☆あなたは自分が好きですか?あなたは人が好きですか?地球は好きですか?
それでは、夢と作品と幸せをつくりましょう!―《図画工作科》です。

Do you like yourself? Do you like a human being? Do you like the earth? Well, let's make your dream, your art works and happiness.<We love Art Education>

☆Children gave a bright smile

☆子どもの笑顔は、世界平和と地球環境を護るためのシンボルです。―保護者の皆さんのご承諾をいただき、このサイトでは児童作品・写真を発信しています。
Since 1/1997


ようこそ、〔小学校図画工作科〕のホームページへ
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☆Why Art?美術は人生に有用な技術をつくる!

生きる力 これからの子どもたちに必要となるのは、いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力であり、また、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性であると考えた。たくましく生きるための健康や体力が不可欠であることは言うまでもない。
<中央教育審議会第一次答申より 7/1996>

(改正教育基本法等と「生きる力」)
○ 平成18年12月に約60年ぶりに改正された教育基本法において新たに教育の目標等が規定された。同法第2条 は、知・徳・体の調和のとれた発達(第1号)を基本としつつ、個人の自立(第2号)、他者や社会との関係(第3号)、自然や環境との関係(第4号)、日本の伝統や文化を基盤として国際社会を生きる日本人(第5号)、という観点から具体的な教育の目標を定めた。
○ また、平成19年6月に公布された学校教育法の一部改正により、教育基本法の改正を踏まえて、義務教育の目標が具体的に示されるとともに、小・中・高等学校等においては、「生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない」と定められた(第30条第2項、第49条、第62条等)。
○ これらの規定は、その定義が常に議論されてきた学力の重要な要素は、
  1 基礎的・基本的な知識・技能の習得
  2 知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等
  3 学習意欲
 であることを明確に示すものである。
○ このように、改正教育基本法及び学校教育法の一部改正によって明確に示された教育の基本理念は、現行学習指導要領が重視している「生きる力」の育成にほかならない。
<資料11 「生きる力」と資質・能力について(平成20年中央教育審議会答申抜粋)>
Art builds skills useful in life!
学力 ○単なる知識の量ととらえるのではなく、自ら学び自ら考える力などの[生きる力]を身に付けているかどうかによってとらえるべきであると考える。―我々は、自ら学ぶ意欲や思考力・判断力・表現力などの資質や能力の育成を重視する。
<教育課程審議会答申より 7/1998>

中央教育審議会(第126回) 配付資料
「令和の日本型学校教育」の構築を目指して
~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申素案)
学習指導要領 ○ 児童の人間として調和のとれた育成を目指し,地域や学校の実態及び児童の心身の発達段階や特性を十分考慮して,適切な教育課程を編成するものとする。
児童に生きる力をはぐくむことを目指し,創意工夫を生かし特色ある教育活動を展開する中で,自ら学び自ら考える力の育成を図るとともに,基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り,個性を生かす教育の充実に努めなければならない。
<小学校学習指導要領告示より 12/1998>

文部科学省:新 学習指導要領「生きる力」
学校で学んだことが、明日、そして将来につながるように、子供の学びが進化します。


総合的な学習の時間とは
*2000年(平成12年)から段階的に、図画工作科などの芸術教科の時間数を大幅に軽減して「総合的な学習の時間」"Period for Integrated Study"が始まっています。
*美術教育は単なる手仕事や芸術教育ではありません。自分らしさを基に、情報をデザインし、手やテクノロジーなどを活用しながら、社会や文化を創造し地球環境をつくっていけるような『総合的な学力』を目指しています。その体験の喜びが、まさに熱い生き方―"zest for living"を育んでいきます。
*つまり、新しく始まっている環境・福祉・情報などの「総合的な学習の時間」とは、美術教育の「表現・鑑賞」学習で行っているような、それぞれの美・周りの幸せを考えて自己を表し、社会を創造していく体験学習なのです。

