針灸院日記 2021  本文へジャンプ


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12.31 今年もありがとうございました

28日(火)で今年の診療が終了して、29日からはカルテやデータ整理、年賀状や植物の世話などを少しずつ進めていました。毎年のことですが長期休暇に入るとスイッチがオフになるためか体調が落ちてしまいます。だからあまり捗らないのですが、今年の最後に部屋の模様替えを計画していたのを丸一日がかりで実行しました。私の部屋はロフトがあるのですが、梯子を上るのが億劫なので入居以来一度も活用しないままです。梯子を常時下す仕様にすることで家具などは一旦全部移動した上で配置し直した結果、朝から取り掛かって概ね終了した頃には暗くなっていました。へとへとに疲れましたが未使用の空間が誕生して満足感で一杯です。

今年もコロナをはじめ色々とありましたが、終わり良ければ総て良しということで、今年は〆たいと思います。来年もよろしくお願いいたします。

12.24  「眼科と東洋医学」研究会の抄録を提出しました

来年3月にZOOMでの開催が予定されている第38回、「眼科と東洋医学」研究会の抄録を提出しました。演題は「中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)への鍼施術」になります。今回で6回目となり眼科の先生方にも見ていただける水準で、統計症例報告への取り組みができるようになりました。日常の診療に追われてしまい、年1回程の小規模な報告がやっとですが、患者の皆様から学ばせていただいた結果を公に返していける貴重な場です。これからも出来る限り続けていけたらと思います。

12.13 コペンは20年目

私の愛車コペンは2002年末からの長い付き合いです。数年前に台風による飛来物でフロントガラスが割れる等の車両保険案件はあったものの、他に大きな故障もなく気が付けば20年目に入ります。そろそろ可動する屋根の開閉装置の故障は考えておく必要はありますが、次の30年に向けて乗り続けるつもりです。

ところで車はどれだけ乗ることができるのでしょうか。コペンともう1台、我が家にあるレガシィ・アウトバックは今年で14年目です。走行距離が7万キロということで、オイル滲みなどのトラブルや消耗部品の交換は度々ありますが、まだ当面は乗れそうです。以前は10年10万キロと言われて買い替えの基準にもなっていましたが、自動車規格の国際化により海外でも同じ車が使われる実績から、メンテナンスは必要ですが車の寿命は概ね20年20万キロ辺りが妥当かもしれません。

一方で最近の車は安全装置の進化等から高額になりました。新車の乗り出し価格は軽自動車で200万、普通車で300万は当たり前です。我が家のアウトバックは当時300万で買えましたが、現行の後継車は総額500万程にもなります。これでは現金購入は厳しいと思いますが、車もローンを検討する時代になったのかもしれません。でも持ち家はローンが一般的ですので、加えて車のローンとなると難しい気がします。色々と最近の状況を一通り調べた上で、大きな故障等が無ければアウトバックも20年を目指して乗り続けたいと思うようになりました。

12.5 東亜医学協会 「眼科領域における漢方」座談会に参加しました

東亜医学協会は昭和13年に設立された歴史のある、日本の漢方医学の代表的な団体の一つです。月刊誌として「漢方の臨床」を発行していて創刊から60年以上、通算では700冊を超えているそうです。今回は月刊誌の「漢方の臨床」で約28年ぶりに眼科領域の漢方治療を掲載したいとのことで、「眼科と東洋医学」研究会のメンバーで座談会を行う運びになりました。臨床で漢方治療を行う医師が中心の団体なので、私は少し場違いと思われましたが、顔見知りの先生方との座談会ということもあり参加させていただきました。

今回はコロナ禍のため不慣れなZOOMでの座談会でしたが、開始10分後位に画面が切り替わったタイミングで画面が固まるトラブルに見舞われ、事務局に直接連絡してZOOMを再起動するよう指示をいただき、10分程度で復帰することができました。当方の回線トラブルらしいのですが突然のことで、頭の中が真っ白になるとはよく言い当てたものです。このため前半は準備していた内容もあまり話せませんでしたが、先生方の助けもあり後半は少し落ち着いて座談会に加わることが出来ました。参加された先生方、「漢方の臨床」の編集の皆様に感謝したいと思います。

鍼灸にも様々な流派や考え方があるので、私の話が眼科領域の鍼灸を代表した内容と理解されないよう注意しながら、想定外の回線トラブルも加わって今日は相当疲れました。収穫は漢方治療の深い部分の話は私には分かりませんが、漢方治療を行う眼科医が鍼灸に期待することや、知りたいことが少し分かったということでしょうか。その辺りは座談会の中で触れていますが、近々編集されて月刊誌「漢方の臨床」に掲載される見込みです。残念ながら東亜医学協会の会員向けで、一般販売はされていないようですが、医療機関で漢方治療に加えて適切に鍼灸を生かした医療が患者さんに役立てられるよう願っています。

