JASDAQ指数とアクセス数、セミナーのマトリックス、「バリュー株投資の強化書」校正の山場、
自分のミスから学べ、本のタイトルに悩む、「国際バリュー投資入門」発売中止、
アセット・アロケーション実践セミナー、山場は超えたのか?、「バリュー投資の強化書」目次、
ブランデス・インベストメント・パートナーズがNEC株を取得、「バリュー投資の強化書」キャンペーンのお知らせ、
「ここまで」と「これから」、日経平均は3万円?、エマージング市場との相関性、今後の予定
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ショートコラム(2008年4月)
■今後の予定(2008年4月30日) |
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早いものですね。もう4月も終わりです。 「バリュー投資の強化書」の校正に時間を取られたこともあり、1か月遅れましたが、角山オフィスの「3か年計画」は終了しました。「国際バリュー投資入門」の出版中止は心残りなものの、この3年間の活動内容にはほぼ満足しています。 今後については、何度か書きましたように、勤めに出るつもりでした。実際に、ある派遣会社で仮登録を行っており、面談に出掛ける段取りだったのです。 ところが、その矢先に、シリーズものの執筆依頼をいただきました。せっかくですので、お受けしようと思っています。これは、決算書分析やバリュエーション(株価評価)、定性分析といったファンダメンタル分析の副読本です。アセット・アロケーションについても書いていいそうです。 そういうこともあり、新たな「1か年計画」を作成しているところです。今後については、シリーズものを書きながら考えることになりそうです。 問題は、実家での作業も2年半となり、惰性で仕事をしている部分が少なくないことです。独立したときの、新鮮な気持ちが薄れ、モチベーションも下がり気味です。書籍の執筆は、かなりの集中力を必要とすることから、環境を変える必要性に迫られています。 私の仕事柄、別に仕事場を構えるのであれば、出張の手間を省ける東京になります。荷物の少ない夏場に短期滞在することも検討しています。 |
■エマージング市場との相関性(2008年4月27日) |
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本日調べていたのはエマージング市場(EM)との相関性です。 まず、思い浮かんだ香港ハンセン指数(HSI)は、相関性が高いです。エネルギー銘柄の筆頭エクソンモービル(XOM)も長期的には連動しています。逆に、CRB商品指数(CRB)はほとんど横ばいです。 このグラフから見て取れるのは、エマージング市場といえども1993年の高値を抜くのに10年以上掛かっていることです。1990年代といえば日本以外の世界株が絶好調だった時期です。 このときは、日本の大型株が不調だったこともあり、店頭株やアジア株のブームが繰り返され、そのたびに個人投資家は高値をつかまされました。一方で、絶好調の米国株や欧州株はほとんど宣伝されていませんでした。私がBRICsやベトナム株ブームに乗らなかったのは、初心者時代のそういった光景が目に焼きついているからです。 しかしながら、国際分散投資にて、エマージング市場を外してしまうのは考えものです。成長性が高いのは事実ですし、資源の需給がタイトになれば潤う国も少なくないはずです。不謹慎ながら「もう少し下がってくれないか」と思いつつ、株価を眺めています。 |
■日経平均は3万円?(2008年4月26日) |
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下のチャートをご覧ください。日本株Aは、日経平均株価です。では、日本株Bは、何でしょうか? 日本株Bは、ある5年だけ投資を行わなかった場合の日経平均です。ある5年とは、あてすっぽうではなく、株式市場にとって良くない兆候が見受けられた翌年です。 ■1973年、1974年・・・商品(コモディティ)の急騰した翌年 商品市況の急騰は、コストの増加による企業業績の悪化を招きます。また、不動産市況が過熱すれば、その反動から信用収縮に至ることも少なくありません。当局の金融引き締めも株式市場にとってはマイナス要因です。そして、米国が不景気になれば、日本株も影響を受けるという構図です。 このように、商品相場や不動産市況にも目を配っておれば「そろそろ警戒モードに入った方がいいのではないか」と思えるようになります。さすがに、全株売り払うのは難しいとしても、新規投資は控えるとか方法はあるはずです。 次回の【アセット・アロケーション実践セミナー】では、様々な長期データの検証を行いながら、パフォーマンスを向上させる方法を探っていきます。書籍の作業も一段落つきましたので、これからデータの収集に取り掛かりたいと思います。 |
■「ここまで」と「これから」(2008年4月25日) |
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何事も、思惑通りには進まないものです。 当初の段取りでは、3月に個人投資家数名で合同セミナーを行い、本2冊の作業も終えて、4月からは働きに出ようと思っていました。その後、ゴールデンウィーク中にテキストを作り、5/31と6/7にまとめのセミナーを実施するつもりだったのです。 そして、しばらくは働きながらインプットを充実させ、本(アウトプット)を書くモチベーションが高まったら再びチャレンジするつもりでした。 ところが、3月のセミナーは他の方の都合が悪くなり、5冊目「国際バリュー投資入門」は出版中止、「バリュー投資の強化書」の作業も4月までずれ込みました。次回のセミナーについても、ここで行う内容を3月のセミナーに充当したので、新たにコンテンツを考えなければいけません。 「これは、連休明けも就職活動どころではない」と思っていたところ、新たに「シリーズものを書いてほしい」という依頼が舞い込みました。本の執筆を続けるのであれば、勤めに出るのは難しく、今後の計画を見直す必要があります。 私としては、年初から走り続けてきたので、少し休息したい気持ちもあります。「さて、どうするべきか」ちょっと迷っています。 |
