ドクダミ

別名  魚腥草 
     重薬 十薬

日本各国をはじめ、東アジアに広く分布するドクダミ科の多年草です。平地のやや湿ったところにみられます。ドクダミには特異なにおいがありますが、これはデカノイルアセトアルデヒドという物質です。この物質は糸状菌(カビ類)や黄色ブドウ球菌を40,000分の1濃縮で強く抑制する効果があり抗ウイルス効果も実験的に認められています。このため、生の葉は外用薬として効果的です。ニキビ、靴ずれ、股ずれ、カミソリ負けに生の葉のしぼり汁を患部に塗ります。膿のある腫れものには新しい生の葉を紙につつんで火にあぶり柔らかくして患部にはり、バンソコウで止めておきますと膿を吸い出し、腫もひきます。乾燥した葉には抗菌作用はありません。有効成分のクエルチトリンなどには血管の拡張、消炎、腫をとるなどの作用もあります。臨床的には肺炎などの化膿性の感染症による発熱などの治療に用いられます。

ドクダミは昔から民間薬として用いられ、十の薬効があることから十薬という生薬名がつきました。独特の臭いから毒があるのではということで毒溜(どくだめ)と呼ばれたのがドクダミの由来です。全草を乾燥したものは、漢方では解熱解毒薬として用いられます。


効用・効果
発熱、咳嗽、腐息のある膿性の喀痰などの症状があるときに桔梗などと共に用いる。
消炎、腫脹消退の作用がある。
便通をよくする。
毛細血管の老化を予防する働きがあるので高血圧症に用いられる。




いろいろな種類のドクダミを通販しています。

前のページにもどる


トップ

健康@サプリメントは、「健康」と「サプリメント」をテーマに健康維持や健康管理を目的とした健康食品・サプリメントの通販を紹介しているサイトです。
自分に合ったドクダミをお探しください。

当サイト内の内容・画像の無断転載・転用については固くお断りします
copyright(C) 2004, 健康@サプリメント 健康@サプリメント別館All rights reserved