針灸院日記 2020  本文へジャンプ


●今年の最初へ

12.3 来年に向けて準備中

今年はコロナ禍により、近年続けていた『眼科と東洋医学』研究会での症例報告はできませんでしたが、残念ながら来年春も研究会自体が行えない予定です。毎年今頃は一般口演に使うスライド作りを進める時期ですが、今年は予定がなく少し余力があるなと思っていたところ、丁度良いタイミングで眼科症例報告の原稿依頼があり、現在取り組んでいるところです。鍼灸専門誌ですが書店にも並びますので、読んでいただける方に上手く伝わるよう目指したいと思います。小規模ですが緑内障を中心とした症例報告を予定していますので楽しみにして下さい。

11.25 日本シリーズ4連覇

昨年に続いてジャイアンツVSホークスの対戦となった日本シリーズは、2年連続の4戦全勝でホークスの圧勝でした。今年は4勝1敗を予想していましたが、想像以上の強さですね。近年のプロ野球は交流戦や日本シリーズは毎年のようにパ・リーグが制していますが、強いホークスと戦うために、パ・リーグ全体がレベルアップしていることを感じる結果でした。今後は他の11球団から打倒ホークスを目標とされますが、かつてのジャイアンツと同じく日本のプロ野球を牽引する夢のある球団になることを願っています。私は40年以上のホークスファンですが、こんな時代が来ることは予想していませんでした。ホークスありがとう。

11.6 メールの送信障害は復旧しました

10月半ば頃から急にメールの送信が全くできない状態が続いていました。解決に至ったのはメールソフトで設定が可能な、メール送信サーバー・SMPTポート番号の変更が必要なことをIT関係の患者さんから教えていただけたからで、3週間近くかかってようやく解決しました。現在は問題なく送受信が行えます。不便をおかけして申し訳ありませんでした。

また夏頃の待合と受付、2ヶ所のエアコンの酷い水漏れも電気設備関係の患者さんに助けていただき、無事解決に至りました。振り返ってみると千秋針灸院も、そして私自身も家族やスタッフ、患者さんをはじめ多くの方に助けていただいて現在の姿があることを感じ、本当に感謝しています。私も鍼灸治療が必要な方に、できる限り役立つ技術や知識を高めて返していけるよう、これからも頑張っていきます。

10.27 ホークス、パ・リーグ優勝

プロ野球、ソフトバンク・ホークスは3年ぶりのリーグ優勝でした。今年はコロナ禍で誰もが大変な1年になったと思います。そんな中で贔屓のチームの優勝は嬉しいですね。今年のホークスは序盤から苦しみましたが、終盤になって2020年型の勝ち方が定まってきました。特に昨年侍ジャパンに走力だけで選ばれていた周東選手が、打撃が上手くなりトップバーターに定着したことがポイントです。

普通は1番打者が出塁すると、2番打者がバントで送ることが多いのですが、周東選手の足は出塁すると即盗塁して高確率で2塁へ進むことができます。2番打者がバントで送らずに済むためアウトも増えない上、強打の3番打者以降を繰り上げることで1番周東、2番中村、3番柳田、4番グラシアルの打順となり得点力が大きく上がりました。周東選手の盗塁は、バッテリーを中心とした盗塁阻止技術が発達した近代野球を超えた上手さがあります。私の小学生時代の記憶にある福本選手(阪急・一時は世界記録の通算1065盗塁)の全盛期を思い出しました。周東選手は俊足で野球を変えた記憶に残る選手になるかもしれませんね。ともかくホークス優勝おめでとうございます。このままクライマックス・シリーズ、日本シリーズと頑張って下さい。ホークスの関係者の皆様、ありがとうございました。

10.16 IPS細胞

神戸アイセンター病院より、IPS細胞から作成した細胞を網膜色素変性患者に、世界初の移植が行われたとの報道がありました。未だに治療法の確立していない網膜色素変性治療がようやく始まったことは、患者さんにとって大変な朗報です。現状は重症の患者さんへの臨床例を重ねながら適応や評価・課題を積み上げる段階で、視力低下や視野狭窄といった生活上の困難を解決できるにはまだ時間がかかります。個人的には順調なら2030年頃には高度医療として専門病院で移植手術が受けられ、完全な失明は避けられるようになると予想しています。