■「バリュー投資の強化書」キャンペーンのお知らせ(2008年4月23日、4月30日修正) |
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新刊「バリュー投資の強化書」キャンペーンについてお知らせします。アマゾンとトレーダーズショップのダブルキャンペーンとなります。 今回のプレゼントは「投資していけない会社のチェックポイント50」としました。銘柄選択時のチェックリストとして使えるようにまとめた小冊子です(8ページ)。 プレゼント品につき、肩の力を抜いて書いたからか、中身はけっこうまとまっていると思います。これであれば、書籍の付録としてつけておけばよかったです。 アマゾンで予約された方はPDF版、トレーダーズショップで予約・購入された方は小冊子版をプレゼントします(内容は同じです)。 もし、できるのあれば出版社の直販サイトであるトレーダーズショップから予約・購入していただければ嬉しいです。今回は、色々とお世話になりましたので。 それでは、どしどしご応募ください!
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■ブランデス・インベストメント・パートナーズがNEC株を取得(2008年4月22日) |
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ブランデス社(ブランデス・インベストメント・パートナーズ)に動きがありました。新たにNEC株を5.31%取得しています。 下の表は、ブランデス社が今年に入ってから提出した大量保有報告書です。どうやら、銘柄の入れ替えを行っているようで、持株を部分的に売却してミレアやNECを組入れています。市況を考慮すれば、売却益は出ていない(むしろ損切りになる)はずですが、より魅力的なものにシフトしたのでしょうか。 ブランデス社といえば、企業価値の算定に絶対の自信を持っており、あがるまで断固として持ち続けるイメージがあっただけに、今年に入ってからの銘柄入れ替えを興味深く感じました。 なお、小野薬品工業については、引き続き増配(年間180円から220円へ)と自社株買いを要求しています。今回は、無難な(?)要求ですが、小野薬の対応に注目しましょう。
関連コラム:ブランデス・インベストメント・パートナーズ、チャールズ・ブランデス、ついに動いたブランデス・インベストメント・パートナーズ |
■「バリュー投資の強化書」目次(2008年4月21日) |
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先週は「バリュー投資の強化書」校正作業で缶詰状態でしたが、やっと開放されました (^^) 。早速、カバーのイメージ(2案あり)と目次を掲載しておきます。 発売は5月14日(水)、アマゾン(予約時)とトレーダーショップ(5/14以降)でダブルキャンペーンを行います。プレゼントは実用的なものを考えています(詳細は決まり次第お知らせします)。 ■カバーのイメージ(2案あり) ■目次 まえがき 第1章 「M社の悲劇」は避けられなかったのか? 第2章 安く買うための定量分析「決算書分析の視点」 第3章 バリュー投資家の新しい武器「PMVとカタリスト」 第4章 良いビジネスを見つけるための定性分析「事業環境の見極め方」 第5章 高く売るために確認したい「潮の流れ」 第6章 みんなの気持ちがわかると儲かる「市場心理」 第7章 10倍株を見つけるための「銘柄探しのヒント」 第8章 こんな会社にだまされるな「悪い会社を見破る方法」 あとがき (422ページ) |
■山場は超えたのか?(2008年4月19日) |
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山場を超えたと思っていた校正作業なのですが、その後も山場が続いており、忙しい日々を送っています。「何だか、下げ相場と同じだな」と一人で苦笑いしている始末です。 マーケットの方は、年初からの下げで、底値圏の特徴が出始めました。 ■投資家ブログの更新が途絶えがちになる 不思議なことに、そうなると株価が戻し始めるもので、今月は堅調ですね。 しかしながら、私はまだまだ慎重に見ています。というのは、悲観的な記事もやがて飽きられ、株式市場が無視される時期が次に来るはずだからです。 連休明けから決算発表シーズンに入りますが、足元の景気動向から来期予想には期待できないでしょう。サブプライム問題は峠を越したのかもしれませんが、プライム層の住宅ローンや商業不動産への融資も同じ問題を抱えているはずです。欧州でも、英国やスペインでは住宅バブルが発生していました。BRICsだって、株価が下がれば何が出てくるかわかりません。 そういうことを考慮すると、しばらく厳しいのではないかと思います。短期売買であれば、リバウンド狙いもできますが、長期投資だけにじっくり構えたいです。 |
■アセット・アロケーション実践セミナー(2008年4月13日) |
