ネット放送・ライブ中継・録画
テレビ時代の最初は、生放送でした、今ではライブ中継と呼びます。
それは録画技術と、コストが高い問題があったからですが、貴重な歴史がほとんど消えてしまいました。
そして、テレビの普及と録画放送の時代へと入りました。
ここでの、生放送=ライブ中継は原理的・物理的な時間差は除くものとします、離れた場所を情報が移動するには時間は必要ですし、情報送信方法によってそれは異なりますが、ほぼリアルタイムに近い状況であり、基本的に編集なしとします。
その中でスポーツ関係中心に、生放送=ライブ中継が行われました。
台本のある生放送=ライブ中継は、時間通りに放送する事が可能ですが、スポーツ等で時間が決まっていないものは、いささか困った事がおきました。
予定時間内に終了しないケースと、逆に予定より早くに終了するケースの対応です。
通常の放送では対応出来ないままに推移して来ています。
そして、家庭用の録画機器が普及して、生放送=ライブ中継でも録画して見る時代になりました。
観る側が、生放送=ライブ中継でも都合が悪ければ容易に変更出来ます。
地上波テレビ放送が解決しないうちに、ケーブルテレビ・衛星放送テレビが普及しました。
同時に専門チャンネルが登場します。
どれも、生放送=ライブ中継に強くかつ時間の自由度も作り易いと言えるでしょう。
そして、インターネットの普及です。
これは、転送情報量の問題が増加の方向で改良されるに従い、多きな力と普及に繋がってきました。
2012年自体では複数のネット放送局が出来て運営されています。
そこでは、毎日複数の生放送=ライブ中継が配信されています。
ネットの性質で、多チャンネルというか複数コンテンツの同時配信・選択受信が可能です。
そして、その複数コンテンツの同時配信可能という性質は放送時間という制約を取り除く事が出来ました。
ネット特有の性質としては、受信側の環境・機器等で受信速度がかなり異なる事です。
これは以外と大きい時間遅れになるケースも多いので、ライブ中継であっても実際に観ている状況と配信情報との時間差は、存在する認識は必要です。
ネットに於いては、タイムシフト配信とか色々な形で録画配信も対応していますし、その予約サービス対応もあります。
ネットサービスは、進歩が激しいので益々多様化するでしょう。
その特徴のひとつのライブ性は、双方向性と共に中心になるでしょう。
スポーツ・各種競技・会議・記者会見等は、時間の予定が立てにくいライブ中継が多いです。
そして、それらはネット放送局向きでしょう。
受信機器については、テレビはワンセグの普及による携帯化と小型化が行われました。
インターネットは、スマートフォンの普及という形で同様に、携帯化と小型化が行われました。
コンテンツの内容での棲み分けが行われるでしょう。
双方を利用する人、携帯に拘らず録画利用の人、勿論片方のみの人も、インターネットのみでネット放送局は利用しない人もいるでしょう。
選択に時代です。(2012/11/18)