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『ビッグ・フィッシュ』 2004・米 11月28日(日) いつものように、レンタルショップにビデオを借りようと何気なく新作の棚を眺めていました。 そのときです。わたしの目は一瞬にしてそれに釘付けになりました。 そうです、そのわたしの目を釘付けにしたものとは「ビッグフィッシュ」のレンタルビデオ!@@ 幸いにも、かろうじて一本だけが残っていて、それを手に取るともう迷うことなくレジへ向かいました。 え〜上にも書いてるように、じつはこの作品、ほんとにずっと観たかったんですっつ けど、劇場公開時についつい見る機会を逃してしまって、、ずっと心の片隅にひっかかってました;^^。 そんなわけで、帰るや否や、さっそくビデオ鑑賞へと入っていきました。 監督はあの「シザーハンズ」「ナイトメア・ビフォアクリスマス」なんかで独自の世界観を魅せつけてくれたティムバートン。 もちろん今回に作品でもあの独自の世界観は健在です^^ 余命わずかとなった主人公の父親。その父親が残された息子や家族へ、自分がどうやって人生を歩んできたのかを、創作や想像を ふんだんに含めて淡々と語りだす。。 人間ほどもある巨大な魚の伝説や、巨人を退治に行ったエピソード。自分の死の瞬間をその瞳に映し出す魔女と出会ったり、 そしてだれもが幸せにくらす忘れ去られた町の存在・・ 自分が歩んできた人生が、父親の語るホラ話を通じて、面白おかしくまるで童話のようなひとつの物語となって展開されていきます。 たしかに、実際の人生は、こんなにも面白く楽しいものじゃなかったかもしれません。けど、父親の口を通して語られる物語は、ほんとに すごく生き生きとしてて、そっちのほうがずっと魅力的に思えてくるようなお話なんです。 よく、子供の頃学校の先生やおじいちゃんおばあちゃんの昔話をきかされて、あまりに違うその生活ぶりに、まるで別の世界の話を 聞かされてるように感じたのを覚えてます。人づてに聞く話って、真偽はともかく想像力をすごく掻き立てられますよねえ。 今回のこの作品も、まさにそんな感じの作品なんです。 とくに映画の終盤からラストにかけて、現実と空想との境目があいまいになって、それはもう・・・ほんとにおとぎ話のような展開でした 見終わったあとにほんわかとした幸福感に包まれる、、まさにそんな感じの一本でした^^ |
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『キャット・ウーマン』 2004・米 11月21日(日) いつものようになにげなく過ごしていたある日、友達が何かを手にして近寄ってきました。 そしてその手に持っていたものを差し出し、「余っちゃって、、よかったらどう?」 そうなんです、その手にしたモノとは映画「キャット・ウーマン」のチケットだったのです@@ タダより良いものはないっつ!というわけで二つ返事でOKしました。 「キャット・ウーマン」わたしがその存在をはじめて知ったのはあの「バットマンリターンズ」を観たときでした。 「バットマン・・・」のキャットウーマンはミシェルファイファーが演じてて、大人の色気むんむんのセクシーなキャラクターでしたねえ。 で今回、一気に主役の座に躍り出たキャット・ウーマンを演じたのはオスカー女優のハルベリー。 ミシェルファイファーとはまた違った、新たな魅力溢れるセクスィーな活躍ぶりを見せてくれました^^ 一度は死んでしまった主人公が、神秘的な猫の力によってキャットウーマンとして蘇り、夜の街を暗躍するヒロインとして活躍する! という、まあ割とありがちな誕生の仕方なんですけど。。! キャットウーマンとなってからの活躍ぶりが、もうほんとカッコいい〜んですっつ! 街から街へひらりひらりと飛び移り、しなやかなカラダを活かしてエキセントリックな活躍ぶり。そして自慢の鞭での男勝りの戦いっぷり☆ ほんと自由気ままで何を考えてるのか分からない。まさしく猫そのもののきまぐれな性格で周りを翻弄するという なんかいままで見たことも無いようなタイプのキャラクターでした。 変に使命感を背負ったりしてないから、ピンチになってもどこか楽しげ。人を食ったような小悪魔的な妖しい魅力で周りを翻弄したりして ハルベリーの魅力が前面に溢れ出てるなあって感じました。 とくに初めて自分の新たな能力に目覚めて、ロングだった髪をばっさり切って濃いアイラインに真っ赤なルージュを引いて。。 真っ黒なレザーをまとった姿には、もうほんと、ただただ’カッコいい・・・’ってうっとりしてました まあ、思いがけない出来事でこの作品を観たわけなんですが。。 やっぱり、敵らしい敵がいないっていうのがちょっとアレだったかなって思いました。 バットマンのように今回の敵はこいつ!ってはっきりしてないので、ストーリーがちょっと中だるみになってしまって、、 せっかく主人公はナイスなキャラなのに、それに釣り合う敵役がいなかったために、その魅力も半減してたかなあ〜なんて;。 たぶん、あまりにもバットマンのイメージが強すぎてそれが仇となったのかなって思います; 次回作では、強力なライバル出現!。。に期待していたいと思います☆ |
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『トルク』 2004・米 11月10日(水) この作品のことを知ったのは、朝のニュース番組の中の、たしか新作映画紹介コーナーだったと思います。 バイクで街中を疾走してOLのひとのスカートが捲れたり、走行中の列車の上をバイクで走ったり、、、 とまあ、一目でわかる作品で、これは劇場で観ないと!って思いました^^ このトルクって言うタイトル。意味はオートバイや車なんかの専門用語で’駆動力’っていう意味なんです。 まさにこの言葉の意味どおり、’駆動力’で映画はスタートしました! 冒頭で、いきなり2台のカスタムカーが疾走してきて、’あれ、たしかバイクのはずじゃ’、って思ったいたら。。 後方からものすごい勢いで一台のバイク走ってきて・・・これだあ〜って思いました!! バリバリに改造されたカスタムカーを、ターボ全開で一気にごぼう抜きして、もう一気にテンションは高まりました!!@@; やっぱりこの作品の見所はなんといってもバイクのシーン☆ 車線のはみ出しはもう当たり前で、対向車が来てるのにぜんぜんどこうとしないし、スピードだってメーター振り切れるまでのフルピード。 一歩間違えれば絶対死ぬっ!っていうくらいスピードを出しまくって、何でこんなにもスピードを出してるんだろうかって思うくらいでした^^; そのバイクのシーンも話が進むにつれ過激になって、走行中の列車にジャンプで飛び乗ったかと思うと、そのまま客車に降りてきて 乗客が乗ってる中を走行しちゃうし、バイク同士での格闘(ほんとに乗ったままで格闘してるんです)はするし、ラストでは、 ヘリのエンジンを搭載しているという、とんでもないオートバイまで登場してきて、いままでに見たこともないような斬新な映像の オンパレードでした。 ただ、残念だったのはちょっとストーリーがいまいちゴチャゴチャしていたこと。 はじめからストーリー目的で観に行ったわけではないんですけど、、どうせならもっと単純にしてもよかったんじゃないかなって。。 同じオートバイ系の映画でたとえるなら−「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」−あれくらい痛快ならよかったのになあって思いました。 けど、そうは言ってもラストの爆走シーンは圧巻で、もうあまりに早すぎて何がなんだかわかりませんでした! これを観れただけでも、良かったかなって思います^^ |
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