*しかし、文部科学省は、ものづくり基盤技術基本法(平成11年法律第2号)を設定し、その活動を図画工作科ではなく、「総合的な学習の時間」で行うと規定しています。

  1. 2018年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)
2020年版ものづくり白書(経済産業省)
さらには、体験活動事例集(2002/10/15) -豊かな体験活動の推進のために-では、その意義を訴えながらも、「学校教育においては,これまで,例えば学校行事で種々の体験に関わる活動が行われたり,教科の学習指導の中で調査,見学や観察・実験を含めた活動が工夫されてきている。しかし,現状では,ねらいを明確にもってある程度長期にわたってまとまった直接体験を行っている学校は多くない」と、この教科で行っている「表現及び鑑賞の活動」に触れていません。

*体験活動事例集‐豊かな体験活動の推進のために‐

平成14年10月文部科学省初等中等教育局
   ■技能五輪国際大会 (中央職業能力開発協会)
WORLDSKILLS KAZAN 2019 22-27 AUGUST
WorldSkills competition in Kazan will bring together Competitors from more than 60 countries who will compete in 56 skills.

○知識は力です。想像は力です。創造は力です。技能は力です。情報リテラシーは力です。美の感覚は力です。コミニュケーションは力です。鑑賞は力です。生きる喜びは力です。
Knowledge is power. Imagination is power. Creation is power. Technical Skill is power. Information Literacy is power.Sense of Beauty is power. Communication is power.Appreciation is power. Pleasure is power.
○美術の学習は、学校で教えるすべてのものを総合する体験です。
Studying the Arts gives children the experience to integrate all the other things we teach in schools.

○美術教育は、公立学校において、全ての生徒に欠くことのできない基本です。
The arts should be an essential element in the general education of all students.

情報リテラシーとは、情報を使いこなす能力のことです。また、「情報」とはメディアやIT技術のことだけではなく、送り出す内容と受け取る内容を含んでいます。つまり、「表現」とは情報を受け渡しするすべての行為(コミュニケーション)を指しています。美術は情報デザインとして、目に見える形で、美しく、わかりやすく創作・伝達していきます。
美術教育・アートの力 The Arts Education Programを制作しました。 Since11/2005 
世界の学校美術展 STUDENT ART GALLERIESを制作しました。国立国会図書館データベース・ナビゲーション・サービス社会科学>教育>教科別教育
図工・美術と総合的な学習の時間Art Education Linksを制作しました。国立国会図書館データベース:NDC=707 芸術>研究法.指導法.芸術教育
図工・美術のeラーニングArt e-Learningをまとめました。(71題材)

●総合的な宇喜田美術館 Ukita Art Museumを発信しました。
平成16年度 宇喜田小学校展覧会Student Art Exhibition at Ukita Elementary School 2004
 「手とITを活用する展覧会」を発信しました。
 Theme"Dreaming Things, Making Things: With Hands and Information Technology"
平成18年度 篠崎小学校展覧会Student Art Exhibition at Shinozaki Elementary School
PISA調査の読解力と情報・美術教育」を発信しました。   
トントンギコギコ図工の時間(野中真理子監督作品)に相互リンクをしました。


目次(もくじ) Table of Contents

活動Art Program
 (いろいろなかつどう)
 
総合的な学習と情報
 Period for Integrated Study
(そうごうてきな学習)
コンピュータ
 Education through Computers
(パソコンの
学習)
学校と美術教育
 Art Education in Schooling
環境と美術教育(環境goo賞)
 Environmental Education Learning
 
(かんきょうの学習)
国際理解学習(こくさいりかいの学習)
 International Understanding Learning
卒業アルバム
 Graduation Page

 (そつぎょうアルバム)
卒業制作
 Memorial work of Graduation

 (そつぎょうせいさく)
図工・美術と総合の学習
 ShareLesson Plan
 (いろいろな図工のじゅぎょう)
図工の「生きる力」
 Why Art Education?
篠崎美術館SHINIZAKI ART MUSEUM
 (小学校の美術館)
宇喜田美術館UKITA ART MUSEUM
 (小学校の美術館)