網膜色素変性治療の次の段階として視力や視野の大幅な回復を得るには、網膜だけでなく萎縮した脳神経を活性化させる必要があります。眼科領域の他の疾患で分かっていることとして、十分な光刺激が失われた状態が続くと大脳の視覚野は萎縮変性し、光を受け取る機能を失ってしまいます。私も病気やケガ等で両眼の視力・視野が長期に渡り大きく低下し続けた患者さんでは、鍼治療を行っても大幅な回復は難しいことを感じています。網膜への細胞移植の次の段階は、萎縮変性した視神経から視覚野の回復になるはずです。

当院でも数年前から網膜色素変性や緑内障などで、脳の視覚野を刺激し萎縮変性を防ぐことを課題として、頭部のツボへの鍼を重視しています。その結果、中〜重症の患者さんで視界が明るいと言われたり視力が改善する割合が高まることで、鍼治療の方向性は確信に変わりつつあります。最近ではうっかり忘れると患者さんから「そのツボに鍼をすると明るく見易くなるのでお願いします」と言われることも出てきました。将来は網膜色素変性を含めた難しい病気も医学の進歩で克服できる時代が来ます。その頃までは私も皆様の健康への手伝いが少しでもできると良いかななんて思います。

10.6 仕事とは違う何かは大切

前回の血圧の話で最近大きく変わったこととして、早寝早起きの習慣が定着したことを書きましたが、毎朝針灸院の観葉植物も含めた様々な花木や果樹に、限られた時間ですが水遣りや手入れをしています。今年最大の収穫は鉢植え栽培でマンゴーが成りました。ビギナーズラックかもしれませんが、太陽のタマゴで有名なアーウィン種で370g(2L相当)、糖度18度超えの完熟マンゴーを収穫当日に家族で美味しく頂きました。その他にもライチやグァバ、シークワーサーなど果樹の収穫や、針灸院に飾るハイビスカスや花木の栽培を楽しんでいます。

針灸院は好きでしている仕事ではありますが、眼科領域を専門化したことで病医院でも難易度が高い重症な患者さんの来院が増えたことや、眼科の検査結果を伴う高い水準の鍼灸治療の提供を目指した時、勉強や仕事量も増えて睡眠時間が不規則になる等、大きなストレスを受け続けたことが高血圧として表れたようでした。現在は植物と向き合うことで仕事とは別の世界に浸ることができ、ストレスの解消や自然に規則正しい生活習慣になったこと。また植物の生育を眺めていると季節毎の変化や環境、時には生育不良への対応まで、不思議と鍼灸治療に通ずるものを感じています。

日々の仕事や生活はとても大切ですが、少ししんどさを感じた時には日常とは違う何かを持つことで心身への負担を軽くすることができます。コロナ禍で仕事や生活が大きく変わり、ストレスが原因となって様々な病気で来院される患者さんも少なくありませんが、好きなことなら何でもいいので貴方だけの世界を持ちましょう。東洋医学では実と虚、つまり仕事や実社会に対するプライベートや内面のバランスが大切とされています。どちらかだけではなく、どちらも大切にして楽しみながら健康に生きたいですね。

9.22 大幅な血圧降下に成功しました

私事ですが、最近まで10年以上に渡って最高血圧は160以上が続いていました。2011年に現在の針灸院へ移転する少し前から仕事が忙しくなっていて、あまり意識はしていませんがストレスや疲労の蓄積もあったと思います。眼底写真を見ても高血圧の特徴が動脈に出ていたので、そろそろ血圧を下げる薬の内服が必要な状態でした。ところが最近になって最高血圧は130前後で落ち着いてきました。これなら薬を服用しなくて済みそうです。

血圧が下がった理由として、1.塩分を控えた 2.体重減 3.早寝早起き 4.メディカルグリップ 5.サプリメントやシークワーサー飲用等の複合的な効果と考えています。1.の塩分については冷凍食品を避けることや塩分控えめの食事を家族が徹底してくれたことに加え、コロナ禍で外食を控えたことも大きかったと思います。2.の体重減は原因不明ですが、3年程前から自然に減り始めて現在は7Kg減で安定しています。3.の睡眠は、毎朝植物への水遣りが必要になるので夜更かしが無くなり、規則正しい習慣が定着しました。4.のグリップは通販生活の有名な商品で、少しサボり気味ですが続けています。5.はビタミン等のサプリメントに加えて、シークワーサーをはじめ様々な果物を積極的に飲食することで、有効成分を摂取できたと考えられます。

