります。 まぁ、本当にシナリオ進行に必要なケースは少ないので、会話を残さず拾おうとかちょっとしたアイテムも残らず拾おうと言った、丁寧な攻略をしないのであれば、必要になった時に必要な特技を持った仲魔を一時的に仲魔にするだけでも進めますけどね。 それから、悪魔の分類がいつもと違い、種族では無く属性で分かれています。 紅蓮、銀氷、雷電、疾風、蛮力、技芸、外法と言う分類で、悪魔合体も二身合体だけ。 一応、他の仲魔を生贄にして能力強化するサクリファイスと合体剣はありますが、通常の合体は2体だけ。 それもあってか、通常の悪魔の最高Lv.が74のサンダルフォン止まり、隠しですらLv.80のベルゼブブ止まりと、悪魔の数が少ないです。 あとは、忠誠度とLv.upがあり、デビルカルテに最新の状態を記録しておけば、その状態の仲魔を買い直す事が可能。 お金は掛かりますが、合体素材として使ってしまった仲魔も、簡単に取り戻す事が出来ます。 新しいからこそ奥行きの狭い戦闘システム、肝である悪魔召喚も戦闘時は1体だけ、悪魔合体も二身合体だけで悪魔の数も少なめ。 そう言った点から、コアなマニアには物足りない、比較的ライトなファン向けの作品であると思います。 ただ、これはこれで面白いですよ(^∀^; アトラスらしいマニアックさは足りませんが、反対にそつ無く良く出来ていて、新しい要素を突っ込んだ割には完成度は低くありません。 デビルサマナーシリーズと思えば色々言いたくもなりますが、葛葉ライドウシリーズと思えば充分面白い新シリーズだと納得出来ます。 それに、ゲームの難易度ややり込み要素に関してはアトラスらしさが足りませんが、シナリオや世界観は充分アトラスらしいですしね。 架空の大正二十年、悪魔が跋扈する帝都、それを守護する悪魔召喚士、雰囲気は最高です。 学生服に黒マントと言う、ライドウのスタイルも格好良い。 悪魔絵師金子一馬の絵が素晴らしい。 架空の大正二十年に、ナンセンスな科学技術もマッチしています。 最後のダンジョンで垣間見える未来のビジョンによって、この(デビルサマナーの)世界は真とは違う未来を辿る世界なのだと描かれるので、シナリオ、世界観の観点から言えば、正しくデビルサマナーシリーズなんですよねぇ。 デビルサマナー、ソウルハッカーズの過去の世界、と言うだけなら、抵抗感も覚えなかったんだろうなぁ。 と言う訳で、心配していたほど新システムは悪く無く、世界観に関してはむしろ良くて、しかし奥行きは深いとは言えずライト寄り。 これはこれとして割り切れば、充分面白い作品でした。 ただ、一応2周目と言う概念もあるんですが、引継ぎ要素的に敢えてもう1周遊ぼうとは思えず、1周クリアで終了しました。 やり損ねた要素も、能力値を上げる香と言うアイテムを赤い水晶から入手出来る仲魔の性格、死んだ少女と電話で話せる仲魔、サマナーの修行場である修験界最下層に入れず、と3つありましたが、特に修験界最下層は2周目しか入れないのかと思ってスルーしました。 攻略サイトで答え合わせだけしてみましたが、香の奴は色々な要素が絡み合っていて、正解の仲魔でも何分の一の確率で手に入る程度のもので、正直自力で正解を引いていたとしても気付かぬレベル(^^; 電話の奴は、起点になる筑土町の電話にすら気付いていなかったので、完全な見落とし(^Д^; 修験界最下層は、最終セーブポイントに到達してから戻らないと入れず、入れても得られるのはベルゼブブのみと判明。 うん、わざわざやっておく必要無し。 と言う事で終了。 自分と同じように、戦闘がアクションになってしまった事に抵抗を覚える人でも、多分あんまりそこは問題無く楽しめると思います。 デビルサマナーシリーズとは思わず、葛葉ライドウと言う新シリーズだと思えば、かなりの良作。 やり込みはともかく、1周だけならメガテン系のゲームとして充分おすすめですヽ(^∀^)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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