11.12 来年の統計症例報告は、「中心性漿液性脈絡網膜症」の予定

今年5月にZOOMで開催された眼科医主催の「眼科と東洋医学研究会」ですが、来年も3月に行われることが決まりました。当院も演題を提出する準備を始めていますが、次回は中高年に多く発症する「中心性漿液性脈絡網膜症」が、鍼治療により「視界の歪み」が軽減・治癒していく統計症例報告を予定しています。視界の歪みを伴う眼疾患の症例は非常に多いのですが、純粋に中心性漿液性脈絡網膜症の診断を受けられ、当院で継続した治療を受けた方に限ると、今回対象となる症例は40数例になりそうです。

まだ集計中になりますが、視力低下が少なく重症でない場合には、週1回の鍼治療なら数回で自覚的に歪みが和らぎ、数ヶ月後には眼科の検査で網膜浮腫が軽減したり、当院の測定でも歪みの改善がみられることが多いです。完全な治癒には歪みの程度で更に時間はかかりますが、適切な鍼治療の間隔や日常生活上の注意点に概ね気を付けることが出来れば、治癒や大幅な改善が得られ易い疾患です。一般に眼科では初期は経過観察で自然回復を目指し、数ヶ月で治らない場合には程度によりレーザーや硝子体内注射を提案されますが、そうなる前に適切な鍼治療をお勧めします。

10.17 ブルーライトカット眼鏡が発育に悪い可能性って、どういうこと?

少し前から問い合わせが増えてきた話ですが、「ブルーライトはカットしない方が良い」という報道があったようです。当院では眩しさや目への負担を減らすために推奨していますので、内容を確認してみました。

日本眼科学会他の6団体から「小児のブルーライトカット眼鏡装用に関する慎重意見」が4月14日付で出されています。この中でポイントとなるのは体内時計への影響という点で、特にブルーライトを含む午前中の太陽光は、体内時計が正常に働くために大切と考えられます。以前、白内障で使用する人工水晶体にブルーライトカット機能を持たせたところ、不眠症が増加した過去の事例もありますので要注意事項です。このタイプの人工水晶体は常時ブルーライトをカットし続けることから、体内時計に影響を与えたとされています。

しかしゴーグルのような顔との隙間が生じない眼鏡を装用し続けない限り、登校時や屋外活動では必要十分な太陽光を浴びることになります。むしろ夜間にスマホなどを見続ける現在の生活は、体内時計を狂わせることに繋がると考えられますので、スマホ等の画面にブルーライトカットシートを貼るなどの対策は正しいことや、日中の眩しさや過剰な照明を和らげるために、ブルーライトカットを含むサングラスや偏光レンズ等を用いるのは間違いではありません。また眼科疾患によっては網膜自体が脆弱なため、健常者では問題にならない程度の光でも大きな負担になる場合があります。

まとめると、午前中の太陽光については体内時計への影響は考慮すべきですが、体内時計が狂ってしまう原因は夜更かしや、就寝前のスマホやテレビなどの光刺激の影響が大きいと考えられます。ブルーライトカットを含む目への負担は適切に軽減させて、目の健康を守っていきましょう。最近の眼科学専門書で「太陽光は喫煙以上に目へ悪影響」等とする記載も増えていることには、今は触れないでおきます。

10.10 30年前に戻った気がしました

大学受験の下見ということで、十数年ぶりに遠方から大学時代のサークルの友人が娘さんを連れて立ち寄ってくれました。今回の目当ては私たちの母校の日本福祉大学なので、久しぶりに大学周辺に行ってみようという話になり、同じ県内に住む別の友人も誘って遊びに行くことになりました。

美浜町の景色は30年前と概ね同じでしたが、様々な建物は昔の記憶と大きく変わっていました。私の住んでいた学生アパートは既に無く、太陽光パネルに変わり、現存していたアパートも多くは閉鎖され、やはり屋根に太陽光パネルが載っていました。一方で新しい店舗やコンビニ、学生アパートもできていたり、大学の校舎も新設されて増えており、30年という年月の流れを感じました。サークルの部室があった学生会館も散策して、昔と同じ懐かしい景色を見ることもできました。

昼食は私が1年近くアルバイトをしていた、中華料理とお好み焼きのお店「文太」さん。当時は知多奥田駅にありましたが、現在は河和に移転して26年ということです。当時若かったオーナーさんは私のことも覚えていてくれて、30年ぶりに懐かしい変わらない料理と共に感激しました。その後は師崎を経由で知多半島を寄り道しながらドライブして回り、中部国際空港で解散。とても懐かしく、また思い出深い一日になりました。

どうも自分たちばかり楽しんでしまいましたが、友人の娘さんの目には父親や私達はどう映ったでしょうか。どんな進路を選択したとしても、大学では将来へ続く人との繋がりを大切にしてもらえたら、きっと楽しい未来が待っていると思います。