血圧降下は意識してはいましたが、何と言っても家族の協力が大きく感謝以外にありません。私はクローン病を完治させてから20年以上、歯科と検診以外に病院に通ったことはありませんが、できれば今後も常用薬の服用無しを続けられたらいいなと願っています。

8.31 今夏は暑かった

名古屋気象台での今年8月、最高気温35℃以上の猛暑日は、なんと22日間。梅雨明けが7月末と遅かったのが理由なのか、灼熱の8月となりました。コロナ対策で外出時にマスクを外せないこともあって、当院の患者さんで自宅などで軽度の熱中症になった方が何名もありました。9月も残暑が厳しいので暑い時間帯に不要な外出を控えることや、適切に水分を補給して睡眠をしっかり取ることが大切ですね。

戦後最長の7年8か月もの長期政権になった安倍総理が、体調不良の理由で辞任されました。政策の是非には触れませんが彼の持病である潰瘍性大腸炎は、私のクローン病と同じくIBD(炎症性腸疾患)の一種で、ストレスなどの原因や症状、治療まで類似した部分が少なくありません。総理大臣の立場だけでも大変なストレスなはずですが、突然のコロナ禍で外交やオリンピック等、政策目標の多くを断念せざる得ない状況や、感染拡大に伴う刻々と変わる状況への対応の難しさから、病気が増悪したことは間違いないと思います。

当院のIBDの患者さん方からも、総理大臣としての評価は別にして、「病気がありながら頑張られている」という意見が多く、ある意味難病を持つ患者さんの希望の光として映っていた部分を感じます。まずは体を休めることで病気を寛解状態に落ち着かせて、いつか将来の政治家に総理経験者として助言するような立場で活躍されることを願っています。

8.22 340.000アクセス

8.10 何処にも出かけないお盆休み

新型コロナウイルスの感染が広がり続けているので、今年の夏休みは何処にも出かけられないですね。先日開院20周年ということで、イトウ針灸院さんから立派な胡蝶蘭をいただき、受付が華やかになりました。伊藤先生ありがとうございます。

また現在の千秋針灸院へ新築・移転した際にいただいたサンスベリア(虎の尾)も、9年目で初めて花を咲かせました。開花は結構珍しいそうで、花言葉は「永久・不滅」。何だか某社のポイントみたいですが、千秋針灸院に通っていただいている患者さんや支えていただいたスタッフ、家族の幸運を意味するありがたい花です。

コロナ禍で明るいニュースは少ないですが、いつかは必ず決着します。まずは感染しないことが第一。次に心身を健康に保つことで感染しても重症化させないことが大切です。コロナ後に向けて、落ち着いた毎日を重ねて乗り越えていきましょう。

胡蝶蘭

 サンスベリアの開花

7.17 開院20周年

千秋針灸院は、2000.7.17に開院して20周年を迎えました。体調不良等で休診することもなく今日まで診療を続けられたのは、支えてくれた家族や歴代のスタッフの助けがあってのもので本当に感謝しています。クローン病を中国医学により克服した経験から、「私の学んだ針灸治療を必要とする人に役立てたい」という開院当初の初心を忘れず、日々の診療を続けていきます。

現在51才の私ですが、そろそろ治療家として、また体力的にも20周年の節目は折り返し地点と思います。残り半分程になった時間の中で、公私を問わず自分のやりたいことを自然体で見つけていきたいですね。

7.6 へバーデン結節

最近特に数ヶ月程、仕事で手を洗ったり力を入れる際に両小指の第一関節の痛みを強く感じていましたが、関節に結節のような膨らみと腫れ感があることから、へバーデン結節という関節の病気で間違いないようです。男性の発症は女性の1割以下なので最初は疑っていましたが、手先に負担を掛ける仕事が多いとリスクが高まるそうで、毎日1000本以上の針を打つ私は特徴や症状がピタリと当てはまっていました。発症は数年前からでしょうか。

