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推理小説系創作のページ


◆はじめに

オリジナルの推理小説を出している同人サークルは、大学のサークル等をのぞいてはあまり多くない気がします。頑張っているところはもちろんあるのですが、特に同人誌イベントでは、パロディ物に比べて絶対数が少ない気が。即売会で出すぐらいなら、いっそ投稿してしまえ、と思う人が多いのでしょうか?

このページでは、推理小説系創作の若書き、絶版本を中心に公開しています。
Nariharaは一応本業は推理小説書きなので(大嘘つき!)、一定のペースで推理物の個人誌を出しています。既刊の在庫等については、《インターネット通販》のページをご覧下さい。

●電子書籍(KDP)冒頭は試し読みできます。

「神の名を呼べ」

情愛に飢えて育った美貌の青年、天野祐。
家族に捨てられ、あてどない彷徨を繰り返す彼は、完全な愛を求めるあまり、行く先々で犯罪にかかわり、さらなる悲劇をまきおこしてゆく。
長編推理連作集。(1215KB)

「彼の名はA」

「今日は家に帰りたくないの、でも明日には……」
少女の不安を笑い、家に帰すことは簡単だ。だが、彼女の悪い予感があたってしまったら?(第一話「明日お家に帰りたい」)
街の情報屋A(エイ)が、ありふれた日常に潜む謎を、解決したり、しなかったり(?)する、全十五編の推理小説。(1576KB)

●自選初期作品集『黄昏の帝国』より

「ハムレット」

《僕は“屍の卵”》と名乗る青年の正体と、その真意は?(66KB)

「るすばんこまち」

さらちゃんは一見無邪気な女の子。だが、その行動にはやや不可解なものが……。(48KB)

「無欲な甥」

実に無害な人間にしかみえない青年、幸延。彼の考えていることは、実は……。(73KB)

「ふぁむ ふぁたる」

鉄雄の親友・晶の死は、病死だったのか殺人だったのか、それとも自殺なのか?(57KB)

●初期短編

「金属臭」

人を殺す、ということは、どんな立場、どんな場合であっても許されざるものなのか。(21KB)

●『彼の名はA』(旧版)

「明日お家に帰りたい」

「今日は家に帰りたくないの」……少女の恐怖を笑い、家に帰すのは簡単なことだ。しかし彼女の予感が本当になってしまった時、あなたは後悔しないだろうか?
好評『彼の名はA』第一話。(93KB)

「完全な世界」

彼女は未来のイヴ、完璧な淑女。それに魅入られた青年は完全な失踪を遂げる。それは、完全な世界を壊そうとした罪咎のため……。
好評『彼の名はA』第二話。(96KB)

「最後の一葉」

「あなたの生きている意味は何?」とあるロマンスにまつわる一葉の写真、その探索を依頼されたA。ドラマティックなその質問を、彼は少女へ問いかえす……。
『彼の名はA』第三話。(87KB)

「王様のシャツ」

突然髪を切ったA。その表情はひどく暗く、凶事の予感を思わせた。案の定、《J》に入ってきたのは、宵子が車に追われ、はねられたという知らせだった……。
『彼の名はA』第四話。(110KB)

●「彼の名はA」番外編

「取り戻す」

喫茶Jを訪れた白づくめの客。その様子のおかしさに、思わず声をかけてしまうA。その嫌な予感は、やはり見事にあたってしまい……。
『彼の名はA』番外編。『The Ghost In My Room』より後の話です。(36KB)

「北風と太陽と」(参照版)

好評「彼の名はA」が分岐型小説に。簡単なHTMLで書かれています。お試し下さい。(1.27MB)
「北風と太陽と」はノベライズ版もあります。

「北風と太陽と」ノベライズ版


●「彼の名はA」もう一つの顔

GC版PSO「魔法使いレベル1」

某オンラインゲーム上を走る魔法使いAちゃんをご紹介。PSOページ最下部にはなぜか「アドベンチャーゲームツクレール」のコーナーもあり。

「ラグオルの依頼人」表紙絵

某オンラインゲームをやっていた頃のAちゃんを主人公に小説を書きました。その時、高橋さんに描いていただいたイラストです。

「Aちゃんに77の質問+α」

流行りの「100の質問」にならって、Aちゃんに2003年度の状況をインタビュー。


●近作

「終わりのある脱毛体験コース」←NEW!!

脱毛アンソロ寄稿作品。ミステリというかロマンスというか。(20KB)

「犬も食わない」

300字トラベルアンソロ寄稿作品。ミステリというか、まあ、痴話げんか物です。(4KB)

「犯人は二人」

美少年興信所・満潮音さんと知恵蔵叔父さんもの。「瀕死の探偵」系列話で、タイトル通り、ちょっとホームズパロディっぽい感じです。(12KB)

「最後の挨拶」

美少年興信所・満潮音さんと知恵蔵叔父さんもの。「瀕死の探偵」の続き的な何かです。タイトルどおり、ちょっとホームズパロディっぽいところも。(12KB)

「瀕死の探偵」

美少年興信所・満潮音さんと知恵蔵叔父さんもの。アンソロ「花」用書き下ろし。タイトルどおり、ちょっとホームズパロディっぽいところも。(12KB)

「青髯の妻」

青髯公ジル・ド・レはうら若き妻に尋ねた、「おまえに預けておいた例の鍵を出してもらおう」と。彼女の恐れおののく顔を楽しみに。しかし彼女が次にとった行動は、その予想をすっかり裏切るものだった。(9KB)

「誰も知らない」

誰もが二人のことを知っている。だが、本当のことは、誰も知らない。(9KB)

「深い眠り」

誰とも口をきこうとしない、17歳の実恵。ピアノ教師・北内は、実恵が内側に秘めている情熱をなんとか引き出せないかと考えあぐねるうち、己の過去とその深みに溺れた……。(22KB)

「春の蟹」

社員旅行中の唐木。夜、彼女の妹から妙な電話がかかってくる。のんびり羽を伸ばしていたはずの彼女だったが、不意に恐怖に襲われて……。(8KB)

「眠り疲れて」

私は眠れないでいるのか。それともこれはリアルな悪夢なのか。(3KB)

「俺がケツから抜いてやる。」

イベント「タトホン8」で、有志の「佐藤」様によって開催された、覆面企画小説に参加しました。《「俺がケツから抜いてやる。」で始まる600字〜800字の小説》という、しばりの中で書きました。(3KB)

「遺贈」

ある男が。若者へしたためた短い手紙。その行間に詰まった想いとは。(4KB)

「責任」

市役所に入った新たなクレーム。対応した職員の返事に、クレーマーは……。(4KB)

「悪役」

友人からかかってきた電話。話しているうちにある事件があきらかに……。(4KB)

「日時計」

中庭にある日時計。掃除当番でやってきた高校生は、あることに気づいて……。(4KB)

「ヴィタミン」

仕事が終わって社食でお弁当を開いていた私は……。(4KB)

「あとかくしのゆき」

一緒に鍋をつついている相手は、実は親父の……。(4KB)



●贋作御手洗潔

「子音欠落症」

いわゆるパスティーシュ(贋作)で、オリジナルの創作とはいいかねますが、NariharaのNariharaらしさが出ている1編。ご笑覧下さい。(85KB)



●私家版「お母さん」後書き

「お母さん」打ち明け話

エニックス、および講談社文庫から出た『血の12幻想』に寄稿した「お母さん」。その舞台裏的なものを書きました。(8KB)



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