駄話・22年10月分

22`10/01(土) -21:22-

先日、
Xbox 360BULLET WITCH」をクリアしました。

弾丸の魔女アリシア

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簡単な内容説明

終末世界が舞台の、三人称視点アクションゲーム。

娘を飛行機事故で喪った男の狂気が悪魔を呼び寄せ、この世は滅亡しようとしていた。
すでに世界中から国家は消え、わずかに生き残った人類は悪魔に最後の抵抗を試みていたが、全滅は時間の問題と思われた。
その魔女が現れるまでは。
彼女の名はアリシア。
箒に見立てた巨大な銃器を操る現代の魔女。
彼女は、人類の希望となるのか、それとも……

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と言う事で、今回はTPS ACTBULLET WITCH」です。
ここのところハズレが続いていたので、多分これは大丈夫だろうと、以前から遊ぶ機会を伺っていたこのゲームをチョイスしたのですが……中々アタリには巡り逢えないものですね(-ω-)
いや、つまらない訳じゃ無いんですけどね。

さて、詳しい内容ですが、3Dで構成されたマップを三人称視点で進んで行く所謂
TPS ACTで、シューティングモードとしてビハインドビューに任意で切り替えが可能なのでガンアクションゲームですね。
魔女と呼ばれるだけあって、何種類かの魔法も使えます。
ただ、MPのシステムはちょっと特殊で、敵を倒す事で上限が上がって行き、大きな魔法はその上限をある程度上げなければ使えません。
そして、一部の魔法を除き、大概使うとその上限が下がるので、魔法を使う為には銃で敵を倒す必要があります。
あくまで、主役は銃です。

その銃は、アサルトライフル的なものが基本形で、スキルポイントを消費する事で他にショットガン、キャノン(スナイパーライフル)、ガトリングと種類が増えます。
銃の特殊能力を発動する魔法もあって、アサルトライフルは威力アップ、ショットガンが風で敵の動きを封じ、キャノンは狙撃可能になり、ガトリングは雷撃で敵を痺れさせます。
あ、ちなみに、弾数制限が普通にありますが、リロードは魔力で行います。
それもあって、予備弾倉を拾うなどのアイテム取得の必要が無く、マップ中で何かを拾ったりはしません。
マップを隅々まで歩く必要は無い訳です。

ある程度区切りの良いところでステージクリアとなり、敵の撃破数、クリアタイム、生存人数によって評価が変わり、成績によって獲得出来るスキルポイントが変わります。
リザルト後にスキルポイントを使ってパワーアップします。
HP、MPの回復速度アップ、銃器の獲得、威力アップ、魔法の獲得、威力アップが可能。
HPなどを増やしたり、防御力を上げたりは出来ません。
大魔法も、シナリオ進行で覚えるので、ここでは取得出来ません。

と言った感じで、ステージクリアタイプの
ガンACTで、いくつか成長要素があると言うスタイル。
ある意味無難な良くあるゲーム性で、王道的に面白そうだと思いました。
事前情報として、全体的に進行がもっさりしている、とは聞き及んでいましたが、それくらいなら問題無いだろう、と思ったんですが……
もっさりと感じる主因は、マップがだだっ広いのに対して足が速く無い(遅い訳では無い)上に、ミニマップや全体マップ機能が無くどこへ行けば良いのか判りづらい事ですね。
シーンによってはナビゲートマークが表示されるのに、それはごく一部だけ。
プレイ時間の大半が移動で、しかも迷子(^^;
ACTだけど、疾走感は微塵も感じられません。

あと、戦闘に関してもひと味足りない。
かなり貧弱で死にやすいから常に動き続ける必要があるけどロックオン機能が無く、全然こちらの攻撃を効率的に当てられません。
そして、回避アクションがあるものの、回避アクション中は攻撃出来無い。
死にやすいから動き続ける前提なので、ロックオンありで回避アクション中にも攻撃出来ていたら、かなり爽快感のあるアクションが楽しめたはずです。
実は、マニュアル読んだ時に、使わないボタンが多くて気になったので、ロックオンとか回避攻撃に限らず、何かしらもっとアクションさせる余地はあったはずです。
魔法で作る壁は弾除けにはなるけど、こちらも攻撃出来無い代物だから全く使えないし、MPを消費するガードでも採用して、ガードしながら反撃可能にするとか。
そう言った
ACTとしての幅が狭く、さくさく戦闘が捗らないのも、もっさり感に繋がっています。