へバーデン結節には進行に合わせた分類があり、私の現在はステージU(指の第一関節が腫れる、仕事や日常生活動作で痛みを感じる)から、ステージV(指を軽くぶつけると激痛を生じたり痛みで物を落とす、指先の変形等)という状況です。医学的には難治とされるへバーデン結節ですが、関節の変形前なら鍼灸は効果的なので早速セルフ灸をしてみました。お灸は長生灸のレギュラーで若干熱めを数個結節上にしましたが、ほとんど熱さを感じません。しかし直後から手が握れるようになりました。暫く毎日の日課になりそうです。

クローン病から顔面神経麻痺や突発性難聴など、私は罹った病気は自分の糧にして患者さんの治療に生かす方法を探すように努めています。病気には実際に罹った人にしか分からない部分が必ずあるので、それを知ることで患者さんに寄り添うことができます。また自分が罹っていない眼科分野の難病は勉強もしていますが、実際の見え方や生活上の問題点などは患者さんから教えていただいています。千秋針灸院は今月で満20年ですが、この繰り返しでクローン病の持病がありながらでも長く続けることが出来ました。今回のへバーデン結節もしっかり攻略して今後の治療に役立てられるよう頑張ります。

6.15 甲状腺眼症のページを更新しました

約3年ぶりに甲状腺眼症のページを更新しました。これからの時期は気温の上昇と共に代謝量が増え、甲状腺機能亢進症の患者さんは体調管理が難しくなります。ストレスを避けて十分な睡眠や休息を取ることや水分補給も大切です。甲状腺眼症への鍼治療については眼球突出や複視の改善はやや個人差が大きいのですが、腫れや痛み、違和感などの症状や視力低下等については安定した効果が見込めます。甲状腺眼症は内科的な数値が落ち着いた頃に発症する例も少なくありませんので、ご相談下さい。

●リンク・・・甲状腺眼症のページ

5.26 オーバー偏光サングラス

誰でも加齢や白内障などを原因として日中の眩しさを感じ易くなるのですが、最近私も外出時に眩しさを感じることが多くなり、調べたところ眼鏡の上から掛けるオーバー偏光サングラスという商品を見つけました。

TALEX(タレックス)社のオーバーグラスという製品で、眼鏡の上からでも眼鏡なしでも使うことができます。価格は2万円前後と安くはありませんが、日本製で一般向けとしては最高峰の偏光サングラスです。偏光レンズとは眩しさの原因となる様々な乱反射を偏光フィルムでカットしたレンズで、高性能な製品を適材適所で用いれば眩しさが落ち着き目も疲れ難くなります。注意する点としては、光量を抑えたサングラスの為原則日中の使用となることや、オーバーグラスの場合は使用中の眼鏡が大き過ぎると入らないことです。厳密には偏光レンズの色の違いで晴天向きか、朝夕・曇天向きということもあるようです。

今回入手したのは取り扱い店舗が限定されたアクションコパー色という赤みのあるブラウン系で、晴天時のスポーツ向け。デザインやかけ心地も行き届いており、肝心の眩しさも抑えられていて日中でも見易いと感じました。何だか宣伝のようになってしまいましたが、眩しさが気になる方や目の病気がある方に広くお勧めできると思い、当院でも実際の製品に触れていただけるようにしました。屋内や夜は以前書いたルティーナレンズ(東海光学)の眼鏡、日中の外出時はオーバー偏光サングラスを加えて使うパターンが当分私のスタンダードになりそうです。

●リンク・・・TALEX(タレックス)社のオーバーグラス

昨日、全国で緊急事態宣言が解除されました。少し一息付ける状況ですが、急に人や車が増えたことに戸惑いを感じます。当たり前だった新型コロナ肺炎の流行前の普通の暮らしは、実は貴重な時間だったのかもしれませんね。

5.15 ようやく愛知県では緊急事態宣言が解除されました

愛知県に4月半ばから出ていた緊急事態宣言は、ようやく解除になりました。これまでは出口が見えない状況でしたが、ようやく薄日が差し始めた感じでしょうか。まだ解除されていない都道府県もありますが、安全が確認されて全国的に解除される日が待ち遠しいです。愛知県では新型コロナ肺炎の感染拡大は小康状態となっていますが、千秋針灸院では引き続き感染予防の体制を緩めずに診療を行っていきます。

