Two handed Flamberg

Flamberg - フラムベルグ
全長:150cm〜200cm
重量:2500g〜3500g
生産地:ドイツ〜フランス

 One handed weaponのカテゴリにも置いてある「Flamberge」の両手版。刀剣そのものの説明は片手用バージョンをご参照願いたい。 新たに生産地と歴史が判明したので、ここではそれらを述べようと思う。

 「Flamberg」は中世末期〜ルネサンス前期に生まれた刀剣であるという。
 波のようなフォルムを持った刀身は非常に美しく、主に美術品として扱われたようだ。もっとも、この剣は極めて強力な威力を持っているので、有事の際には立派な武器になるのだが。
 ドイツで生産された後フランスに持ち込まれ、幾つかのバリエーションを生み出して欧州に広まったようだ。

 「Flamberg・ふらむべるぐ」はドイツ語。「Flamberge・ふらんべるじぇ」がフランス語。名称が異なるだけで仕様に差は無い。
 語源であるドイツ語版だが「炎」を意味しているようだ。
 成程、刀身が揺らぐ炎のように見えなくも無い。