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 全長：110ｃｍ前後 重量：1000ｇ前後 生産地：日本 良質の鉄と刀職人の技術が生み出すこの武器は 世界の刀剣の中でも類を見ないほど鋭く美しい剣の一つだ。 日本刀は大きく分けて、2種類に分類される。 まず一つ目が平安〜鎌倉時代に使われていた「太刀〜たち」と呼ばれる、大振りの刀。そしてもう一つが左図の「打刀〜うちかたな」だ。 刀は時代と共に改良を加えられている。 徒歩による戦闘から騎乗での戦闘が一般的になった鎌倉時代に、馬上で扱い易いように大振りの太刀が生まれた。 戦国時代、豊臣秀吉の刀狩りが施行され、武士以外の人間が刀を持つことを禁止されると、刀は純粋な戦闘のための武器となり、より洗練されていった。 そして生み出されたのが打刀である。 優れた切れ味と、美術品さながらの美しさを誇る日本刀はアジア〜ヨーロッパに向けて輸出され大きな評価を得た。 明治の廃刀令から一世紀余り。今日でも日本刀の収集家や愛好家がいるのがその証拠である。 追記：この画像、かなり昔の物なのでクオリティ低いです。こちらやこちらに新しい画像があります。 |