ロードに行ってきます、東京での3日間、「アセット・アロケーション入門セミナー」を終えて、
学習塾業界の憂鬱、夏期セミナーの内容について、住民税、いま大儲けしたい株はコレだ!、
たーちゃんの投資研究会、どちらの道を行くべきか、夏期セミナーテキスト、PBRについて、
二本立てのFP資格
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ショートコラム(2007年6月)
■二本立てのFP資格(2007年6月27日) |
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朝日新聞の土曜版が、FP(ファイナンシャルプランナー)資格の二本立てについて取り上げていました。 私も仕事柄「取っておこうかな」と思うことがあります。ただ、資産運用特化型であれば、下手なFPより自信がありますし、今さらという感もあります。それに「ファイナンシャルプランナー」という肩書きは、資格がなくても名乗れますからね。 昔、第1種情報処理技術者を取得したのですが、持っているメリットがほとんどなく、無駄なことはしたくないという思いもあります。もともと、合理主義者ですし(苦笑)。 まあ、今後の事業展開次第でしょうか。
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■PBRについて(2007年6月24日) |
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夏期セミナーと関連して、PBRの話題です。 バリュー投資家の中には「高PBR銘柄に投資しない」ことをモットーにしている方もいらっしゃいますね。PBR3倍が一つの基準となっているようです。 ただ、PBRを考えるとき「収益の源泉は何か」にも注目したいものです。 収益の源泉が有形固定資産であれば、PBRは重要になります。特に、景気循環型の装置産業に高いPBRがついたときは、売り時かもしれません。 しかし、研究開発企業やブランド企業はどうでしょうか。研究開発企業は、研究開発費が収益の源泉です。長年に渡る研究開発が実り、高付加価値型の商品・サービスを提供できます。ブランド企業は、多額の広告宣伝費を投入し続けることにより、ブランド力を築きます。 研究開発費や広告宣伝費は、費用として処理され、設備投資(有形固定資産)のようにバランスシートには計上されません。そうであれば、様々な企業のPBRを同一視するのは、無理があるように感じます。 また、高付加価値型のビジネスモデルにより、超過収益力が生まれれば、ROEも高くなります。 PBR=PER×ROE ですから、PERが適正値でもROEが高ければPBRは高くなります。この場合は、高いROEを維持できるか(競争優位の継続性)がポイントになります。 私見ながら、高PBRを許容できる企業と避けるべき企業を分けるべきだと思います。無形資産の価値を考慮すれば「低PBR=バリュー株」とも言い切れないことになります。 |
■夏期セミナーテキスト(2007年6月22日) |
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夏期セミナーテキストがやっとできましたので、見出しを掲載します。5冊目の追い込みと重なってしまい、作業が遅れてしまいました。 第1部:PER・PBRから判断する 第2部:どこで見分けるのか 第3部:今後の展望 資料:「外資系投資ファンドの保有銘柄」レポート(最新版) 第1部では、夏期セミナーの内容についてのとおり、PERとPBRを組み合わせた株価評価です。第2部では、定性的な部分も含めた見分け方についてふれます。もちろん、百発百中はありませんが、少しでも成功率を高めるヒントになればと思います。第3部では、2000年のITバブル時に割安だった銘柄とその理由を振り返り、現時点でのどのような銘柄群に当てはまるか考察を行います。ベースはバリューですが、需給や景気循環についてもふれてみたいです。 資料としては、好評だった「外資系投資ファンドの保有銘柄」レポートの最新版をつけます。最新版では、スイスのPB(プライベートバンク)などを追加して、ファンド(株主)数を6銘柄から15銘柄程度まで増やします。セミナーでも、外資系投資ファンドの保有銘柄について、簡単なまとめを行います。 今回のセミナーでは、資産バリュー株も扱いますし、私自身、需給や景気循環をまったく無視しているわけでもありません。そういう意味では、新春セミナー(音声CD)とあわせて聞いていただければ、私(角山)の投資手法がほぼ理解していただけると考えています。後は、アセット・アロケーション(音声CD)を押さえておけばいうことなしですね。 セミナーの方は、まだ席が空いています。日程や申込み方法は「バリュー投資 夏期セミナー」をご覧ください。ご参加をお待ちしております。なお、申込み締切は、東京分(7/1開催)を6/28、大阪分を7/5とさせていただきます。 道東の雄峰、斜里岳をバックに(学生時代に撮影) |
■どちらの道を行くべきか(2007年6月19日) |
