インターネット通信速度

通信網の速度は、同時に流せる情報量と関係する機器とソフトに影響する。

しかし、デジタル回線であっても、雑音や信号の減衰の影響は避けられない。

インターネットは蜘蛛の巣の様にはりめぐらされた回線をつなぐ様に信号を運ぶ。

これは電話回線とあまり変わりはない。複数あるルートの中で空いている回線に割り当てられる。

たまたま、速度が遅い・遠回りなどがあると目にみえて遅くなる。

一旦切って、再接続するとルートが変わり速くなることもある。

インターネットへの個人の接続は、ダイヤルアップから始まり、現在50%を超えるブロードバンドに移りつつある。

この方法は色々提案・改良されているが、LANを用いた広帯域の常時接続が中心であることは事実である。

常時接続・定額・高速とそろえば広がるのも当然である。

その帯域も、8MHzくらいから40MHzが登場して来ている。技術の進歩と言える。

しかし、速度は場所により異なる・距離と速度の推定関係図を見た人は多いと思う。

方式の制約で基地局からの距離に、非常に敏感に依存するのである。

最高速度は、あくまでも基地局でのもので2キロぐらい離れると初期最高速度が速いものほど激しく減衰して2.5キロから3キロでは差がなくなる。

誰しも早さを求めるが、使用場所の実速度に関心を持つ必要がある。

インターネットのメールで速度測定を希望するものがしばしば迷いこむ。

決してアンケートではなく、重要な実績データの取得を目的としている。

無線方式も同様である。サービス域をはずれると使用できなく、電波の弱い所では速度は極めて遅い。

インターネットの利用が進むと、従来の生活地域の便利さと、情報回線の便利さに差が生じる。

住居・マンションの広告に、インターネット接続可・ブロードバンド使用可が記載し始めている。

しかし、現在の基地局からの距離が重要な状態では、最寄り駅・学校等と同じように、基地局からの距離を示すのが正しい広告であろう。

就職難の時代だが、インターネットで就職応募を受け付ける会社が急増している。

とすれば、学生用マンション・アパートでも同じ需要が生じている。

情報の進歩は速いので、先は分かり難いが現在はインターネット接続情報は住まい選択上でも重要になっている。

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