9.24 若年性黄斑変性のページを更新

若年性黄斑変性のページを約3年ぶりに更新しました。以前に比較して強度近視が原因となる割合が増えていることや、抗VEGF硝子体内注射(アイリーア等)を早期から積極的に使うべきとする眼科と、対症療法に過ぎないので最小限の使用に留める眼科に考え方が分かれてきたように感じます。どちらが発症初期に正解なのかはケースによりますが、長い目で見ると大切なことはトータルの注射回数を増やさないことです。薬剤の効果を維持しようと毎月のように注射を繰り返していると眼球や網膜自体が弱ってしまい、数年もすると最初は出ていた効果も出なくなることが少なくありません。

このことは近視性黄斑変性以上に、網膜静脈閉塞や糖尿病網膜症にも当てはまります。原因となる飲酒や喫煙、過労や睡眠不足といった生活習慣を改めないまま注射を続けたところで、仮初めの改善でしかありません。当院では針治療と共に本物の改善に向けてのポイントを探していきますが、患者さんも可能な範囲で実行していただくことで、眼科でも驚かれる程の結果に繋がることが多いです。過剰に医療を頼り過ぎることなく、人生100年時代に向けて健康を長く保つ生活習慣を身に付けていきましょう。

●関連リンク・・・若年性黄斑変性のページ

9.10 私はFIREではなくスローライフ

最近「FIRE」という言葉を時々耳にしませんか。 「FIRE」とはFinancial Independence(経済的自立)、Retire Early(早期退職)の略語です。欧米発で日本でも実践する人が現れているようですが、20〜30代でスタートして節約と投資で資金を確保し、早期リタイヤを実現して豊かな人生設計を目指すというものです。特別な才能や恵まれた環境が無くても誰にもチャンスがあり、先の見えない現代で自在な働き方とミニマムな暮らしを志すことは、もう50代となり「FIRE」を始めるには遅すぎる私にも、いくらか魅力的に映ります。

そう思った矢先、「待てよ、FIREでは無いけれど、既に私は好きなように暮らしている」ことに気が付きました。自営業ですので基本的には自分のペースで仕事ができますし、当地は日常生活に不便は感じない程度の田舎です。畑や庭いじりに打ち込む時間も確保していますので、仕事でのストレスも解消できています。もちろん家族やスタッフの支えがあってこそですが、いつの間にか20年以上の時間をかけて、体調面で不安はありながらも自分なりのスローライフを実現していました。これからも年を取るにつれて形は変わっていくでしょうが、早期リタイヤは考えられません。これからも私の治療を必要とされる間は、細く長く続けられたらと思います。

まだ弱輩である50代の私が結論を話すのは尚早ですが、「FIRE」を含めて自由な生き方を実現するには、経済的には「時間」を味方に少しづつ着実に準備することや、助け合い感謝できる「家族や仲間」、本人の資質として「自分の頭で考えることと決断力」が大切と思っています。クローン病で入退院を繰り返していた30年前の自分に諭すことが出来たら、もう少し苦しまずに済んだと思いますが、その後の上海留学を始めとした貴重な経験が無ければ、現在には繋がらなかったかもしれません。高校生の息子には何かの形で伝わればと思っていますが、良くも悪くも親の姿を見て大人になっていくのでしょうね。

8.25 昨日からパラリンピック開幕

オリンピックに続いてのパラリンピックは緊急事態宣言の中、連日2万人を超える新型コロナ感染者を出しながら24日、強行開催されました。選手や関係者の方の努力は称賛したいと思うのですが、国民への感染対策があまりにも後手に回っていることは否めません。刻々と変化する感染状況に全く対応できず医療体制は事実上崩壊、経済対策も含めて他国と比較しても周回遅れの感じです。日本国内で流行が始まってから1年半も経っているのに計画的に対策を講じた形跡がほとんどありません。現政権には近く行われる衆議院選挙で国民の審判が下されるでしょうね。

現在、世界的に主流となっているデルタ型ウイルスですが、日本国内で第5波と呼ばれているものの、実際には第2波もしくはアルファ型に続く第3波とするのが正しいと思います。感染力や症状、重症度等のウイルスの持つ特性が大きく変異したメジャーバージョンとしては、100年前のスペイン風邪でも概ね終息するまでの約3年間に3回の大きな波が来たことが分かっています。今回は現時点で1年半を超えたところですので、もう1回もしかすると大きな変異があるかもしれません。私は昨年春に今回の世界的大流行は医学の進歩により約2年と考えて、来年の春頃には終息に向かうと見ていましたが、どうも雲行きが怪しくなってしまいました。当たり前に過ごしていた日常が遠く感じられます。

8.9
 土曜日の予約時間を変更します

現在、土曜日の予約は非常に込み合っていますので、30分毎の予約を1時間毎に変更させていただき、ベッドを効率よく使用することで予約枠を若干増やすことになりました。また、土曜日に限らず予約のキャンセルを待つ患者さんもありますので、予約を変更される場合は、出来る限り前日までのご連絡をお願いいたします。