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このサイトをご覧の方には、家族や友人が株式投資に興味を持っておらず「投資の話がしたい、投資家仲間がほしい」と思っている方もいっしゃるでしょう。 そういう個人投資家に2つの選択肢があったとします。皆さんならどちらを選ばれるでしょうか? 1.大勢の投資家仲間に恵まれるが、パフォーマンスはマイナス30% 数字がついていると、2番目を選ぶでしょうね。しかしながら、現実の世界では、知らず知らずのうちに1番目を選んでいることが多いのです。 個人投資家どうし、投資談義に花が咲くと、とても楽しいものです。でも、みんなと意見が合うということは、その他大勢の負け組に入っている証拠です。 私自身、2005年は大勢の個人投資家と意見が合いました。だから、人並みのパフォーマンスでした。 ところが、2006年からは意見の合うことが少なくなりました(オフ会などでは、雰囲気を壊さないよう、適当に合わせています)。それゆえ、相対的なパフォーマンスがいいのだと思います。 |
■投資研究会を終えて(2007年6月17日) |
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昨日は、たーちゃんの投資研究会でした。 初回の投資研究会は「バリュー投資家のお祭り」的な雰囲気もあったのですが、今回(3回目)は各発表者のレベルが高くて驚きました。 私は、本業でもセミナーを行っていることから、話の内容を参加料に合わせてしまいがちです。ところが、そんな既成概念を吹き飛ばしてくれるような素晴らしい会でした。私自身、とても刺激を受け、楽しむことができました。 特に印象に残ったのは、投資ゲーマーさんのお話です。ブログにも書かれている「少数の勝者と多数の敗者が生まれる理由」などが興味深かったです。 エンジュクからも「常勝の投資哲学と実践DCF法による資産形成術セミナー 」DVDを出されており、こちらの方も見たくなりました。 |
■たーちゃんの投資研究会(2007年6月16日) |
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本日は、たーちゃんの投資研究会で発表をします。 話の内容は「リターンの源泉は何か?」というものです。 やや大げさなタイトルですが、投資のリターンを決定づける4要素である 最近は、東京での仕事が増え、大阪に出向く機会が少なくなりました。しんさん、木下さんや早川さんも来られるそうで、お会いできるのを楽しみにしています。 |
■いま大儲けしたい株はコレだ!(2007年6月14日) |
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久しぶりに、書籍に大きく取り上げられました。「いま大儲けしたい株はコレだ!」というムックです。
表紙に写真も掲載されていまして、皆さんにこやかなのに、私だけが違う雰囲気で「空気が読めない奴」みたいな感じです(笑)。 タイトルはともかく、内容的にはバリュー投資(資産バリュー&収益バリュー)についてもけっこうふれられています。それぞれの注目銘柄もありますが、これは「お楽しみ」程度に見てくださいね。DAIBOUCHOUさんは、意外と渋い銘柄を取り上げられています。 記事は、各投資家4ページ(注目銘柄は別ページにまとめて掲載)で、私のところは、喫茶店でお話した内容をライターさんがうまくまとめてくれています。 そろそろ書店に並ぶ頃ですので、チェックしていただければと思います。 追記ながら、\en SPA!(エンスパ)の121ページにも掲載されています。「決算書ここだけ見ればOK」という記事です。 |
■住民税(2007年6月12日) |
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住民税の通知が来ました。角山オフィスは、税金にはノーガードです。税引後リターンの最大化を目指すため、そろそろ対策の必要性を感じています。 方法としては、株式会社にしたり、手軽なところでは個人版401kの導入です。ただ、今ひとつ乗り気でないのは、個人事業がそんなに甘いものと思えないからです。 株式マーケット以上に、個人事業は厳しいと考えています。ましてや、私の行っているビジネスは「参入障壁」が低く、誰でも小資本からはじめることができます。学習塾業界の惨状は、他人事ではありません。 私は個人事業にこだわっていません。仕事内容に満足できれば、サラリーマンに戻ってもかまわないです。だから、余計な「撤退障壁」をつくりたくないのです。 角山オフィスに関しては、とりあえず「3年続けること」を目標にやっています。 株式投資と同様に、3年生き残ることができれば、展望が開けるかもしれないです。それまでは、高い税金も「勲章」だと考えるようにします。 それにしても、この出費は痛いです(苦笑)。 |
■夏期セミナーの内容について(2007年6月9日) |
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宣伝続きで、コラムそのものを楽しみにされている方には申し訳ありません。少しばかりお付き合いください。 6月に入っても、色々と忙しく、夏期セミナーのテキスト完成がセミナー前になってしまいそうです。そこで、どのような内容になるのか、紹介しておきます。 今回は、個別銘柄分析のセミナーです。 PERとPBRでマトリクスを作成すると、下記のように8通りのパターンができます。銘柄選択においては、PERまたはPBRが低ければよいのではなく「なぜ、そうなっているのか」を知っておく必要があります。 たとえば、低PER高PBR銘柄は、超過収益力を持つ割安成長株と業績がピークの景気循環株に分かれますが、この判断を間違うと痛い目にあいます。また、超過収益力の継続性もチェックしておくべきです。 夏期セミナーでは、それぞれのパターンから具体例をあげて、分析のポイントを解説します。あわせて、外資系バリューファンドが買っている銘柄の「傾向と対策」もお話したいです。 日程や申込み方法は「バリュー投資 夏期セミナー」をご覧ください。セミナーの方は、やや出足が鈍く、席が空いております。よろしくお願いします。