ACTで魔女に銃と来ると「BAYONETTA」を連想しちゃいますが(「BULLET WITCH」は銃による中長距離戦闘、「BAYONETTA」は近接戦闘と言う違いはあるが)、「BAYONETTA」と比べて圧倒的に疾走感と爽快感が負けています。
こう言っては何ですが、先にもっともっと面白い似たゲームを知っているから、余計に「
BULLET WITCH」が見劣りしてしまいます(^^;
決してつまらない訳では無いのですが、かなりの死にゲーである事も手伝って、ストレスが溜まりまくる作品となっています。
BAYONETTA」を見習って、もっとこう出来無かったのか、あぁ出来無かったのかと、思わず考えてしまいます(-ω-)

とは言え、実は一番最悪の要素は、そこじゃ無かったんですよね(^Д^;
プレイ中はずっとどこへ行けば良いねん、すぐ死に過ぎ弱過ぎやっちゅ〜ねん、とイライラしていたからここが悪いところだと思っていたんですが、クリアしてみたらその辺は最悪我慢出来るからそこまで問題じゃ無いな、と思ってしまった。
何故なら、この中ボス強過ぎるだろ、こんなんどうやって勝つねん、そもそもしぶと過ぎて時間掛かり過ぎや、と思った奴がラスボスだったorz
いや、シナリオ的にも全然盛り上がっていないし、丁度半分くらいかな?全部で12〜13ステージくらいかな?と思いながらプレイしていたのに、たった6ステージで終了(-ω-)
体験版レベルだった「
ZONE OF THE ENDERS)」よりはマシだけど、これ良いとこ前編だけってレベルだよ。
シナリオ進行で覚える最後の大魔法メテオもこのステージで覚えたばかりだし、全然これからじゃん。
さっさとクリアして終わりたいとは思っていたけど、終わるの早過ぎやっちゅ〜ねんヽ(`Д´)ノ

ま、エンディングは悪く無かったけど。
世界が滅亡して始まる物語としては珍しく、復興して行く様子が新聞記事と言う体で語られるハッピーエンド。
唐突感はあるものの、クリア後感は良かった。
一応、1周程度じゃスキルのレベルアップは全然進まないし、難易度はまだ上があって、クリアデータをロードすると難易度がひとつ上がって最初からになるので、周回要素はあります。
ただ、先述したようにHPやMPの回復速度は上げられても、HPそのものや防御力は上げられないので死にやすさはそのままだし、道順解っていてもだだっ広いマップで時間掛かりまくる事は変わらないので、もう1周遊びたいと言う気持ちにはなれず(-ω-)
やり込み要素はあれど、1周で終了しました。

と言う訳で、「
BAYONETTA」ほどじゃ無くても面白いACTを期待して遊んでみた「BULLET WITCH」でしたが、「BAYONETTA」には遠く及ばず(-ω-)
まぁ、
シューター寄りとは言え、ACTでここまで疾走感も爽快感も感じられないのは致命的。
おまけに短過ぎて唐突に終わってしまうから、フルプライスで買っていたならもっと文句を言っていた事でしょう(^^;
ひと味、ふた味足りないものの、遊べない訳では無いので、全くおすすめ出来無いとも言えませんが、魔女の
ACTを遊ぶなら素直に「BAYONETTA」遊んだ方が良いっス。
ビハインドビューの
ACTシューターとして考えるなら、「バイオハザード4」以降のバイオハザードシリーズの方がずっと面白いし。
本当、ここのところ遊んだゲームは、皆面白そうなのにその“面白そう”がピークやなぁ(-Д-)



個人的評価
★★★☆☆(3/5)




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