プロポリス

プロポリスはハチミツやローヤルゼリーと同じように、ミツバチが樹木から集めてきた樹脂状のものにミツバチの唾液中の酵素が作用してできたものです。「蜂ヤ二」とも呼ばれ、優れた殺菌・消毒作用をもっています。この強力な殺菌作用で巣の内部を無菌状態に保つと共に巣内での昆虫死骸の腐敗を防止する役割をしています。プロポリスは湿疹、アトピー性皮膚炎、浄血・抗菌作用、喘息、花粉症、痔、便秘、イボ、不眠症などに有用であるといわれています。ヨーロッパでは民間薬として使用されており製品としてプロポリスバルサムという外用の鎮痛軟膏があります。内服における臨床研究が今後の課題です。

1991年の日本癌学会で国立予防研究所の研究者らが「プロポリスから抗ガン物質を発見」を発表してから注目をあつめました。プロポリスは古代ローマ時代には「皮膚疾患、切り傷、感染症の薬」として使用され、ヨーロッパ、特に東欧チェコスロバキアやハンガリーなどでは民間薬として使われています。ブラジル産のプロポリスがよいとされています。


効用・効果
種々の菌に対して抗菌作用を示す。
外用において鎮痛作用を示す。
抗炎症作用が認められる。

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