8.8 オリンピック閉幕

17日間に渡って行われた東京オリンピックが閉幕しました。あまり知られていないスポーツ種目も含めて、今回を目標に掲げてきた選手や関係者の皆様はお疲れ様でした。コロナ禍の渦中であっても、史上最多のメダル数と共に記憶に残る大会になったと思います。一方で新型コロナウイルスの流行は「政府から自粛のお願い」では止められず、連日1万人を軽く超えて感染爆発の様相となり、医療崩壊も現実味を帯びてきています。ワクチン接種が進んだことで重症以上の方は少なく見えますが、今後も感染が広がれば確実に増えてくるはずです。最近の人出の多さなどを見れば、オリンピック開催が間接的にでも油断に繋がったのは間違いなく、この点が変わらない限り感染は収まらないと思われます。

個人的には海外のような罰則付きの都市封鎖(ロックダウン)を避けて人出を抑えようとするなら、例えばお盆や年末年始、GWなど、企業活動や学校の休みに合わせて1週間程度に限り、事前に告知して計画的に公共交通機関や高速道路、航空、公共施設等を全面的に休止とすることが効果的ではないでしょうか。30兆円もの対策費が残っているのなら休止を要請する企業等への十分な保障も可能なはずです。例えばオリンピック開幕前にお盆期間の全面休止を告知していれば、各方面で準備が進むと共に油断にも繋がらなかったのではないかと思います。

頼みとするワクチンも最新の変異株に対しては、重症化を抑える効果はあっても感染を減らす効果はあまり期待できなくなっているようです。医療崩壊が現実となり、コロナだけでなく他の病気やケガでも医療を受けられなくなることが最も恐れることですので、私のような一市民には日本政府に強いリーダーシップを発揮していただくことを願う他ありません。

7.27 10年点検の修繕見積もりが届きました

先日の10年点検の修繕見積もりが来ました。特に破損等はありませんが、総額で210万円超えです。新築戸建て10年目のメンテナンスコストとしては高額な印象ですが、今回は住友不動産による修繕を行っても長期保証の延長はありませんので、見送る決断に迷いはありません。6年前に増築したログハウスの外壁塗装と合わせて、数年以内に必要なメンテナンスを行う予定です。

7.23 東京オリンピック開幕

新型コロナウイルス禍の中、強引に開催された東京オリンピックですが、ここまでくると止められない状況でしょう。しっかりと感染症対策を行った上で準備してきた選手や関係者の皆様を応援したいと思います。無観客となることで観戦される方の熱中症リスクが消え、コロナ禍による医療機関への負担が少しでも減ることは幸いですが、感染者や重症者の増加は心配です。東京オリンピック・パラリンピックが閉幕する9月以降、どんな状況になるのかは予想できません。ワクチン接種で新型コロナ感染症による重症者や亡くなる方が大きく減り、治療薬も登場することでインフルエンザ程度の脅威で済む日が見えてくるのには、もう半年程度は時間がかかりそうですね。少しでも早く日常が戻るよう願っています。

7.8 待合室のエアコンを入れ替え

昨年夏より冷房時の水漏れが続いていた待合室のエアコンを新調しました。約10年頑張ってくれたので、業務用途としては寿命を全うしたと思います。今度の新型も同じパナソニック製で普及グレードのJシリーズ、つまり10年後の同型機となります。サイズは2.8Kwから3.6Kwと一回り大きくしましたが、200V仕様の為パワフルに働いてくれます。普及機ですが内部の自動洗浄等、10年分の進化が感じられました。そういえば先月は、やはり新築時から10年のパナソニック製洗濯機が壊れて、慌ててシャープ製を即購入していました。次に壊れるのは別のエアコンか、ガス乾燥機か、別の何かか・・・ちょっと心配です。

7.1 10年点検

千秋針灸院は2011年10月に隣接した店舗から移転・新築したのですが、建築業者さん(住友不動産)による10年目点検が行われました。屋根や外壁、床下、屋根裏等の点検は2時間近くに渡り、10年分の経年劣化は見られるものの、問題になるような部分は無いようでした。気が付けば10年とは早いものですね。店舗付き住宅の扱いなので長期保証の延長は出来ないそうですが、10年程度で必要となる補修の見積もりを作成して貰えるということで、今後の参考にしたいと思います。

6.28 加齢黄斑変性のページを更新

4年ぶりに加齢黄斑変性のページを更新しました。当院の加齢黄斑変性の治療は20年近くになりますので針治療の実績や長期的な状況はよく分かっていますが、内容の追加を続けたため文章が長くなり、古い情報も多くて読み辛くなっていました。今回は大幅に整理した上で、長期的に針治療をどんなペースで続けたら良いかを簡潔に書いています。他の疾患についても分かり易く順次改訂していきます。

