序話

これは遠き過去のものなのか?それとも悠久の果ての未来なのか?

一人の男よりこの数奇なる物語の幕は開く。
一話

前編

中篇    これは夢か現か?一時の夢より青年は己の一族に秘められし

後編    禁断の歴史を紐解く・・・
二話

前編    青年は己と自身の一族を見つめ直す旅に赴く。

中篇    新たに黒き夢魔を引き連れて・・・

後編    別の青年は己が過去を振り返る・・・
三話

前篇    かつて一族の闇として葬られし者達がいた。

      そのあまりに強過ぎる力ゆえに・・・

中篇    そのおぞまし過ぎる終焉ゆえに・・・

      二つの場所で語られるはその悲しき運命の物語・・・

後編    そして始まるのは出会いと再会・・・そして死闘の開演
四話

前篇    己の力と過去の鬼人の末路に苦しむ男、

      それに手を差し伸べしはあの時と同じ一人の魔法使い。

中篇    そして二人の青年を襲いしはかつてない危機。

      一方は己で無くなる危機、そしてもう一方は命の危機

後編    それを救わんと、二つの時代での女達の

      決死の戦いも幕開く・・・

      (要注意!!後編の一部に十八禁の場面あります)
五話

前篇    青年は己に課せられた危機を知り、戦いに再び身を投じる。

      底知れぬ力と可能性を秘めし小太刀を新たなる相棒として。

中篇    そしてもう一方の青年もまた真実を知り苦悩するも再び立つ。 

      無限の力を持つ刀を携え・・・

後編    時は満ち、会合の時は静かに訪れる。
六話

前篇    時を超え巡り合いしは、魂を共有する二人の七夜の会合。

      それは過酷なる最後の死闘の幕開けでもあった。

後編    そして巡り合うのは、不可思議なる縁に導かれた者達・・・
七話

前篇    戦いは終わりを告げ、穏やかなる時が戻りつつあった。

      そんな中、互いに心の内に秘めた苦悩を吐き出す最凶の七夜

      しかし・・・皮肉なる運命は直ぐそこに迫りつつある・・・

後編    別れと継承が厳かに執り行われようとしていた・・・
終章

そしてこの数奇なる物語は閉幕を迎える。

看取られることも覚えられる事すらも許されぬ男は月夜の下一つの決意を

固める・・・

(要注意!最後の部分に十八禁場面あります)
後日談

『落鳳蒼墜』

これより語られるのは、ある一組の夫婦の物語・・・

そして、同族より疎まれ続けられた男の悲運なる最期の話・・・

余話

歴史の表舞台に姿を現した最強の魔殺武器、『凶断』、そして『凶薙』。  

それに対する埋葬機関、魔術協会の反応と対策は・・・

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