現状は緊急事態宣言の下で外出等が控えられたことに加えて、夏が近づき紫外線量の増加や気温・湿度の上昇などで感染拡大が抑えられたことが考えられます。ということは、冬になれば再び感染拡大の可能性があります。これから必要なことは、感染予防の姿勢を緩め過ぎず、今後の再流行に備えてマスクや消毒薬等の準備を進めることでしょう。確実な治療薬やワクチンによる集団免疫の獲得には暫く時間がかかりますが、少しだけホッとしますね。平穏な日常のありがたみを感じます。

当院でも公共交通機関を利用されている方を中心に、診療を一時休止されている患者さんがありますが、最近になって網膜色素変性や緑内障などの進行性の病気では治療間隔が大きく空いたため、見え方が悪くなったという相談が増えています。病気や状態にもよりますが概ね数週間を超えた治療間隔が何か月も続くと、自覚できる程度に見え方への影響が出易くなります。悪化してから時間が経たないほど回復し易いので、見え辛さを自覚されている場合は早めに鍼治療を再開されることをお勧めします。

4.25 GW休暇の過ごし方

今年のGW休暇は緊急事態宣言期間ということで、多くの方が自宅で過ごされているのではないでしょうか。屋内外を問わず、ほとんどの施設が駐車場から閉鎖されていて、営業している店舗も限られますので、外出は家の周りなど限られた範囲になるのは仕方ないと思います。こんな時、私は普段できない読書や部屋の片づけ、庭や畑の草取りなどをして過ごしています。中でもちょっとしたスペースでできるガーデニングは、新型コロナウイルスも心配ないのでお勧めです。そういえば直射日光の下ではウイルスの活性は急速に失われるという研究報告も出ていました。

私は趣味が多い方なので結構楽しみながら過ごしていますが、外出自粛などの制限があまり長引くと、感染の恐れの前に精神的に病んでしまう「コロナ鬱」が心配です。心身の健康状態を良好に保つことも、感染予防に続いて大切なことです。長期戦になりそうな今回の出来事は、従来の価値観や将来の私たちの社会のカタチを確実に変えることになると思います。不安や心配を重ねて心身を病むのではなく、新しい目標や楽しみ方にチャレンジしてリ・スタート(再出発)の機会に出来たら、この困難もいつか思い出に変わります。今年のGW休暇は緩くのんびりと過ごしていきましょう。

千秋針灸院のGW休診は5月3日(日)〜7日(木)、その他は通常通り診療しています。

4.10 千秋針灸院は通常通りの診療を続けます

政府による都道府県への緊急事態宣言や、今日付けの愛知県他の自治体独自の外出自粛要請など、日を追うごとに新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になっています。当院でも診療の継続についての問い合わせが増えていますが、厚生労働省は今回の緊急事態宣言について、鍼灸院(あはき業)は他の医療機関と同じく、業務停止要請の対象外とする旨を日本鍼灸師会に出しています。

千秋針灸院では2月よりスタッフ全員のマスク着用や手洗い・エタノール消毒を徹底してきましたが、診療時間中は各ベッドにある換気扇を回し続けることや、院内の湿度を保つために春以降も加湿器を使用することで、感染の予防に努めながら今後も診療を継続していきます。但し時間帯により患者さんが少なくなっていますので、当日予定している診療が完了次第、診療時間内でも終了する場合があります。

当院の患者さんやホームページを見ていただいている皆様も、長期に渡る様々な制限の中、心身の健康状態を良好に保ちながら過ごしていけるよう願っています。

3.27 連日の報道に思うこと

連日のように新型コロナウイルス肺炎の報道が続き、気持ちが落ち着く暇もない程、全世界で目まぐるしく状況が変化しています。いつまで混乱が続くのか不安になる方は私も含めて少なくないと思いますが、インフルエンザのような感染症として今回の世界的な流行を考えると、必要以上に慌てる必要はありませんし、私たちにできることも分かってきます。

