検査方法はいたって簡単!
自己にて膣内に採取器具を挿入して検体を採取し、所定の容器に入れ郵送します。約1週間で検査結果をご報告いたします。
この検査では同時にトリコモナス、カンジダ、真菌などの感染の有無もお調べします。
子宮頸がん
子宮を頸部と体部に分けて、その頸部にできるがんのことを子宮頸がんといいます。かつては子宮がんというときは、この子宮頸がんを指したといってよいほど子宮体がんに比べて多かった(10対1ぐらい)のですが、最近は子宮体がんの頻度が高くなり、両者の比は5対2程度になってきました。
子宮頸がんは、ほかのがんと同様にリンパ節に飛び火する以外に、直接がんと接する部分を次々とおかして広がります。不正出血(性交のときの出血などもそうです)が最初にみられる症状ですが、これはけっしてがんの初期を意味しません。がんが進行すると、出血は持続性となり、汚い、悪臭を伴う帯下[たいげ](おりもの)が出るようになったり、骨盤の神経がおかされて腰痛が出たり、膀胱[ぼうこう]や直腸に障害が起こったりします。しかしここで特に注意しなければいけないことは、いま述べたようななんらかの症状を手がかりとして、がんを早期に診断しようとしても、それはきわめて困難だということです。早期に診断をつけようとするなら、年に一度の定期検診をぜひ受けるべきです。そして定期検診でがんが早期に見つかった場合は、必ずといってよいほど助かります。接触出血(性交後の出血)があったときは必ずがんの検診を受けましょう。
女性の方!ぜひ一度は検査してみてください。