InSEA [国際美術教育学会]と相互リンク
図画工作科と総合的な学習
 年間計画

 Curriculum Ideas
 (1ねんかんのけいかく)
美術と総合の実践事例・情報
 Art Lessons and Ideas for Teachers

リンクArt Education Links 
40周年校展覧会
 Nakaaoto Elementary School's Kids' Gallery

 (インターネットのてんらんかい)
メールComments 私の作品ART WORKS コンピュータ美術館
Computer Art Museum


* They reduce the Art Education number of the time and "the synthetic learning" tries to begin with the new cours of study.
* Art Education is not merely handwork and artistic education.
*It is the one which aims at multi- artists as it is possible to make the earth environment, too, creating society and a culture while using implements such as the computer, discovering with its hand.
* After all, this subject synthesizes a brain/knowledge [Head], and a heart/love [Heart], and a hand/worker [Hands], career [History] and happy [Happy] while it aims at the upbringing that a harmony was taken and is formed.<5H>
* As the means, it uses consideration [Thought], preference [Taste], trait [Temper], and the feel/sense of touch [Touch], and labor [Trouble], the thing [Try] to attempt to test/to do, training [Training], art [Technique] and science and technology [Technology] and so on .Then chidren gather [Themselves] by themselves.
<10T>* "The synthetic learning" of the newly beginning environment and the welfare and so on is the learning to create the happiness of each beauty and of it all the members as it goes in "the expression" of the art education.



美術教育は、創造性と適応力、自己抑制力を促進します

Art Education promote Creativity,Adaptability,Self-discipline.

 「これからの子どもに必要なのは、いかに社会が変化しようと、自ら学び、考え、問題を解決する資質や能力であり、他人と協調し思いやる心と考えた。こうした資質や能力を『生きる力』と称する。」この中央教育審議会の報告は、美術教育が以前から訴えている教科の目標そのものでもあります。
 一方では、学校週5日制の完全実施に向けて、時間数の削減や教科の統合など、学校教育から芸術教科が縮小されています。宮脇理先生の著書「感性による教育」(国土社)では、ニューヨーク市の小学校では図工の先生(専科)の99%を失い、中・高等学校でもかなり削減されたそうです。またデトロイト市では、学校税の増額案が否決されたので、幼稚園から高校3年生までの音楽課程をほとんど全面的に廃止してしまった―と記述してあります。ここら辺の事情については、リチャード・ドレイファス主演の映画「陽のあたる教室」にも詳しく語られています。是非、ご覧ください。

6年 コンピュータ作品 「なんじゃこりゃ」 A.H
Computer Graphic  Grade6 1997


 「このうち、芸術やスポーツの分野については、学校教育の果たす役割はもとより重要であるが、学校教育の場以外においても、才能を伸ばし、活躍できる場があり…」(中央教育審議会審議のまとめ、その2より)
 図画工作科は才能教育ではありません。生きることの基礎教育です。学校教育の現場で、体験として「自分を生かし、主体性をつくる」という貴重な学習《美術教育》を共にまもっていきたいと思います。


週2時間の時間がもてなくなりました
Art lesson -when there are two school hours by the week-is reduced.

3年生
木のパズル(釘打ち)

3.4年生は10時間、
5.6年生は20時間の削減です。



教科等の構成及び授業時数によると、
現行時間数[小学校]図画工作1年68、2年70、3年70、4年70、5年70、6年70。[中学校]美術1年70、2年35~70、3年35。
改訂案では[小学校]図画工作1年68、2年70、3年60、4年60、5年50、6年50。[中学校]美術1年45、2年35、3年35、になっています。