●リンク・・・加齢黄斑変性のページ

6.4 統計症例報告「糖尿病網膜症への鍼施術と視力変化」を掲載しました

先日ZOOMで開催された第37回 『眼科と東洋医学』研究会で、私の報告した統計症例報告「糖尿病網膜症への鍼施術と視力変化」をアップしました。今回は初めての糖尿病網膜症の報告になりましたが、鍼治療による特徴として早期から視力が回復することが挙げられ、特に汎網膜光凝固(レーザー)を未実施の場合には、大幅な回復を得られる症例が多くなる傾向があります。今回は6ヶ月までの短期間の視力変化を追いましたが、Hb-A1c値が概ね8.0を下回って安定していれば、長期的にも視機能維持は容易なことが分かっています。最近では慢性的な嚢胞様黄斑浮腫に抗VEGF硝子体内注射を繰り返す方も少なくありませんが、多くは不要になりますので適切な鍼治療もご検討下さい。

●リンク・・・統計症例報告「糖尿病網膜症への鍼施術と視力変化

5.24 第37回 『眼科と東洋医学』研究会がZOOMで開催されました

コロナ禍で延期となっていた昨年春の第37回 『眼科と東洋医学』研究会は、1年2ヶ月遅れて昨日午後からZOOMを使用しての開催です。ZOOMでの開催は初ということで、テストを兼ねて内容は繰り越し、参加者も限られていました。当院は昨年予定されていた『糖尿病網膜症への鍼施術と視力変化』を一般演題として報告です。初めてのZOOM報告でしたが千秋針灸院内から発信できるため、あまり緊張せずに無事終了できました。今回も内容を分かり易くして公開しますので、もう暫くお待ち下さい。

鍼灸に関係する特別公演として、東北大学・漢方内科の有田龍太郎先生が緑内障に対する漢方・鍼灸の臨床研究という内容で、当院の治療に類似した鍼治療により緑内障の11名20眼の患者さんで、治療後の眼圧が有意に低下することや、少なくとも短期的には静的視野計で視野の改善が確認できたこと、レーザースペックルフローグラフィーで眼底血流を測定すると、目に直接関わる網膜中心動脈や短後毛様体動脈で血流を増加させることを報告されました。今回は伊藤健吾先生からも『鍼施術により初期緑内障の視野に変化があった2症例』として、眼科での静的視野計の結果を踏まえた報告がありましたので、緑内障に関して有意義な研究会になったと思います。

有田先生は漢方薬の研究をされていましたが、講演の中で以前の『眼科と東洋医学』研究会に参加した際に鍼治療にも興味を持たれ、緑内障への漢方薬治療と共に鍼治療に目を向けられたということです。私は2017年と2019年に緑内障へ鍼治療の統計症例報告をしていますので、図らずも東北大学で追試した形となり鍼治療による視野の改善を再現されたこと、また眼底血流や眼圧も当院では測定できませんが、専門的な研究として視野の改善を客観的に補強いただけ「繋がった」ことに感激しました。今後の研究により中・長期的な視野の改善が証明されれば、将来的には鍼治療も漢方薬と共に緑内障治療の選択肢の一つになる可能性があります。

今回の研究会で感じたことは、当院のような針灸院の臨床報告が医師や鍼灸師の目に留まり、再現性の確認や更に幅広く掘り下げた専門的な研究が進むことで、また臨床に生かせるという流れができたことは成果と思います。当院では数年から5年以上といった中・長期の静的視野計の検査データも増えていますので今後の報告を目指すことや、他の眼科疾患についても順次報告することで、鍼治療の可能性を患者さんに役立てることが目標です。そして鍼灸師を専門医主催の『眼科と東洋医学』研究会に加えていただけた会長の竹田眞先生をはじめ、関係の先生方に感謝いたします。

5.10 野球と目の外傷

当院に来院されている眼科領域の患者さんは、緑内障や黄斑変性などの病気が多いのですが、外傷(ケガ)や手術の後遺症により視力や視野の低下を生じている方も少なくありません。鍼治療は血流を改善し患部の回復を促しますので、特に外傷等では受傷後早期から取り組むことで効果が高く、長期的な観点からも1年位までは緩やかに視力や視野は回復する傾向があります。目の外傷は多くが交通事故ですが、次に野球のボールが目に当たり黄斑円孔や網膜剥離を起こしたケースも少なくありません。上手く治癒する症例もあるのですが、障害の程度によっては必要な手術を受けた上で鍼治療に取り組んでも、ある程度の視機能障害が残ることがあります。

