2008年の抱負年賀状に思う決算書「特訓」セミナーのテキストができました
以前から思っていること会員制レポートについて年別最優秀本アセット・マネジャーズ
順調なときはあまり差がつかない初心者時代の手痛い失敗二足の草鞋
出張の準備をしていてふと本日休業につきいったいどこが底なのか初校がきました
決算書「特訓」セミナーに思う損切りのまとめ

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ショートコラム(2008年1月)

■損切りのまとめ(2008年1月30日)

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リクエストのメールをいただきましたので、損切りについてまとめておきます。

もともと、決算が良くなかったり、業績下方修正を発表した銘柄について、すぐに処分してきました。その際、買値は気にしないので、買値より高ければ利食い、低ければ損切りとなります。

「買値に対していくら下落すればロスカット」というルールを採用したのは、2006年からです。2003年からの上げ相場では、持株が買値より大きく下げなかったので、考えることもなかったのです。ところが、ライブドア・ショック以降の下げは、過熱相場が続いて割安な株がなくなった後だけに、何らかの「歯止め」が必要であると感じました。

そこで思い出したのが「投資のプロたち」に取り上げられていた機械的損切りを行っているアメリカの投資顧問会社です。私も「買値より30%下げれば元に戻すのは難しい」ことは実感しており「よし、買値より15%の下げで再チェック、30%の下げで強制損切りでいこう」と運用をはじめたわけです。しばらくして、買値を15%下回った銘柄はそのまま下げ続けることもあり「15%で強制ロスカット。ただし買い直しOK」に変更しました。

損切りのメリットは、次のとおりです。
■自分が知らない悪材料による損失を回避できる
■経済情勢や市場心理など、ファンダ要因以外の下げに巻き込まれにくい
■下げ相場にて、常にキャッシュポジションが厚い
■ダメージコントロールができているので、大損害を被ることがない
■マインド的に、前向きになれる
■節税になる

一方で、デメリットもあります。
■自分の企業価値評価が正しかった場合、矛盾を生じる
■ボラティリティに弱い
■底値を叩くこともある
■売った後、買い戻せないことがある

損切りについて、このやり方が絶対に正しいというつもりは毛頭ありません。経験則として、自分の計算した企業価値が常に正しいわけではなく、マーケットには上手の投資家がたくさんおり、株価はファンダ要因だけで決まらないことが身にしみているだけなのです。「私は間違っていない」と叫んでいるうちに、持株が半分やそれ以下になってしまう経験を何度かすれば、少しは考えるようになります。アセット・アロケーションと機械的損切りは、セカンドベストかもしれませんが、現時点における私なりの答えです(それゆえ、方針を変更することもありえます)。

なお「これだけ下がると、すべての銘柄を損切りされたのですか」と思われるかもしれませんが、このような相場でも下がらない銘柄はあるものです。ETFによる世界株式インデックス部分は損切りしないこともあり、それなりの入れ替えにとどまっています。

とにかく、個人投資家の場合は、大損しないことです。ちょっとぐらい儲け損ねても、気にすることはありません。下げ相場を我慢できれば、上げ相場は(極論すれば)何を買っても儲かりますから、資産はおのずと増えていくものです。私は「マーケットでは、長生きしておれば、いいことが起こりえる」というスタンスで臨んでいます。


■決算書「特訓」セミナーに思う(2008年1月29日)

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先ほど、やっと初校の校正が終わりました。これから【決算書「特訓」セミナーCD】の編集に取り掛かりますので、よろしければご検討くださいませ。

今回のセミナーは「自分なりに決算書を勉強しているが、今ひとつ投資に結びつかない」方向けとなっています。私としては、かなり自信を持って望んだのですが、次のとおり、参加された方のご意見・ご感想はやや分かれました。

■表面上の指標だけで割安性を判断して投資することの危険性がよくわかりました
アクルーアルズ等の概念を非常にわかりやすく説明してもらったのが良かった

■話についていけない部分もありました
■かなり難しかった

内容的には「個人投資家レベルでは、ここまで分析できればOK」であり「応用次第では、粉飾決算を見抜くことも可能」なものを目指しました。そのため、難しい部分が出てくるのはやむを得なかったのか、もっと説明の方法があったのか、プライシングを工夫すればよかったのか、色々と考えさせられるセミナーでした。

