05’ 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 |
(04’)の分です 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 |
(03’)の分です 12 11 10 9 8 7 6 5 4 |
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『僕の彼女を紹介します』 2005・米 8月21日(日) ビデオでも借りようと、いつものレンタルショップに韓流のコーナーが出来ていました。 そこには、話題作から知らない作品まで色々取り揃えてあって、 こんなにもたくさんの作品がでてるんだ、ヨン様もすっかり古株だなあ〜っなんて思ってみていると、ふと、ある作品に目が留まりました。 それがこの’僕の彼女を紹介します’。 ’猟奇的な彼女’と同じ主演&監督の作品だということでいっとき話題になった作品で、 そういえば見てなかったと思って、借りてみることにしました。 猟奇的〜の監督&主演女優のコンビの作品ということで、やっぱり今回もチョン・ジヒョンは 暴力的で口よりもまず手が先に出てしまうタイプのヒロインです^^ ひったくりと間違えて、ひったくりを捕まえようとしていた高校教師を捕まえて、、それがのちの恋人と出会いとなるんですけど、 タバコを吸ってた高校生グループを注意して、いうことを聞かないからって一撃で倒していったり、 ひったくりの件で知り合った彼を一緒に危険な麻薬取引の現場へ連れてきたりとたり・・・なんか気持ちよくなるくらいの傲慢ぶりで、 超自己中な女警官と知り合いになってしまった彼が、なんだかみていてとっても可哀想でした;^^ けど、、そんなまるで水と油のような関係の二人にも拘らず、むりやりつき合わされていくうちに良い関係になってきて・・ ほんと超わがままな主人公なんですけど、、不思議と憎めないんですよね。 二人の仲も親密になってきて、夏休みに一緒に旅行に出かけることになって。。 ここからが、二人の幸せな時間を襲う展開で、物語のターニングポイントとなってくるんですけど、、 ネタばれになってしまうので、詳しいことは書かないでおきます;^^ はじめはどうせ似たような感じだろうって思ってたんですが、、ストーリー展開がすごく分かりやすいのもさることながら、前作以上に パワーアップしたチョン・ジヒョンのキャラクターがぐいぐい映画へと引っ張ってくれました。 もうここまでくるとほとんど漫画っていうかんじなんですけど、それがこの映画の面白さでもあって、知らず知らず楽しんでました。 それに上にも書いているとあるターニングポイント、これを機に物語が一変してて、けっこう意外な展開だったので驚きました; 終盤からラストにかけてのシーンでは、不覚にもちょっと心にじんときてしまって、、 さりげない複線が最後にぴりっと効いて、それがものすごく良いアクセントになっていました。 とくにラストのシーン、、これはある意味すごい複線だなって思いました。 前作とはぜんぜんつながりのあるお話ではないので、別に前作を観てなくても十分たのしめるんですけど、、 やっぱりこれは前作を踏まえてからのほうがぜったい楽しめる作品だと思います。 もし、不幸にも先にこっちを観てしまった場合でも・・・ご安心ください。 前作を見ればきっと’おぉっ’と、ちょっとした感動を味わえることかと思います* |
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『アイランド』 2005・米 8月13日(土) じつはこの作品はずっと気になってました。 予告編で初めてこの映像を見て、うわあかっこいいなあって思って、しかも監督があのアクションで有名なマイケル・ベイだと 知ってからは、ぜったい観に行こうってひそかに心に決めていました。 公開されてちょっと様子をみて、、とうとう意を決して観に行くことにしました。 ’ザ・ロック’’パールハーバー’と、いままでアクションばっかり撮ってた監督だったので、その監督が本格SFに挑戦するって どういう感じになるんだろうって、興味わくわくで映画ははじまりました。 舞台は近未来の地球。地上はすっかり汚染されていて、残された人々はシェルターで完全に管理された生活を送っていました。 そんなシェルターで暮らす人々の夢は地上最後の楽園で暮らすこと。毎回抽選でわずかしか選ばれない楽園行きに ふと疑問を持ってた主人公は、真相を調べるうちとんでもない秘密を知ってしまいます。。 前半はシェルターでの完璧に管理された生活を描いていて、毎朝起きると壁から服や靴が自動的に出てきて、定時になるとそれぞれに 決められた仕事をこなし、お昼になれば腕にはめた装置から最適なカロリー量に応じたメニューが選ばれて、、そして夜には 清潔でおしゃれなバーでみな思い思いに娯楽を楽しむ。。 すべてが管理されて、いっけん理想にも見えるんだけど、、毎日おなじ服を着て、おなじ仕事をこなさなければならないのか、 管理された生活に息苦しさを感じて、主人公はいろいろと施設をしらべ始めて、、そして自分たちの存在の本当の意味を知ってしまって。。 ここからが、やっぱりマイケルベイ!って思わせてくれる映像のオンパレードでした。 施設を抜け出そうとヒロインとともに脱出する主人公を阻む屈強なシェルターの職員たちをかいくぐり、やっとシェルターを抜け出してみると、 そこは自分たちの信じていた世界とはぜんぜん違ってて、、 なんとか街にたどりついてからも、軍隊上がりの精鋭部隊に追いかけられるはめになって、車でのカーチェイスまもちろんのこと、 ハイウェイでの周りの車を巻き込んでの大立ち回り、そして極めつけはまるでスターウォーズに出てくるような浮遊するバイクにまたがって ビルの合間をスイスイ通り抜けて逃げ回る! なんか前半とはあまりのギャップの違いに、まるで2本立ての映画を観ているようでした;@@ 前半はまさに未来世界での理想の生活とその真相、そして後半は地上へ出た主人公たちの必死の逃走劇を描いてて、、 とくにシェルターから脱出した主人公が見た地上の世界は、ちょっと予想してなかっただけにかなり驚きました;@@ ほんとにそのギャップの違いから、ちょっと唖然としてしまいましたが、やっぱりマイケルベイなんだなって妙に納得できたりして; たぶん、前半は前振りで、ほんとに撮りたかったのはこの後半の部分だったんじゃないかなって思いました。 とくに浮遊バイクを奪って逃走するシーン、ビルの隙間をハイスピードで駆け抜けるんですけど、これがほんとに気持ちよくて なんかあまりにもユアンがはまりすぎてて本気でスターウォーズのワンシーンかと思ってしまいました。 ストーリーに関わることなので、あんまり詳しく書けませんが主人公たちの存在意義とか、メインのテーマも意外としっかり描かれてて 単なるアクション映画に終わってないのが良かったです。やっぱりこれもまぎれもないSFなんだなって感じさせてくれて、 ラストのシーンでは、ちょっとした感慨深さみたいなものを感じることができました。 アクション好きにはもちろん、SFファンの方々も見ていて損はないと思いました。とくにあの浮遊バイクでのシーン・・必見です! |
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