今行っている作業、トヨタの業績下方修正に思う、ピカピカの会社には投資しない、
続々・2つのアプローチ、投資戦略フェア2009、過去の売買例:センチュリー21・ジャパン、
『資産運用の強化書』目次、オニールとリバモア、過去の売買例:武田薬品工業、
『資産運用の強化書』キャンペーン、セミナーCD半額キャンペーン
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ショートコラム(2008年11月)
■セミナーCD半額キャンペーン(2008年11月28日) |
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キャンペーン続きで恐縮です。私の本業につき「角山も仕事を頑張っているな」程度に思っていただければ幸いです。 来年からのセミナーのあり方を検討したところ「セミナー自体のレベルアップを図るべき」という結論に達しました。今までが「角山1.0」であれば、来年からは「角山2.0」へのバージョンアップを行うわけです。 過去のセミナーCDについては、この2008年12月末まで半額キャンペーンを行い、キャンペーン終了後は販売を打ち切ることにしました。 対象となるのは次のCDです。絶好の機会につき、ぜひとも活用くださいませ! 購入を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。
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■『資産運用の強化書』キャンペーン(2008年11月27日) |
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いよいよ、6冊目の著書『資産運用の強化書』が発売されます。12月5日(金)発売予定です。 本というものは黙って売れれば一番なのですが、この市況ではそうもいかずキャンペーンを打つことにしました。予算達成に四苦八苦している営業マンの心境です(苦笑)。 今回もトレーダーズショップとアマゾンのダブルキャンペーンになります。プレゼントは、DVD コア・サテライト戦略より書籍に関連の深い部分を抜き出した音声データ(30分程度)です。どちらで購入されても内容は同じです。 ちなみに、トレーダーズショップでは会計が2,800円未満の場合、送料250円が必要です。『資産運用の強化書』は1,890円(税込)につき、他の書籍等と合わせて注文されるのがベターです。 私としては、できれば出版社の直営サイトであるトレーダーズショップから購入していただけると嬉しいです。 なぜなら、一部の出版社は、投資家にとって勉強が必要なときに株本をほとんど出さず、初心者が手を出してはいけないときに安易なタイトルを乱発するからです。今のような時期でも株本を出し続ける出版社こそ、投資家の見方といってもいいのではないでしょうか。 また、プレゼントについても、DVDのデータを快く提供してもらっています。 ぜひとも、応援してあげてほしいですね。
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■過去の売買例:武田薬品工業(2008年11月26日) |
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センチュリー21・ジャパンに続いて、武田薬品工業の売買例です。 安いところで買い、上げトレンドのほとんどをとらえ、高値で売却したまでは良かったのです。失敗だったのは、すぐに買い戻してしまったことでした。今度は、下げトレンドにつかまってしまい、せっかくの儲けを吐き出してしまいました。 (出典:MSNマネー) ◎ 買い 2003/11 4,180 → 売り 2007/03 7,925 武田薬品工業は、安定している業績とは裏腹に、トレンドのはっきりしている銘柄です。下の10年チャートを見てもらえば、そのことがよくわかります。 過去10年に限っては、ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売るという単純な戦略で十分な利益をあげられました。一方、2001年あたりに値頃感で買い付ければ、長らく苦労させられたでしょう。 トレーダーの中には「トレンドに逆らわない」ことを鉄則としている方も少なくありませんが、トレンドについて少し考えさせられた売買例です。 (出典:MSNマネー) |
■オニールとリバモア(2008年11月24日) |
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このところ、視野を広げるため、バリュー投資以外の本も読むようにしています。最近は、次の順番で読みました。 マーケットの魔術師 オニールの著作で興味深かったのは『オニールの相場師養成講座』にて「投資成果を向上させるために、私は3つのことを行った」と述べていたことです。 ●最高の実績を有する最高の人たちが投資判断を行うためにやってきたことだけを勉強した 「最高の人たち」には、ジェシー・リバモアが含まれていました。そのためか、オニールとリバモアの投資法は似かよっています。 次の3つは『オニールの相場師養成講座』の冒頭に書かれているものですが、すべてリバモアが実践していたやり方です。 ●株は、下げているときでなく、上げているときに買う。買い増しは、もともとの買値よりも下がったときではなく、買値よりも上がったときにする |
■『資産運用の強化書』目次(2008年11月20日) |
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先ほど、6冊目『資産運用の強化書』の校正作業が終わりました。カバーと目次を掲載しておきます。 今回もトレーダーズショップとアマゾンでキャンペーンを行いますので、詳細が決まりましたら掲載します。発売予定は12月初めです。 ◆『資産運用の強化書』カバー ◆『資産運用の強化書』目次 まえがき 第1章 アセット・アロケーションの重要性(運が悪かったで済まされますか?) 第2章 リスクとリターン 第3章 アセット・アロケーションを組んでみよう 第4章 【株式】インデックス投資と個別銘柄 第5章 【株式】国際分散投資 第6章 【株式】エマージング市場 第7章 【株式】グローバルセクター 第8章 REIT(不動産) 第9章 商品(コモディティ) 第10章 債券とインフレ 第11章 アノマリーの活用(バリュー株、小型株) 第12章 炭鉱のカナリア(注意すべき指標) 第13章 コア・サテライト戦略 第14章 アセット・アロケーションの実践 付録:参考書籍 あとがき (321ページ) |