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「あれ、またセミナーやるの?」と思われるかもしれませんが、5冊目「国際バリュー投資入門」発売記念セミナー用に押えていた会場があります。 書籍は発売中止になったのものの、会場は今さらキャンセルもできませんし、過去のセミナーアンケートを拝見するとアセット・アロケーションや外国株投資に対するご要望が多いので【アセット・アロケーション実践セミナー】を行うことにしました。 内容は、下記のとおり「実際問題として、どう運用していくのか」がテーマです。第1部が「国際バリュー投資入門」からピックアップした資産運用のまとめ、第2部と第3部がセミナーオリジナルの実践編となっています。また、参加者特典として「国際バリュー投資入門」の内容を収録したCDを付けることにしました(セミナー当日にお渡しします)。 参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。
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■「国際バリュー投資入門」発売中止(2008年4月11日) |
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残念なお知らせがあります。5冊目「国際バリュー投資入門」を発売中止としました。 この本は「遅くとも今年2月」の予定ですすめてきたのですが、編集者さんの都合で延期となっていました。先日も、この期に及び「秋にしませんか」とかいってきたので、誠意がないとみなし、原稿を引き上げることにしました。 原稿は、加筆修正するなりして、何らかの形で活用したいと思っています。書籍は6冊目「バリュー投資の強化書」で一旦終了するつもりだったのですが、今後のスケジュールを再考する必要に迫られそうです。 |
■本のタイトルに悩む(2008年4月10日) |
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一昨日、昨日と出版社に出向き、校正作業をしてきました。校正の山場を超え、どうやら5月14日(水)発売は間違いなさそうです。 ところが、今さらながら、タイトルで悩んでいます。株本なので「バリュー株投資の強化書」としたのですが、語呂がいいのは「バリュー投資の強化書」です。でも「株」が抜けると「バリュー株」で検索したときに引っ掛かりません。 う〜ん、どちらがいいのか・・・。 とまあ、細かいところは置いといて(笑)、今回もキャンペーンやります。Amazon.co.jpとトレーダーズショップのダブルキャンペーンになるかもしれません。詳細は4月中にお知らせしますので、お楽しみに。 |
■自分のミスから学べ(2008年4月7日) |
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校正が思ったより早く終わり、一息ついています (^^) 。 少しずつ「マーケットの魔術師(バリュー投資家に人気のある【株式編】《増補版》ではなく、青表紙の方です)」を読んでいるのですが、その中に「自分のミスから学べ」というくだりがありました。 そこで、損失の出ている取引をざっと振り返ったところ、次のパターンにまとめることができました。 ■配当利回りの過信 配当利回りについては、J-REITや外国株を選ぶ際「配当利回りが高いから下値は限られる」と思ってしまいました。ところが、実際には何の歯止めにもならなかったのです。 パクリ投資も、外資系バリューファンドの投資銘柄などを参考にしたのですが、パフォーマンスは惨憺たるものでした。 そして、初心者時代からあまり進歩していないのが、下げている途中で買いに入ってやられることです。1997年や2001年も同じパターンでした。当時との共通点は、市場が信用収縮を起こしていることです。 多くの失敗をしているのに、損失がそこそこに収まっているのは、ロスカットルールのおかげです。時間ができれば、過去の取引を徹底的に分析してみようと思います。 |
■「バリュー株投資の強化書」校正の山場(2008年4月6日) |
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ただいま「バリュー株投資の強化書」校正作業の真っ最中です。再校のチェックを、明日7日までに仕上げないといけません。何せ、本文400ページで図表も満載しているだけに作業量が半端ではないのです(泣。 このショートコラムも、もう少ししっかりしたものを書きたいのですが・・・。とにかく、5月には出版したいので、しばらくは書籍優先で進めます。 |
■セミナーのマトリックス(2008年4月4日) |
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一連の自主開催セミナーが終了したので、セミナーのマトリックスを作成してみました(セミナーページには、既に掲載済みです)。 もし、ご購入を検討されている方がおられましたら、参考にしてください。 |
■JASDAQ指数とアクセス数(2008年4月1日) |
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久しぶりにアクセス統計を更新して、JASDAQ指数と当サイトのアクセス数をグラフ化してみました。 見事に連動しています。株価の上昇している時期は私のサイトに関心を持たれる方も増えるということでしょうか。ちなみに、日別では、急落した日にアクセスが増えます。他人がどうしているのか気になるのでしょうね。 このアクセス数、何らかの指標として使えるかもしれません。 |
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