私もプロ野球は40年来のホークスファンですが問い合わせを受ける度、野球による目の外傷を減らせないかと考えます。例えばプロ野球では打者が打席に入る際、フェイスガードを着用する選手がありますが、アマチュア野球では何故か禁止されているようです。ヘルメットに取り付けるフェイスガードは改造と見做され、昭和49年にできたSG認定が受けられないことが理由らしいですが、40年以上前の規格が現在の選手を守れるのか私には疑問です。実際、目の外傷で来院される学生患者さんは明らかに野球が多いのは、選手を守る制度に問題があるのではないかと思います。もちろん打席での死球だけが原因ではなく、守備の際にも事故は多いので、フェイスガードだけでなく全般の対策が必要なことは言うまでもありませんが、他のスポーツに比較して安全対策の立ち遅れは明らかです。

野球はプレーする側も見る側も楽しめる魅力あるスポーツですが、後遺症が残るような事故は、制度の工夫で少しでも減らせたらと心から思います。

4.27 スタッフ募集のお知らせ(土曜日のみ・女性1名)

千秋針灸院では鍼灸師の国家資格を持つ方、もしくは鍼灸専門学校に在籍している学生の方で、土曜日のみ勤務いただける女性スタッフを募集しています。詳しくはスタッフ募集のページで。ご応募をお待ちしています。

●リンク・・・
スタッフ募集のお知らせ

4.19
 鍼灸治療と生涯に渡る目の健康を目指して

1年以上も続く新型コロナウイルス感染症は、患者さんの通院への影響も大きく、様々な理由から治療の継続が困難になる方があります。その場合、特に進行性の眼科疾患等では悪化してしまう傾向もみられます。例えば慢性に進行する網膜色素変性や緑内障では、治療を中断して数年後に再度来院される方も少なくありませんが、以前より進行したケースが目立ちます。黄斑変性では軽症で概ね治癒していれば大丈夫ですが、強度近視や重症の場合には治療中断後、早い方では半年位から再発したり黄斑萎縮を生じる傾向があります。糖尿病網膜症では血糖値の安定、中心性漿液性脈絡網膜症では飲酒を含めた水分摂取が悪化や再発を左右するのですが、やはり治療を再開される方があります。

千秋針灸院では20年以上の治療実績から、眼科領域の各疾患毎に長期的な予後の状況や傾向が分かってきましたので、今後の疾患毎の専門ページ更新時に追記していきます。具体的には各疾患毎に@患者さんは何に気を付ける必要があるか、A鍼治療による改善や維持・進行抑制の程度、B長期的に必要な鍼治療頻度の目安を明記できたらと考えています。目の健康は治療開始当初だけでなく、生涯に渡って守る必要があります。医療は今後も進歩を続けることで、将来は様々な疾患が解決に向かうと考えられますが、現時点での鍼灸治療の役割を広くお伝えすることで、皆様の目の健康に役立つことを願っています。

4.12 『鍼灸OSAKA 139号』掲載の緑内障症例報告を配布中

今年2月に出版された鍼灸専門誌『鍼灸OSAKA 139号』の眼科疾患の特集記事について、掲載された緑内障症例報告の抜粋冊子を当院で配布中です。著作権は出版元にあるため、残念ながらホームページに内容を出すことはできません。鍼灸専門誌を一般の方が購読するには少しハードルが高いため、患者さん向けの抜粋冊子として用意してみました。鍼治療での緑内障の実際を、具体的な症例も交えて紹介していますので、緑内障で鍼治療を検討されている患者さんやご家族の方の理解に役立つと思います。申し訳ありませんが冊子の発送は行っていません。当院内で配布していますので、ご自由にお持ち帰り下さい。無くなり次第終了になります。

3.22 ルンバ980

千秋針灸院の掃除担当として、2018年12月頃からルンバ890が活躍してくれましたが、最近はバッテリーの持ちが悪くなり、掃除が最後まで完了しないことが度々ありました。バッテリー交換を検討していたところ、同じ世代の最上級機となるルンバ980が処分価格で売り出されていたので購入し、今日から仕事始めです。最新型のi7やi3に比較すれば旧型ですが、890に比較して動きも良く、センサーが増えた上にカメラもあることから、勢いよく壁や障害物に衝突することも大幅に減りました。890と消耗品も共通しているため、手元にある消耗パーツも無駄になりません。

治療室の掃除担当は引退しますが、今後の890は2階やアパート空き部屋の掃除担当として引き続き頑張ってもらいます。使用する前はルンバ導入なんて無駄遣いで贅沢かもと思っていましたが、スタッフ2人の帰宅を15分ずつ繰り上げることができ、費用対効果も高い結果になりました。今後もロボットやAIは進化していきますが、人間側から上手に利用していきたいですね。

3.15 IBD(炎症性腸疾患)の統計症例報告を作成中

千秋針灸院は眼科領域を唯一の専門としています。しかし私自身がクローン病を治癒(完全緩解)させていることから、患者さんの手助けとなるよう開院以来20年以上に渡って、IBD(炎症性腸疾患)への鍼灸治療に取り組んできました。このため眼科領域と同様に統計症例報告を作成しようと思い立ち、過去20年分のカルテから集計を始めましたが、難病のIBDに対しても眼科領域に負けない位の治療結果となり、私自身が驚いています。なおIBDとは主にクローン病、潰瘍性大腸炎を指します。