ただ、CDであれば何度でも繰り返して聞くことができますし、マスターしてしまえば一生ものですから「何として習得したい」というガッツのある方には向いていると思います。

追記ながら【公開情報の読み方セミナーCD】と合わせて聞いていただけると、効果が高まると思います。


■初校がきました(2008年1月26日)

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ようやく5冊目「国際バリュー投資入門(仮題)」の初校がきました。ただいま、校正を行っているところです。

章のタイトルは次のとおりです。
■第1章:これが国際バリュー投資だ
■第2章:アセット・アロケーションはこう決める
■第3章:資産運用の大黒柱「日本株式」
■第4章:「REIT」で不動産にも投資できる
■第5章:今や常識「国際分散投資」
■第6章:「債券」は投資の精神安定剤
■第7章:資産運用で成功するために

ページ数は、250ページを超え、多くの個人投資家の方に読んでいただきたいと思っています。ただ、発売時期については、3月以降にずれこみそうです。

またまた、お待たせしてしまい、すいません。なるべく早めに作業を進めていきますので、よろしくお願いします。


■いったいどこが底なのか(2008年1月24日)

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当局は「切り札」を使わざるを得なかったのでしょう。米国の利下げにより、一旦は下げ止まった感がありますね。

日本株(特に新興市場)に関しては、相当なところまで下げており「いつ、底打ちするのか」に興味を持たれている方もいらっしゃるかと思います。

経験者としていえるのは「大底までの道程は、思っている以上に長い」ことです。もちろん、先のことはわかりませんけど、今後も22日のような急落が繰り返し起こることを前提に行動したいです。ここまで、損切りを徹底しているおかげで余裕のあるキャッシュを使い果たさないよう、慎重に買付を進めていくつもりです。

今回は、金融の問題だけに、当局の動向にも注意が必要ですね。1997年のアジア通貨危機では、翌1998年のロシア財政危機で破たんしたLTCMに実質的な救済措置が取られましたし、日本の株安も長銀・日債銀の国有化で収まりました。2003年4月の日経平均8千円割れは、りそな銀行の国有化がターニングポイントになっています。

アメリカは国益を最優先する国です。特に、米国金融艦隊の旗艦シティ号には、早く戦闘力を回復してもらわないと困るはずです。問題は、当局が動くには、世論の支持が必要なことです。まったくの邪推ながら「大の小」か「中の大」レベルの金融機関が生贄にされる可能性も否定できません。

ただ、どうせなら「目の上のたんこぶ」になりつつある、エマージング市場の株価と資源価格を冷やしておきたいのはないでしょうか。国際社会にて、これ以上「成り金」に大きい顔をされるのも不愉快でしょうから。

その後、ウルトラC的な措置が取られたりすると、マーケットにはお金がジャブジャブなだけに、思わぬ株価の急回復があるかもしれないです。さて、どうなるでしょうか。


■本日休業につき(2008年1月22日)

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1/19〜1/21まで関東出張でした。行った順に横浜(泊)→品川→大井町→銀座→日本橋(泊)→新宿です。

オンタイムはセミナーと書籍打合せ、オフタイムは旧知の投資家さん(及び招待された方)との会食です。楽しい出張でしたが、セミナーテキストや書籍原稿の詰まった荷物を持ち、あちらこちら歩き回ったので、さすがに疲れました。

本日は、午前中に溜まったメールの返信を終え、これから休業します。その前に簡単ながらコメントしておきましょう。

株式市場の方は、ついにアジア株まで下げだしましたね。以前、ひとりごとというショートコラムを書いたのですが、良くないシナリオに限って当たるものです。

このような時期の対応としては、今、やってはいけないことのとおりです。あえて付け加えるのであれば、次の場合は投資額を減らすべきでしょうか。
■損失に耐えられないとき(リスクの取りすぎ)
■株価が気になって仕事に身が入らないとき(本末転倒)

下手に頑張って退場させられるより、たとえ小さなポジションでも「生き残る術(すべ)」を学んだほうが、自分にとってプラスになるはずです。

ここからが勝負どころですので、お互い頑張りましょう。


■出張の準備をしていて、ふと(2008年1月19日)

