−3月をふりかえってー
3月は、、もはやすっかり定着してしまったズルズル癖がまた出てきてしまって・・・また同じことになってしまいました;
次こそは・・・;なんとかっつ;−−
その3月のなかで、いちばんの印象深かったのがもはやだれもがご存知のロード・オブ・ザ・リング。
じつは1にさきがけて2作目を先に劇場で観に行ってたんですけど、、はっきりいってこのときは話のつながりがいまいち掴めず
その物語の奥深さに気づきませんでした;そしてTVで1作目を見て・・・!そのすごさに改めて気づかされました@@;

『ロード・オブ・ザ・リング−二つの塔−』  2003・米   3月31日(水)
前回に引き続き、ロード・オブ・ザ・リングつながりです^^。
いわずとしれた、壮大なスケールの超大作映画の第二部目です。タイトルにある〜二つの塔〜これは闇の勢力の冥王サウロンの塔、それと
ガンダルフたちをを裏切ってサウロンに寝返ったあの悪の魔法使いサルマンがアイゼンガルドにつくった塔、この二つのことなんです。
(まあ、映画でもこの塔はメインっていうわけでもなかったし、実際見終わったあとでも’塔って・・・?’って思ってました;)

ストーリーは、前作で、それぞれがバラバラになったところから始まります。引き続き指輪を捨てる使命を背負うことになったフロド&サム。
フロドたちを助けるためみずから囮になり、オークたちに連れ去られたメリー&ピピン。
連れ去られたメリーたちを救出するべく立ち上がったアラゴルン・レゴラス・ギムリの3人組。
今回の作品では、3つにわかれた仲間たちの旅を、それぞれ同時進行でみせてくれます。
けど、それぞれの内容は決して薄いわけでなくて、きちんと、丁寧に描いてくれてるので内容はむしろ濃厚になってると思います。
それまで一緒になって旅を続けてきた仲間たちが、バラバラになって旅はさらに過酷をきわめます。
オーク、ウルクハイ。それを率いるサルマン。それに徐々に勢力を強めつつある冥王サウロン。そうして勢いづいた勢力はもはや無視することができなくなっ
てオークの軍隊との戦闘はもはや避けられない事態となってしまいます、そしてアラゴルンたちはオーク軍団と対決することに、、

今回のみどころは、なんといってもガンダルフでしょう!。
前作でフロドたちを救うため、たった1人で悪魔と戦ってその命が絶たれたと思っていたら・・・!
ほんとにこの人がすっごくかっこよく映りました^^
後半のオークとの全面対決でも、一番おいしいとこを持っていって、すごくかっこ良い!!って思いました。
『ロード・オブ・ザ・リング』  2002・米   3月28日(日)
えー・・・まず、なぜこんなに更新が遅れたかというと・・・
このまえの3月14日に思いがけなくプレゼントイラストを頂いて、で、それを飾ったのでこの週は良いかな・・て初めは思ってました。
で、次の週こそ!って思ってた矢先に見事に風邪にかかってしまって、、けっきょく2週間もさぼる結果となってしまいました。
・・んー・・・ほんとにスミマセン!!><;


では、さっそく気をとりなおして紹介を、、え〜もうみなさんもご存知のとおり、あのアカデミー賞を総なめにした三部作の第一作めです。
じつはこの第一作に先駆けて、第二部の「二つの塔」を劇場で観に行ってて、その時はいまいちわからなかったことが、この第一作目で
いろいろわかって、なんか、、ちょっと違った意味で勉強になりました。

それまではごく普通に暮らしていたフロドが、叔父のビルボから指輪を譲り受けたことから思いもよらない大冒険の旅へ駆り出されることとなります。
はじめはほんとに平和な雰囲気で、ほのぼのとしたのどかな村だったのに、、、
指輪を譲り受けたとこから一気に暗転していって、その落差が激しいだけに旅の重さがよりいっそうずっしりとのしかかってきました。
指輪を捨てるという重い使命を背負うことになったフロドが旅の途中で何度もくじけそうになるんですけど、それを心から支えてくれたのが、
おなじホビットの仲間であるサム、そしてピピンやメリーたちでした。
それにあとから同じ使命を背負うことになるアラゴルン、レゴラスにギムリ、そして魔法使いのガンダルフたち。彼らがパーティを組むのは
後にも先にもこの時だけなので、洞窟でのシーンはほんとにハラハラして観てました。

旅の途中でこれから出会うさまざまな困難、それらを暗示するかのようにフロドたちにも仲間との別れがやってきます。
ガンダルフやボロミアとの決別、それに仲間たちとの別れ、旅は一層困難になるだろうけど、それでもがんばっていこうというところで第一作目は
終わりを告げます。
それ以降の展開を知っていても、ぐぐっと映画にのめり込んでいってしまう。ほんとにすごい作品だと思いました。
『HOTEL VENUS』  2004・日   3月9日(火)
この作品は、劇場の予告編で初めて知って、あ、「チョナンカンが映画化されたんだ」くらいにか思ってませんでした。
けど、試写会で映画を観た人たちがみんな絶賛してて、どうしてこんなにも評判が高いんだろうって気になって、確かめることにしました。

物語は、心に傷を背負ったものがあつまるホテルビーナスからはじまります。
ここでは皆、知られたくない過去を持っているため本名では呼び合いません。アルコール漬けの元医者’ドクター’にその妻の’ワイフ’、
殺し屋に憧れる少年’ボウイ’、花が好きで花屋を開くことを夢見る’ソーダ’。そしてこのホテルのオーナーの’ビーナス’に、ここの住人兼
従業員の’チョナン’。彼らのもとにまた、過去に傷を負ったものが現れます。それが’ガイ’と’サイ’だったのです。

はじめの方は、主人公のチョナンやほかの住人たちがなぜホテルビーナスに来たのかがわからず、あんまりのめり込むってほどではないなあ
って思って観てました。けど、ストーリーが進むにつれ徐々に住人たちの過去が明らかになり、チョナンの過去が明らかになるころあたりから、急に
ぐっと映画にのめり込んでいました。
新しく住人になった少女のサイが、はじめは誰とも打ち解けようとしなかったのが、チョナンのタップを通じて徐々に心を開いていく過程が優しく描か
れてて、気がつくと自然と映画にのめり込んでいってました。

映画館に入るとき、おまけとして先着順に白いハンカチがプレゼントされたんですけど、その意味がほんとにわかりました。
まさか泣くまではいかないだろうと高をくくっていたら、中盤のチョナンの過去が明らかにされるところから急にグッてきて・・・絶賛される意味がわかりました。
ひさびさに良い映画を観た、そんな気分になれる映画です。