薪能
法人の見直しが行われます。
税制の優遇を受ける公益法人と、それ以外とを分ける事が行われます。
日本にも多くの伝統芸能が存在します。
それらが、伝統文化の継承を果たす事に必要ならば継続して優遇される可能性が高いでしょう。
伝統芸能も多くありますが、能や狂言は一部の人を除いては接する機会は少ないでしょう。
しかし、これらを行う専用・共用の設備も複数存在します。
しかし、私のように特に興味の薄い者には、そこに足を運ぶことは過去も将来もないでしょう。
全国的に見れば、愛好家は存在し機会があれば発表会等を行っているようです。
主に夏には各地で、おまつりを中心にした色々なイベントがおこなわれます。
その中で、あるいは関連のひとつとして、薪能が行われます。
新聞・情報誌等を見れば意外と多く行われていると思います。
私も生で見たことがあるのは、この薪能です。
名前の通り、夜に薪・・・たいまつ?を燃やして灯りにします。
最近は、通常照明も使用します。
野外に作られた簡易の舞台と、花道のみで能と狂言が実施されます。
少なくても私が見た2箇所はそのような内容でした。
地元主催の夜のおまつりという事で、そこそこの人が集まります。
どれだけの人が、どの程度の知識と興味があるのかは不明です。
しかし、全く知らない人が生の演技をみる機会がある事は重要で、かすかな知識として伝統芸能の一つを近くで感じる事が出来ます。
伝統芸能と言っても、舞台も設備も揃った所で正式に行う事を伝えて行くことは重要です。
それと同時に、一般の多くの人に若干は異なる形であっても、触れる機会を設けてゆくことは文化・伝統芸能の共有化という面で重要であると感じます。