2004年も、残り後わずか、、、。久しぶりの試乗レポート。コラ、覚えているか!!担当の小五郎だ。別にさぼっていた訳じゃない!WEBマスターが、前回の原稿(3回分)をPCのハードディスククラッシュを原因に消去してしまったせいで、それ以来むかついてボイコットしていただけだ。残り2ヶ月だが、また辛口レポートで試乗していくのでよろしく。不定期で。 今回の試乗レポートは「トヨタ・ポルテ」をお届けする。この車の最大のウリは、3ドアで助手席スライドドアでピラーがないところだ。ドアはやたらデカい。そのデカさは当然、乗り降りをし易くする為にあって、さらに、乗り易くするために助手席の高さは非常に低く作られている。これ以上の低い車は、シャコタン以外知らない。また、ドアが「デカい」→「重い」につながるので、ドアというより扉を開けるような感覚なのかと心配したが、全てのグレードでボタン一発の電動スライドドアなのだという。しかも社内には要所要所にボタンがあり、一回ボタンの位置を覚えれば、特別不便に感じる事はないだろう。 次に室内はどうだろう。助手席スライドドアで舞い上がってしまい、分け分かんなくなって判断が鈍るが「広く感じた」。実際に広いのだろう。 このだまされたような感覚は「3ドアなのに広い」ということだ。普通、コンパクトカーにしても軽にしても3ドアの後部座席はいたって狭い。基本的に後部座席を使う必要ない人が買う訳だから、広くする必要がなかったわけだ。しかし、このポルテという車、3ドアなのに後部座席に人や荷物を簡単に積める。室内の広さがボディサイズに比例するなら、ある程度の広さは感じるかもしれない。しかし「それ以上の広さ」を感じは、前述の助手席の高さが非常に低いの点も含めて「3ドアなのにたくさん人と物が積める」という、この「3ドアなのに」というところが最大のトリックなのだ。だまされてしまうのだ!いい意味で。