このカテゴリーでは主に、両手で扱う刀剣類を紹介しています。 中世ヨーロッパを例に挙げて説明しますと、ヨーロッパでは武器以上に防具が発達しており、並の刀剣では相手を斬り倒すことは不可能でした。 そこで鎧の上からでも相手を殴って倒すことが出来る、巨大で重たい刀剣が発明されたのでした。 巨大な剣を造る為には、大量の鉄を溶かす事が出来る溶鉱炉と、鉄を加工するだけの技術が必要不可欠です。 当然、それらが発達していない地域では、両手剣を造る事が出来ません。 両手剣は文明レベルを測るのに適したシンボルでもあったのでした。 飛び道具の発達と共に両手剣は戦場から姿を消します。後、両手剣は騎士のシンボルとなり、各地で装飾品化され栄華を競い合うための武器となったのでした。 |