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出張の準備をしていて、ふと思いました。「やはり、自宅に居るのはよくないな」と。

服は、ビジネス用を長いこと買っていませんし、最近は寝癖にも悩まされています(笑)。起床時間も遅くなり、集中力に欠けてきたような気がします。

人間、ある程度の緊張感を持った方が良さそうです。セミナーの音声CDにしても、誰もいないところでしゃべれと言われれば、多分できないでしょうから。

さて、もう少しで出発です。いつものようにハードスケジュールの東京出張ですが、頑張ってきます。


■二足の草鞋(2008年1月18日)

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話を切り出すのは最悪のタイミングですが、4月頃から働きに出ようと思っています。今、手掛けている2冊の作業が終わると、かなり時間が余ってくるからです。

ただし、角山オフィスの業務は続けますので
■実家から通えるところ
■時間で区切れる作業
■自分の役に立つ仕事(ウェブ関係など)
が条件になります。

ネットで調べてみると、派遣ならいくつか候補がありました。2月から、本腰を入れて探してみるつもりです。また、二足の草鞋を履く生活に戻るかもしれません。


■初心者時代の手痛い失敗(2008年1月16日)

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初心者時代の手痛い失敗を披露しましょう。

「こんな安い株価はない」と買い下がる
 ↓
ところが、株価は下がり続け、投資資金を使い果たす
 ↓
「自分は正しい」と思い込んでいるので損切りができない
 ↓
下がり続ける株価を見ているのが苦痛になる
 ↓
当時は考えられなかった都市銀行と大手証券の破たんが起こる
 ↓
まさか・・・
 ↓
休場

それ以来、いわゆる「全力買い」をしたことはありません。


■順調なときはあまり差がつかない(2008年1月14日)

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「順調なときはあまり差がつかない。僕はいつも逆境を待っているんです」

日経ビジネス特別編集版に掲載されていた似鳥社長の言葉です。これを読んで「経営者も投資家も同じだな」と感じました。

個人投資家も、2005年のようなマーケットでは、何を持っていようが儲かりました。まあ、上げ相場なんてそんなものです。

ところが、2006年からは、かなり差がついたはずです。これからも、投資家の姿勢や心構え次第で、差は広がる一方でしょう。

ただ、態勢の立て直しはどこでもできます。過ぎたことは仕方がありません。「今後、どうするのか」を自分なりに考えた投資家だけが、この局面を乗り切ることができると見ています。

なお、個人投資家が、株式投資で資産を築き上げるのには、長期間(少なくとも10年以上)に渡り、投資を続ける必要があります。その間、今のような状況には、何度となく遭遇します。

もし、それが嫌であれば、投資をしないという選択肢もあります。その代わり、せっせと蓄えた預貯金はインフレに侵食され、定年後も働くことになるかもしれませんが。


■アセット・マネジャーズ(2008年1月11日)

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昔の持株だったアセット・マネジャーズが業績下方修正を発表して売られているようです。当時の説明会ビデオでは「建前は50%成長、本音は100%成長」という威勢のいい言葉が発せられていました。

ところが、この会社は分散型事業(固定費が少なく、労働者の熟練度に依存するサービス業)のはずです。100%成長のためには、一人当たり売上を毎年のように倍増させるのか、優秀な人材を倍々ペースで増やしていくのか、みんな疑問に感じなかったのでしょうか。

安いときに買っており、ライブドア・ショック後の見切りも早かったので、そこそこリターンの取れた銘柄ですが、今から考えれば結果オーライでした。


■年別最優秀本(2008年1月10日)

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株の本にて、年別再優秀本を紹介しています。

2006年以降を追加していなかったのですが、先ほど決めました。

2007年は「決算書の暗号を解け!」で決まりでしょう。決算書の本当に読み方がわかる本です。そして、次点を「ウォール街のランダム・ウォーカー」としました。マルキール教授は、効率市場仮説派ながら、行動ファイナンス理論に一章を当てる懐の深さを見せています。

2006年は「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」としました。論理的な内容で、アセット・アロケーションに基づく投資への移行を後押ししてくれた本です。

