検査はいたって簡単!
便に含まれる潜血(肉眼では見えない血液)を調べます。ヒトヘモグロビン潜血反応といって主に下部消化管からの出血の有無がわかります。これは、大腸の精密検査が必要な人を発見する、負担の少ない最も有効な検査法とされています。
検査結果はメールでお知らせすることも可能です
(ご希望のお客様はお申込みの際に備考欄にてお知らせください)
大腸がん
がんができる原因はまだわかっていません。しかし、食物繊維が少なく動物性脂肪分が多い食生活を続けると、大腸がんになりやすいのは確かなようです。すでに欧米では、食物繊維を積極的にとるなど、食生活の面から大腸がんを予防する動きが高まっています。大腸がんのおもな症状は、出血と、下痢や便秘などの便通異常です。ひとくちに大腸がんといっても、いわゆるポリープがんのような早期がんから、腸をふさいでしまうような潰瘍型の進行がんまで、さまざまな種類・段階があります。がんが小さいうちは症状がないことも多く、がん検診などの便検査で見つかったり、別の検査でたまたま見つかったりします。
出血は比較的初期の段階でもみられます。排便時、便に血がまじっていたり、血のかたまりが出たりします。やや黒ずんだ色のことが多く、血液といっしょに粘液がまじっていることもあります。がんが進行して大きくなってくると、しだいに腸が狭くなってきます。ある程度以上狭くなると、腸の内容物の通りがわるくなって排便が思うようにいかなくなり、下痢と便秘をくり返すようになります。
注意したいのは、これら出血や便通異常などの症状は、必ずしも毎日みられるとは限らず、一時的にはなんともなくなってしまうことがあるということです。
検査キットは2種類あります。
食物繊維不足の方、便秘の方にぜひどうぞ。