特定疾患の難病に指定されているIBDは、原則として医学的に認められている完全な治癒はありませんが、患者でもある私自身の立場から治癒(完全緩解)を定義させていただくと以下になります。

○原則食事制限は不要(自分で特に摂取を控えている一部の食品は除く)
○免疫抑制治療は不要(レミケード、ヒュミラ、ステロイド、免疫調整薬等が不要)
○治療薬の服薬は原則不要(漢方薬、整腸剤、サプリなどは除く)
○IBD特有の症状は解消(体重減・下痢・発熱・腹部症状等が概ね落ち着いている)
つまり何でも食べられ概ね症状も無く、医療機関で積極的な治療は必要ない状態。

加えて当院で1年以上治療を続けられ、普通の日常生活が可能で長期間安定した状態が確認できている症例を実質治癒(完全緩解)とみなせば、概ね私と同等以上の状態を維持できていることになります。鍼灸治療で1年以上の継続とした設定は、不安定になりがちなIBDの状態が落ち着き安定する最低限の期間と考えています。

過去20年で全国から来院されたIBDの患者さんは177名、遠方のため当院から他院へ紹介させていただいた患者さんも少なくありませんが、1年以上当院で治療を継続された患者さんは45名でした。その内22名は上記の治癒(完全緩解)に相当します。一方で残念ながら入院が必要になった悪化例は5名、治癒までは至らない緩解状態の維持は18名になります。

患者さんの状況は多種多様ですので、治癒(完全緩解)に共通する条件は難しいのですが、病歴が比較的短いことや免疫抑制治療を長期間行っていないこと、腹部の手術(切開)を行っていないことが挙げられます。もちろんIBDは急激な悪化等で、やむを得ず手術や免疫抑制治療を行うケースもあるのですが、当院では半数近くの患者さんが病院の免疫抑制治療に頼らず回復する事実は、診断当初から様々なリスクもあるレミケード等は必ずしも必要無いことを意味します。もう少し先になりますが、今回の統計はまとめて報告する予定ですのでお待ちください。私も患者の一人として多くのIBDに苦しむ方へ、様々な問題を抱える現在の医療とは別の道筋を示すことに繋がるよう願っています。

3.2 『鍼灸OSAKA』 139号は眼科疾患の治療が特集されています

昨年末に私も症例報告を提出した、鍼灸臨床専門誌『鍼灸OSAKA』139号が発刊されました。今回は座談会、インタビュー、症例報告、寄稿等で眼科疾患が特集されていて、眼科医はもちろん鍼灸師も積極的に眼科領域への取り組みが進んでいることが分かります。

当院との提携治療院の先生も、神奈川・秋英堂の金本先生が糖尿病網膜症の症例報告を出されていますし、大阪のひより堂鍼灸院の富田先生は、インタビューから実技解説まで今回の特集の中心として大活躍されています。私も緑内障の症例報告を通して、眼科領域の鍼治療の実際が少しでも伝わることを願って書きましたが、10年以上一緒に取り組んで来た先生方の活躍されている姿は本当に嬉しく思います。

他にも『眼科と東洋医学』研究会でもお世話になっている眼科医の竹田先生は、寄稿の中で眼科領域の鍼灸について提言されていますし、江戸時代の眼科事情や中国における眼科治療のリポートまで、眼科領域の多岐に渡る内容は特集に相応しい厚みがあります。今回冊子として眼科領域の鍼治療をまとめ上げていただいた、森ノ宮医療学園出版部の皆様には頭が下がる思いです。『鍼灸OSAKA』としては今回が最終刊とのことで、新雑誌『Tehamo』に変わるそうですが、鍼灸の中でもマイナーな眼科領域で最新・最良の専門書として記憶に残るでしょうね。

『鍼灸OSAKA』 139号は各地の書店やアマゾンなどのネットで購入できます。
●リンク・・・森ノ宮医療学園出版部

2.28 緊急事態宣言が解除されます

愛知県は少し前倒しで、今日緊急事態宣言が解除されます。近くのコンビニは、朝から駐車場は車で一杯。1月末頃はオーナーさんの車以外、ほとんど駐車していなかったのとは大違いです。医療機関の逼迫具合からすると少し早い気もしますが、経済との両立を考えれば妥当な時期かもしれません。幸い愛知県を含めた東海地方は小康状態ですが、4月以降から夏にかけて変異タイプが流行する可能性もあり、油断はできないように思います。今の内に散髪など最低限必要な用事は済ませておかないと。