2005年以前は、株の本のとおりです。

2005年・・・「株式投資の未来
2004年・・・「株式投資の新しい考え方
2003年・・・「投資「4つの黄金則」
2002年・・・「バリュー投資入門
2001年・・・「マネーマスターズ列伝
2000年・・・「賢明なる投資家」(今読むのであれば「新賢明なる投資家 (上)」「新賢明なる投資家 (下)」をおすすめします)

さて、今年はどんな本が出るでしょうか。


■会員制レポートについて(2008年1月8日)

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新年につき、営業活動に力を入れるべく、少しばかり「会員制レポート」のPRをさせてもらいます。

今月は、月初に「2008年の投資方針」をお送りしました。これは、昨年から実施しているもので、私の投資方針をズバリ書いたものです。ちなみに、昨年は「景気はすでにピークアウトしており、単に低PER・低PBRだからといって、不況抵抗力の弱い小型株に安易な投資を行わないよう」といった内容でした。

銘柄分析レポートは、年末年始に2006年、2007年のIPO銘柄をすべて調べ(ざっとですが)、事業内容がしっかりしているのに株価の崩れている「壊れたIPO」銘柄を選び出しました。他にも面白そうな会社が数社見つかりましたので、おまけとして、簡易評価つき「IPO銘柄一覧表(2007年)」のエクセルをつけています。

資産運用レポートは、投資のパフォーマンスと大いに関係のある「行動ファイナンス」を簡単にまとめて、本日送信しました。

ご入会に関しては、期間を1か月に短縮したものの「体験コース」を引き続き受け付けております。以前の会員さんについては「再入会キャンペーン」を実施していますので、検討していただけると嬉しいです。ただ、これらの販促策については、当方が想定している会員数に達した場合、打ち切ることがありますのでご了解くださいませ。

今回、新規上場銘柄をチェックしてみて感じたのは、玉石混交ながら「玉」にも割安なものが目立ったことです。これは「1998年、2003年に続く、割安成長株投資のチャンスかもしれない」という手応えを感じています。そういうこともあり、当分は「プレミアムの剥げ落ちた成長株」中心にレポートを書いていく予定です。

なお、レポートはあくまで「ケーススタディ」であり、銘柄推奨でないことをお断りしておきます。またまた宣伝になってしまいますが「分析のベースとなる考え方を知りたい」方は「決算書「特訓」セミナー」にいらしていただければと思います。

ついでに書いておきますと「決算書「特訓」セミナー」は、お申し込み受付を、東京分1月17日(木)、大阪分1月24日(木)までとさせていただきます。今回も、希望される方のみ、セミナー終了後にお茶会(小1時間程度)を行うことにしました。


■以前から思っていること(2008年1月5日)

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まわりに多くの人が集まり「そうだそうだ! あなたの言うとおりだ!」と叫んでいるときは、人間としては嬉しいですが、自分の金融資産は危険にさらされているものです。

逆に、まわりの人がほとんどいなくなり「あなたの言っていることは、おかしいのではないか?」と指摘されるときは、さびしいですけど、自分の金融資産が増えるときです。

市場で生き残るのは、少数派ですから、そうなって当然です。よく、企業経営者は孤独であると聞きますが、真の投資家も同じではないでしょうか。


■決算書「特訓」セミナーのテキストができました(2008年1月4日)

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角山オフィスは、元旦から営業中です。とにかく、本が出ないことには先に進めないので、6冊目と格闘中です。執筆状況については、こちらのブログに書いていますので、よろしければご覧ください。

「決算書「特訓」セミナー」も東京・大阪とも10名ちょっとの申し込みをいただいているのですが、私としてはたくさん来ていただきたいので、PRをしておきます。

今、世間では、PERやPBR(あるいは配当利回り)から見れば、割安と思える銘柄がたくさんあります。ところが、低PER低PBRだからといって飛びついても、さらに値下がりして痛い目にあってしまうのが現状です。いくら、倍率(レシオ)が低くても、バランスシートの質、利益の質が劣っており、不況抵抗力が弱ければ、そんなものは簡単に吹き飛んでしまうからです。以前取り上げたマキ製作所が好例でしょう。

一方で、利益が現金化できており(キャッシュフローが潤沢で)、何らかの「強み」を持ち、不況でも業績を伸ばしていける企業までが一緒に売り込まれているようであれば、またとない投資のチャンスになります。