1918〜20年の約3年間で数回に渡り世界的に流行し、多くの死者を出したスペイン風邪(インフルエンザ)は、当時の世界人口約18億人の内、5億人が感染したとされます。結局スペイン風邪は多くの人が感染することで抵抗性を獲得し、数千万人の死者を出しながらも終息しました。現在は医療水準や衛生状態が大きく改善していますが、当時に比較して人口だけでなく人の交流も交通機関の発達で増えています。このことから多くの人が有効なワクチン接種を行うか、感染することで抵抗性を獲得するまで流行は続き、当時より期間は短くなり、感染者は多いものの死者の割合は少なくなることが考えられます。

私たちが個人のレベルでできることとして、当たり前のことですが極力感染しない、させないこと。次に感染した場合は重症化させないことに尽きます。感染を避ける工夫は政府の要請や報道等を参考にすべきですが、重症化させないためには生活習慣や体調を整えることが大切です。これを機会に早寝早起きの習慣づけたり、自宅や屋外で体を動かしたり、バランスの良い食事やビタミンC等の摂取を心掛けましょう。有効なワクチンや薬は誰もが心待ちしていますが、少なくとも1年程度の時間がかかります。個人的には流行も恐らく同じくらいの期間になると予想しています。

新型コロナウイルス肺炎は今のところ対症療法だけで、最後の砦は私達個々の体が持つ免疫力にかかっています。シンプルですが心身共に健康を保つことで誰もが初めて遭遇する困難を乗り越えていきましょう。

3.3 新型コロナウイルス肺炎

3月から各種のイベントやスポーツ、小・中・高等学校が臨時休校になったり、マスクや消毒液の不足、なぜかトイレットペーパーなどの日用品や食料品が品切れになったりと、新型コロナウイルス肺炎の暮らしへの影響が大きくなっています。当院の診療も通院等の不安から当面見合わせる方が増えていて、少なからず影響が出ています。また先月(2.14)では、業者から3月になればマスクや消毒液の不足は解消に向かうと連絡がありましたが、結局当面は必要数の確保は難しいようです。

幸い当院はマスクや消毒用エタノールの必要分は在庫がありますので、診療を続けられなくなる心配はありません。また予約の枠に空きが出ていますので、こういう時は普段以上に丁寧な治療や説明を心掛けるようにしています。新学期の始まりや春のスポーツ、観光シーズンも近づいていますので、早く終息に向かうことを願うだけですね。新型コロナウイルス肺炎も普通の風邪同様、ビタミンCをしっかり摂取すると重症化を防ぐ効果が期待できるはずです。今回は未曽有の事態ですが、上手く乗り切っていきましょう。

子ども(道大)は本日で中学卒業。卒業式は卒業生と保護者だけで行われましたが、開催できただけでも良かったです。

2.18 第37回「眼科と東洋医学」研究会は中止となりました

先日お伝えした3月8日に予定されていた第37回「眼科と東洋医学」研究会は、新型コロナウイルスの感染拡大の恐れから、残念ながら中止となりました。今後の研究会は未定ですが、対応が判明しましたら再度報告させていただきます。よろしくお願い致します。

2.14 スタッフ全員でマスク着用と手洗い・エタノール消毒を徹底します

新型コロナウイルス肺炎の感染が中国から世界へ広がる中、日本国内での感染で亡くなった方があることから、万一の場合に患者さんを感染させないためにも、今日よりスタッフ全員でマスク着用と手洗い・エタノール消毒を徹底することにしました。今回の感染が国内で終息するまで続けていく予定です。

業者さんからは消毒用エタノールは入荷したようですが、肝心のマスクについては2月中は入荷の見通しが立たず、3月以降に入荷予定ということでメーカーは増産中という連絡がありました。当院では少なくとも数ヶ月程は手持ちのマスクで賄えますので心配はありません。当分の間マスクを着用しますので、患者さんと話す際に少し聞き取りにくくなることはご容赦下さい。

2.11 アトピー性皮膚炎のページを更新しました

アトピー性皮膚炎のページを約7年ぶりに更新しました。当院ではアトピー性皮膚炎も100名程の治療実績があります。近年ではステロイド緑内障や白内障を合併されて来院される方も多いのですが、皮膚科ではステロイド外用薬が原因とは告げられないことも多く、知らない間に緑内障を進行させてしまうケースが少なくありません。