2.16 玄関の照明問題は解決しました

先日の蛍光灯が届いて、無事に明るさは戻りました。取り付けから10年弱になりますので、よく持ってくれたと思います。ただ次回蛍光灯の寿命が来た時には、代替品も無いと思われますので、予備として数個注文しようと思います。私が引退する頃まで使えそうです。

2.9 玄関が真っ暗です

針灸院玄関の蛍光灯に寿命が来たようで、フードを外して確認してみると特殊な渦巻き型蛍光灯。既に渦巻き型蛍光灯は生産終了しているため代替品を注文しましたが、特殊なタイプのため入荷待ちです。暫くの間は玄関に電灯が無いため夜間は真っ暗!! そこでクリップ式の小型蛍光ランプを探し出して取り付けましたが、やはり暗く患者さんから休診と間違われてしまう状況になっています。幸い昼間は明るいので大丈夫なのですが困ったものです。

千秋針灸院も新築移転して間もなく10年になりますので、当初設置した設備は順番に更新が必要になります。照明関係は眼科領域の専門治療院として「眩しくない目に優しい照明」にこだわった部分ですので、今後も院内はLED照明無しを続けていきたいですが、汎用タイプは確保しているものの蛍光灯ランプの確保は課題ですね。

1.29 当院の新型コロナ感染症への対策

今月半ばから愛知県は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言もあり、当院内の対策についての問い合わせが増えています。そこで現在行っている対策を書き出してみました。

午前・午後の診療時間内・・・玄関〜院内で患者さんが触れる建具や備品の消毒
来院時の玄関〜入室時・・・患者さんはタッチレスでエタノール消毒、マスク着用
診療時間中の換気扇・・・6ヶ所中2ヶ所を常時換気、他4ヶ所はお灸使用時換気
院内の空気清浄機・・・玄関から治療室までHEPAフィルター搭載機など5台稼働
院内の加湿器・・・大型を含む3台の加湿器で冬場の湿度40%以上を目標に稼働
院内の暖房設備・・・エアコン4台、床暖房で診療時間中26℃以上を目安に運転
治療者・・・マスク着用。流水と各ベット設置のエタノールで2重に手指消毒
患者さんの治療毎・・・リネン類の取り換え、備品の滅菌や鍼・ペーパーの廃棄等
その他・・・予約の少ない時間は各患者さんが接近しないようべッドを空けて使う

感染症対策として完璧を目指すなら、まだできることはありそうですが、スタッフの労力や運営上の費用も限られることから、以前から実行していたことを含めてこんなところです。

新型コロナウイルス感染症への対策のポイントは、患者さんと治療者双方がマスクを着用した上で、院内の温度、湿度を高く保ちつつ換気を行うことや、可能な限り直接触れる部分への消毒や取り換えを行うことと思います。針灸院という患者さんと対面で向き合う必要のある診療の中で、毎日実行している当院のスタッフには本当に感謝しています。新型コロナへのワクチンも普及すると思われる来年春頃には、世界中で落ち着くことを願っています。

1.22 鍼灸OSAKA139号への出稿完了

昨年11月から準備していた当院の緑内障の症例報告が、森之宮医療学園出版部より特集「眼科疾患への鍼灸・漢方治療」(仮題)の一部として掲載される予定です。昨年12月に原稿を提出していましたが、文章の修正や図・枠入れ・解説等が加わり、紙面として整えられた状態での最終チェックを済ませました。私の担当部分は6ページ程ですが、読者となる鍼灸師の先生方などに緑内障の症例報告を通して、眼科領域の鍼治療の実際に触れていただけたらと思います。鍼灸OSAKA139号は来月2月26日に発刊される予定です。

1.6 新規導入

今年から新しい大型の加湿器が稼働を始めました。パナソニック製でタンクを2つ備えている給水で止まることのない優れもの。換気を続けながら治療室全体を楽々カバーできますので、院内での冬場の湿度管理に役立つことを期待しています。もう一つ、サーモフレッシュというタッチレス消毒器も置いてみました。来院された患者さんが手をかざすだけで、消毒用エタノールを射出して同時に体温を測るという触れ込みですが、残念ながら体温計は使いものにならない微妙な商品でした。タッチレスで手指消毒ができるだけで十分なんですけどね。

1.1 あけまして、おめでとうございます

千秋針灸院は5日から診療が始まりますが、昨年から続く新型コロナウイルスの流行は、感染を身近に感じさせる状況となっています。ワクチン等に期待はあるものの安全な日常に戻るのは、まだ少し先になると思われます。千秋針灸院も状況によっては患者さんやスタッフへの感染を防ぐため、やむを得ず臨時休診等が必要となる可能性があります。予約の患者さんなどへは可能な限りご連絡しますが、状況によりご迷惑をかけるケースも考えられます。臨時休診等の場合は当院ホームページのトップページでお知らせしますので、来院前には今一度ご確認いただきますよう、お願いいたします。

今年が皆様にとって健やかな一年となりますよう願っています。

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