コンフリー
コンフリーは別名をヒレハリソウといい、もとはロシアムラサキグサという牧草です。伸びると草丈が60〜90cmになりますが、春から秋にかけて次々に出てくる若葉を食用にします。昭和40年代には、スタミナ増強、栄養補助の効果があるとブームを巻き起こしました。コンフリーには、ビタミンA、B1・B2・B6・B12・C・E・パテント酸、ビオチン、ナイアシン、鉄、カルシウムなどのビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。また、コンフリーの濃い緑色からわかるように葉緑素が豊富です。特に、葉緑素の成分のひとつである有機ゲルマニウムは、体の隅々まだ酸素を送り届ける」役割を果たしており、必要量は微量ですが、人体に欠かすことのできない元素です。生のコンフリーの葉には織毛が多く、口当たりが悪いので生食は無理です。
こんな人におすすめ
貧血気味な人
ぜんそくの人
内臓の機能を高めたい人
がんが気になる人
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コンフリーは「奇跡の草」
イギリスの植物学者ヘンリー・ダブルデーは、コンフリーに含有成分が多く、さまざまな症状に効果があることから「奇跡の草」と名づけた。イギリスでは、ぜんそく、胃潰瘍の治療のためにコンフリーが用いられている。悪性貧血に有効なビタミンB12は貝類や肉類に多く含まれ、植物性食品には少ないが、コンフリーにはたっぷり含まれているのが特徴です。