コンフリー

別名  ヒレハリソウ

コンフリーはもともとはロシアむらさき草と呼ばれる牧草でした。コンフリーの葉緑素に含まれる有機ゲルマニウムは特に含有量が多く、他にビタミンB1・B2・B6・B12・C、E、パテント酸、ビオチン、ナイアシンや鉄・カルシウムなどが含まれています。ビタミンB12は主に動物臓器などに含まれ植物には少ないのですが、コンフリーには豊富に含まれています。このB12は葉の表面のこまかい毛の部分に含まれます。B12は増血作用があり、悪性貧血に有効です。
ヨーロッパ原産で、ロシアのコーカサス地方の牧草ですが、健康野菜としても食されていました。イギリスの植物学者ヘンリー・ダブルデーはこの草にいろいろな効用があることをみつけ「奇跡の草」として発表しました。イギリスではぜんそくや胃潰瘍の治療に使っていました。日本では昭和40年前後にコンフリー・ブームがおきました。


効用・効果
有機ゲルマニウムの生体必要量はごく微量であるが不可欠な元素である。
ビタミンB12が貧血に有効である。

注意すること

コンフリーの根にはピロリジンアルカロイドが含まれていて、これは動物実験で発癌性があることが確認されているので注意が必要です。

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