このようなマーケットでは、そのような銘柄を選び出す「選球眼」を持っている投資家が有利です。野球にたとえれば、ヒットを多く打つコツは「ボール球に手を出さないこと」ですが、投資でもまったく同じです。

昨年は、私自身、一般企業向けを含めて、決算セミナーの講師を勤めたり、自分自身もレベルの高いセミナーに出席したりして、会計(アカウンティング)のスキルが飛躍的に高まったと自負しています。そこで、2008年新春セミナーのテーマとして決算書を選びました。厳しい年を乗り越えるために、まず「足腰から」鍛えてみるのはいかがでしょうか。

なお、セミナーでは、会員さん向けにお送りしました「2008年の投資方針」についても若干ふれたいと思っています。

テキストの概要は下記のとおりです(43ページあります)。まだ直すかもしれません。参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

決算書「特訓」セミナー テキスト 概要

第1部:財務3表の読み方
1−1.分析手順とチェックポイント
・分析の4ステップと20のチェックポイント
1−2.利益、資産、CFのバランス
・全体のバランス、時系列での変化
・ROIC、CFROAアクルーアルズ
1−3.バランスシートの時系列分析
・利益、現金、在庫、固定資産、有利子負債
1−4.損益計算書で「利益の質」をチェックする
・貸借対照表との関係、会計基準
・売上債権、棚卸資産、減価償却
1−5.キャッシュフロー計算書で「姿勢」がわかる
・営業CF、設備投資、M&Aと財テク
・「あげまん」「さげまん」、手元のキャッシュ

第2部:決算書から行う定性分析
2−1.セグメント情報
・事業別、地域別
2−2.プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
・製品ライフサイクル、経験曲線、PPM
2−3.ファイブフォース分析
・新規参入、競争業者
・代替品、買い手、売り手
2−4.ビジネスモデル
・3つのビジネスモデル
・ストック型、フロー型

第3部:ミニ実習
3−1.A社
3−2.B社


■年賀状に思う(2008年1月3日)

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私は、2002年を最後に、年賀状を全廃しました。理由は、年賀状を書くことに、あまり意味がないと感じたからです。ちょうど、Yahoo!掲示板でバリュー投資家同士の交流をはじめた時期です。

年賀状は、職場の人達と学生時代の友人からがほとんどでした。職場では、忘年会があり、年末には挨拶をして、年始の挨拶も行うのに、わざわざ年賀状を出す必要があるのかと感じていました。学生時代の友人にしても、年賀状の交換だけで、会ったりするわけではありません。年賀状も、印刷だけで何も書いてない形式的なものは、無駄に思えます。

一方、毎日のように掲示板でやり取りしている投資家仲間は、住所なんて知りません。何せ、本名すら知らないことも多いのです。

「今の私にとって、どちらが大切なのだろうか」と自問自答すれば、もちろん、年賀状を出していない人達です。そこで、思い切ってやめました。職場の人達に「年賀状を廃止しますので、よろしくお願いします」といってまわるのは、ちょっと大変でしたが。

というわけで、本年も少なからずの年賀状をいただきましたが、返事は書きませんので、ご了承をお願いします。


■2008年の抱負(2008年1月1日)

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あけましておめでとうございます。

2008年の抱負を述べるにあたり、過去の抱負を振り返っておきます。

新年の抱負(2004年)
2005年の抱負
2006年の抱負
2007年の抱負

この中で
■配当収入は年収の10%
■角山オフィスの収入はサラリーマン時代の2倍
といったところは達成できています。

ただ
■外に出る
に関しては、ほとんどできていません。

なじみの投資家さんから「角山オフィスの仕事は、宅浪で受験勉強をしているようなものだね」 と言われたことがあります。また、ビジネスが巡航速度に入ると、惰性で走りがちです。

そこで、今年は
■環境に何らかの変化をつける
ことを目標にします。

収入源にしても
■安月給でも、自分の時間を多く持てる仕事
■不安定ながら、やり方次第で稼げる個人事業
■金融資産からの配当収入
という「収入三分法」 に魅力を感じています。

かといって、2005年のように住まいも仕事も変えてしまうと大変ですから、関西できる範囲で考えたいですね。

本年もよろしくお願いいたします。



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