探偵雑誌日記(2023/05-06)

「「読切特撰集」第7巻第6号」

「読切特撰集」は双葉社が出していた雑誌で、似た名称の雑誌が複数あるので、実態はよくわからない。

ジャンルも不明だが、「現代・時代 猟奇読物集」の表記もある。

山田風太郎・宮下幻一郎・荻原秀夫等の名もあるが、ほとんどは知らない作者名がならんでいり。

題名や目次や内容を見ても、小説か実話かそれ以外かが判らないものが多い。

その他読物や、グラビアやまんがもあり、映画の紹介もある。

双葉社の十大月刊大衆雑誌の紹介もある、その1つだが、本号はさらに臨時増刊だ。

(2023/05/12)

「「オール読切」第8巻第9号」

「オール読切」第8巻第9号は、昭和31年8月に共栄社から発行された、「探偵倶楽部」姉妹誌とされている。

目次は多彩だが、小説か、それ以外の記事なのかの区別が、判らない。

時代小説が中心に編集されており、それは表紙からも判る。

時代小説は、穂積驚・大塚彦七・伊東典浚・水上準也・大原六郎・塩谷寿助がある。

その他小説は、松井玲子・潮寒二・新田司馬英・荻原秀夫がある。

それ以外に翻訳や実話やコラム等がある。

さらに、読者慰安 懸賞犯人探し・密告者がある。

(2023/05/27)

「「オール読切」第8巻第13号」

「オール読切」第8巻第13号は、昭和31年12月に共栄社から発行された。

時代小説は、水上準也・塩谷寿助・佐野孝・穂積驚・九鬼紫郎・大塚彦七・小島健三・佐佐木杜太郎・志摩達夫・伊藤典浚がある。

探偵小説は、島田一男・潮寒二・新田司馬英・荻原秀夫がある。

その他小説は、ミネみやた・徳大寺尚・本田碌郎・南恋寺尚・杉英一がある。

それ以外に翻訳や実話やコラム等がある。

雑誌全体では、表紙と巻頭イラストを含めて、時代小説が中心だ。

時代小説が中心に編集されており、それは表紙からも判る。

(2023/06/11)

「「さん・るうむ」第2巻第2号」

「「さん・るうむ」第2巻第2号」は昭和22年1月に、蒼土社から発行された。

通巻で第7号であり、目次等の表記は「第7号」となっている。

津村豊の犯罪実話、浅田章夫の捕物奇談がある。

小説かコントか不明だが、高橋邦太郎・井おぎ老人・桂五郎助がある。

編集後書きで「ロマンの復活」が編集方針だとし、陣出作は新作としている。

コントは武野藤介・山蔦正み・志摩啓助・桟原六朗がある。

松浦泉三郎の捕物帳と、吉祥寺三郎の連載「Z殺人事件」の完結編がある。

(2023/06/26)

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