ステロイド外用薬の副作用で眼圧が上がり、緑内障の進行を抑えるために眼圧を下げる点眼薬を使う必要に迫られるという悪循環に陥ると簡単には抜け出せません。ステロイド緑内障の進行を止めるのは、ステロイドを一切止めることが唯一の確実な治療になります。そのためにはアトピー性皮膚炎の痒みをステロイドに頼らず軽減する必要がありますが、適切な漢方薬や鍼治療も有力な選択肢です。当院では時間をかけて無理なくステロイドに頼らない体質を目指していきますので、緑内障や白内障の有無に関わらずご検討下さい。

●関連リンク・・・アトピー性皮膚炎のページ

2.3 第37回「眼科と東洋医学」研究会のお知らせ

今年も「眼科と東洋医学」研究会での一般口演が決まりました。私の演題は「糖尿病網膜症への鍼施術と視力変化」で3番手になります。2番手は提携治療院でもある伊藤先生の緑内障の症例報告で初めての発表です。今年の鍼灸関係の特別公演は東北大学病院・漢方内科の有田先生で、緑内障に対する漢方薬・鍼灸の臨床研究について話していただきます。眼科専門医主催の伝統ある漢方研究会である上、眼科領域の鍼灸治療の報告は鍼灸学会などでも少なく、鍼灸師にとっては貴重な機会ですので興味のある方は参加してみて下さい。

第37回「眼科と東洋医学」研究会
2020年3月8日(日)、午前10:00〜午後1:00 台東区民会館9F
参加資格、医師・薬剤師・鍼灸師の有国家資格者
参加費3,000円(当日徴収)

1.21 顔面神経麻痺のページを更新しました

約7年ぶりに顔面神経麻痺のページを更新。眼科領域やIBDに続いて、これまで100名程の治療実績があります。自然治癒は7割とされる疾患ですが、発症初期から鍼灸治療を始められた場合には最短数回で治癒したケースもあります。耳鼻科に通院しながら発症から1ヶ月まで様子を見ていただき、良好な回復が得られていない場合には後遺症が残る可能性がありますので、直ぐにでも鍼灸治療の開始をお勧めします。

顔面神経麻痺は発症から3ヶ月を過ぎると回復が緩やかになり、6ヶ月以降では大きな外見上の改善は難しくなり、概ね12ヶ月で自然回復は完了する期間限定の疾患です。後から時間を巻き戻すことは出来ませんので、回復可能期間を逃さず確実な完治を得るためにも早めの鍼灸治療をご検討ください。また冬季に多くなる顔の部分的なこわばり感など、感覚的な後遺障害については発症から時間が経過しても和らげることは可能ですので、ご相談ください。

●関連リンク・・・顔面神経麻痺のページ

1.13 今年は暖冬です

時折寒い日もありますが、この冬は未だに零下がほぼ無く、積雪もありません。今年は春に建物東側の駐車場にある花壇スペースに手を入れようと考えています。これまでラベンダーを植えていましたが、近年の温暖化で夏越しが難しく株が弱ってしまいました。新たに植え付ける候補は、フェイジョアとブーゲンビリアで暑さに強い南国の植物です。ブーゲンビリアは沖縄などの亜熱帯地方のイメージですが、自宅の軒下で今年は1月になっても開花しています。冬を超すことで耐寒性が強くなるため春に花壇へ移植して、来院された皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。

1.3 あけまして、おめでとうございます

今回の年末年始休暇は8連休をいただいていますが、鍼灸院の大掃除も26日に済ませ、諸事情から親戚回りや旅行もありませんので完全な休暇です。今回の休みは前から読みたいと思っていた『世界史』を読破する計画で、ここまで順調に進んでいます。普段は眼科専門書を除くと本に向き合う時間がないので、私には貴重な機会です。限られた知識ですが、世界史は人類の歴史そのものですね。現在の様々な動きに繋がる流れが、少しだけ理解できたような気がします。

千秋針灸院もおかげ様で20年になります。6日から診療が始まりますが、まずは今年3月の5年連続になる眼科研究会の報告『糖尿病網膜症』に全力で取り組みます。
今年も皆様にとって健やかな一年となりますよう願っています。

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  本ページの内容は現代の眼科医学及び中医学、抗加齢医学、千秋針灸院の治療実績に基づいています。
・内容や画像は千秋針灸院の著作物です。無断での転用や複製はお断りします。