探偵雑誌日記(2023/07-08)

「「日本ユーモア」第2巻第5号」

「「日本ユーモア」第2巻第5号」は文学社が昭和22年9/01発行した雑誌だ。

目次を見ると、漫画、諧謔小説、風刺小説、怪奇小説、明朗小説等が並ぶ。

著者として、佐々木邦・和田かなえ・佐志野正・城戸礼・鹿島孝二らがいる。

雑誌名が表すジャンルは、編集が付けた目次から予想できる。

戦後すぐに多数出た雑誌のひとつだが、全貌は不明だ。

(2023/07/11)

「「ドラキュラ」創刊号」

「ドラキュラ」創刊号は、昭和48年11月に新樹書房から季刊として発行された。

唐十郎責任編集となっていて、編集後記に由来を書いていて「血に飢えた狼の雑誌」としている。

特集が「血をあびるダンディズム」となっている。

創作・小説なのかどうかは判るにくい

掌編小説とされるものは、藤田五郎・中嶋夏・天沢退二郎・吉増剛造・杜はじめ、がある。

それ以外に対談・有学講座・怪奇資料館・劇画・えっせい等がある。

さらに、イラストや写真が怪奇色を出している。

(2023/07/26)

「「日本ユーモア」第5巻第2号」

「日本ユーモア」第5巻第2号は、昭和25年3月に日本ユーモア社から発行された。

2回目の紹介雑誌とは、時期も出版社もサイズ(大版)も異なる。

時代小説は、戸川貞雄・今東光・瀧川駿・筑紫鯉思がある。

小説は、佐々木邦・横倉辰次・大倉てる子・真鍋元之・鬼怒川浩・興梠忠夫・原田重久・中澤昭・上野一雄がある。

表紙には「特輯号」とか「特選 中堅新鋭傑作集」の表示がある。

「大衆文芸応募」が行われていて、予選通過作品が発表されている、潮寒二・蟹海太郎の名前もある。

雑誌内では、小説のジャンルについて記載がなく、中間大衆文学の位置ずけだろうか?。

(2023/08/10)

「「週刊朝日別冊」昭和30年2月10日号」

「「週刊朝日別冊」昭和30年2月10日号」は大判の雑誌サイズだ。

「推理小説特集号」となっているが、グラビア・読み物・漫画が多い週刊誌の内容だ。

特集としては、村上元三・武田泰淳・島田一男・大坪砂男・大下宇陀児だ。

それ以外の小説は、今日出海と井伏鱒二がある。

それ以外に読み物特集があり、対談もある。

編集後記も無く、編集コンセプトは不明だ。

(2023/08/25)

株式会社ニッチカンパニー