■過去の売買例:センチュリー21・ジャパン(2008年11月18日) |
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このコラムのとおり、過去の売買を振り返ってみました。 まずは、一番うまくいったセンチュリー21・ジャパンです。売値より安く買い戻しており、上昇局面のほとんどをとらえています。最後の売買は失敗したものの、損失を最小限に抑えています。 売買に当たっては、業績とバリュエーションのみを考慮して、チャートをまったく見ていません。しかしながら、テクニカル的にもまあまあのポイントで売却できているようです。 特に、2004年5月と2006年1月については、出来高を伴った急騰の後、上ヒゲをつけて株価が伸び悩んでいる時点で売却しており、セオリー通りとなっています。 この結果をみる限り、テクニカル分析を補助的に使うのも悪くないと感じました。 なお、最後の売買が失敗に終わった理由は、四半期決算が良くなかったためです。 業績が伸び悩んだ時点ですぐに逃げておいて正解でした。 (出典:MSNマネー) ◎ 買い 2003/10 164,000 → 売り 2004/05 386,000 |
■投資戦略フェア2009(2008年11月15日) |
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早いもので、もう来年の話をする時期になりました。 2009年1月24日(土)に投資戦略フェア2009が開催されます。『有望株の選び方』著者の鈴木一之氏や『サブプライム後の新資産運用』著者の中原圭介氏など、講師陣が豪華です。 ちなみに、私も参加者全員にプレゼントされる非売品「トレード戦略レポート」を書くことになりました。 当日も、できるのあれば行ってみたいですね。問題は、次回作(7冊目)の執筆がスムーズに進むかどうかです(苦笑)。 |
■続々・2つのアプローチ(2008年11月13日) |
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「第2回 個別銘柄研究会」の音声CDを発売しますので、ご案内します。 今回は、トップダウンアプローチによる国際優良株の分類について取り上げました。トップダウンアプローチについては、皆さんあまりご存知なく、おおむね好評だったようです。 ご参考までに参加された方のコメントを掲載しておきます。 ●トップダウンの考え方はバリュー投資の書籍などでは得られないので非常に良かったと思う 音声CDを希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。
なお、「第1回 個別銘柄研究会」の音声CDも発売中ですので再掲しておきます。こちらは、ボトムアップアプローチによる内需系の業績好調株(新興市場中心)を分析しています。
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■ピカピカの会社には投資しない(2008年11月11日) |
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SGAMのサイトにSGターゲット・ジャパン・ファンドの運用担当者インタビューが掲載されています。一部を引用しますが、次のとおり、プロらしいコメントが並びます。 ●豪華な本社ビルを建てたところでそれが利益を生むわけではない SGターゲット・ジャパン・ファンドは、日本で唯一といってもいい本格派のバリューファンドです。このようなファンドがもっと増えてほしいものです。 |
■トヨタの業績下方修正に思う(2008年11月6日) |
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トヨタ自動車が2009年3月期の業績下方修正を行いました。北米市場などの落ち込みにより、営業利益は前期比74%減の6,000億円となる見通しです。 10月のコラムや先日の個別銘柄研究会(東京)では「新車の売れる経済環境ではない」と述べましたが、思っている以上に現状は厳しいのかもしれません。 目先は、トヨタも大変でしょうが、長い目で見ればチャンスです。なぜなら、世界中からまともな自動車メーカーがなくなりつつあるからです。この状況で、将来に向けた研究開発投資を継続できる企業は限られます。 少し時間はかかっても、景気は回復するものです。そのとき、電気自動車が実用化レベルに達すれば、ガソリン車からの大規模なシフトが発生するはずです。デジタルカメラのように、自動車が成長産業になる可能性も否定できないでしょう。 ただ、その恩恵を受けるためには、目先の厳しい状況を乗り切る必要があります。結局、投資家も企業も「残存者利益」なのです。 |
■今行っている作業(2008年11月4日) |
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デビット・ライアンは「マーケットの魔術師」で「唯一の最も重要なアドバイスは、自分のミスから学べだ」と述べています。 今、自分の売買について、振り返る作業を行っています。同じようなミスを繰り返していないか、チェックするためです。投資方針についても、見直しを行い、新しいものを作成したいと思っています。 人間、事が順調に運んでいるうちは、やり方を変えようとしないものです。10月の下げにより、損失を被ったことを、絶好の機会として活かしたいものです。 |
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by 角山智