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■学習塾業界の憂鬱(2007年6月8日) |
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会員さんから「レポートで学習塾を取り上げてほしい」との要望もあり、学習塾19社の決算をざっと見たのですが・・・。 「うっ、これはひどい」と思ってしまいました。 誰でもはじめることができ(参入障壁が低く)、規模の効果が働きにくいビジネスが、成長の飽和点に達したときに見受けられる典型的現象です。19社中16社の業績が悪化していました。 その中でも、競争優位性を持ち合わせている3社は堅調でした。うち1社を今月分の会員制レポートとして取り上げています。 こればかりは、いくら決算書(過去の数字)を見ても判断できません。定性分析が必要になります。 将来の予想ゆえ、百発百中はありえませんが、ケーススタディをこなしながら(あるいは、時には痛い目にあって)確率を高めていくことは可能だと思っています。 最近、体験コースの申込みが増えていますが、そういう視点で活用していただければ幸いです。 |
■「アセット・アロケーション入門セミナー」を終えて(2007年6月7日) |
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「アセット・アロケーション入門セミナー」が終わりました。テーマ的に、来られる方は少ないと思っていたのですが、予想より多くの方に参加していただき、感謝しています。 投資は、サイエンス(科学)でもあり、アート(芸術)でもあります。 アートの部分は各人の持っている資質(センスといってもいいでしょう)に左右されます。ビジネスモデルや事業環境などの定性分析がそうです(それでも「やってみる」価値はあると思います)。 しかし、サイエンスの部分は努力すれば誰でもマスターできるものです。そういう意味で決算書とモダン・ポートフォリオ・セオリーは押さえておきたいですね。これで、定量分析とポートフォリオ管理ができます。 今回も【アセット・アロケーション入門セミナーCD】を販売しますので、よろしければご検討ください。 もし、続編を希望される方が多ければ、次回は「アセット・アロケーション実践セミナー」を行いたいです。少人数制にして、半分は実習を取り入れ、参加された方が自分用のアセット・アロケーションを完成できるような内容を考えています。 なお、出張中の空き時間は書店にて「ウォール街のランダム・ウォーカー」を立ち読みしていました。今回の版は良さそうです。荷物になるので、帰宅してからAmazonで注文しました。もう届いており、今から読むのを楽しみにしています。 |
■東京での3日間(2007年6月5日) |
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昨日、東京から帰ってきました。セミナーを2回、打ち合わせを2つこなしてきました。 プライベートでも、ネット上で交流のある方とお会いしてきました。やはり人間は「膝をつき合わせて」が一番です。 クタクタになりましたけど、楽しかったです。ただ、セミナー期間中にカラオケへ連れて行かれたのは、想定外でした。そして、ある方が「歌って踊れる●●士」だったことも判明しました(笑)。 3日間も滞在していると、東京で暮らしているような錯覚におちいります。特に、2日目のオフ会で訪れた王子界隈は、アパートの家賃や駅前食堂のメニューも安く、人の流れがゆったりしていました。今度出てくるのであれば、こういうところに住んでもいいなと思いました。 東京には仕事を減らすつもりで行ったのですが、逆に増えてしまいました。今日は、少しのんびりして、明日から頑張ります。 |
■ロードに行ってきます(2007年6月1日) |
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明日から、東京へのロードに行ってきます。 6月2日(土)・・・アセット・アロケーション入門セミナー というスケジュールです。土日とも、夜は会食の予定が入っています。 いちいち出向くと交通費がバカにならず、どうしても仕事をまとめてしまいます。また、東京にはお会いしたい方も多いので、盛り沢山なスケジュールになります。時間があれば「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読みたいのですが、どうなることやら。 今のビジネスを続けるのであれば、いずれは東京に出て行かざるをえないかと思っています。 |
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