 1998年6月23日に教育課程審議会・審議のまとめが公表されました。図画工作・美術科にとっては、予想されたように厳しい内容でした。改善の基本的な考え方では、「子どもたちは、自我を形成し、自らの個性を伸長・開花させながら発達を遂げていく。教育は、こうした子どもたちの発達を扶ける営みである。」と述べています。
 人間的にバランスよく発達させるために、以前から造形教科は実体験としてこの営みを続けてきました。しかし、大幅な時間数削減の中で、図画工作科・美術科は、これからどのように「生きる力」をはぐくんでいけばいいのでしょうか。2つのことが考えられます。子どもたちが21世紀を主体的に生きるには、造形教育のめざす総合的な学力が大切になることを啓蒙し続けることだと思います。そのためには、「総合的な学習の時間」に対応する授業をを積極的に展開することです。なぜなら、この学習のねらいも、自分本意ではなく―社会や地球を見つめ、「国際化や情報化をはじめ社会の変化に主体的に対応できる資質や能力の育成」という、造形教育のめざしているような『創造的に生きる力』だからです。

 確かな学力とは

   文部科学省は、社会や保護者からの学力低下論を受けて、平成15年には[ゆとり]を[確かな学力]と言い換えて学習指導要領を一部改正しました。
<一部改正の趣旨>
   平成15年10月の中央教育審議会答申「初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について」を踏まえ、[確かな学力]を育成し、[生きる力]をはぐくむという新学習指導要領の更なる定着を進め、そのねらいの一層の実現を図るために、平成15年12月26日付けで小学校、中学校、高等学校並びに盲学校、聾学校及び養護学校の学習指導要領等の一部を改正した。(文部科学省サイトより)
  しかし、言うまでもなく、文部科学省が抱いている学力とは、学校HPで公表し出したテスト学力ではありません。
 ●新学習要領のねらいの実現に向むけてによると、
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/t_kaitei.pdf
 「知識・技能はもちろん、学ぶ意欲、思考力、判断力、表現力などを含めた学力を子どもたちに身に付けさせることが必要」と述べています。


左図は、文部科学省の「確かな学力ホームページ」の説明です。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/korekara.htm
<学力>
知識・技能は重要であるが,単なる知識の量のみではなく,学ぶ意欲,思考力,判断力,表現力まで含めて学力ととらえる必要がある。
(学習への関心・意欲・態度や将来の生活に関する課題に適応する能力を重視するのは国際的な流れ)

美術教育は、基礎・基本を元に8つの確かな学力を推進します。
確かな学力を育むための、展覧会を発信しました。
テーマ 《夢づくり・モノづくり~手とITを活用して~》
Theme"Dreaming Things, Making Things: With Hands and Information Technology"


教育課程部会におけるこれまでの
審議のまとめ

⑦ 図画工作、美術、芸術(美術、工芸)(ⅰ)改善の基本方針
中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会<平成19年11月7日>
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/001/07110606/001.pdf
新しい学習指導要領の説明 <文部科学省>平成29年3月公示

⑦ 図画工作、美術、芸術(美術、工芸)
(ⅰ)改善の基本方針
○ 図画工作科、美術科、芸術科(美術、工芸)*1 については、その課題*2 を踏まえ、創造することの楽しさを感じるとともに、思考・判断し、表現するなどの造形的な創造活動の基礎的な能力を育てること、生活の中の造形や美術の働き、美術文化に関心をもって、生涯にわたり主体的にかかわっていく態度をはぐくむことなどを重視する。
○ このため、子どもの発達の段階に応じて、各学校段階の内容の連続性に配慮し、育成する資質や能力と学習内容との関係を明確にするとともに、小学校図画工作科、中学校美術科において領域や項目などを通して共通に働く資質や能力を整理し、〔共通事項〕として示す。
○ 創造性をはぐくむ造形体験の充実を図りながら、形や色などによるコミュニケーションを通して、生活や社会と豊かにかかわる態度をはぐくみ、生活を美しく豊かにする造形や美術の働きを実感させるような指導を重視する。
○ よさや美しさを鑑賞する喜びを味わうようにするとともに、感じ取る力や思考する力を一層豊かに育てるために、自分の思いを語り合ったり、自分の価値意識をもって批評し合ったりするなど、鑑賞の指導を重視する。
○ 美術文化の継承と創造への関心を高めるために、作品などのよさや美しさを主体的に味わう活動や、我が国の美術や文化に関する指導を一層充実する。
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*1 小学校の図画工作科、中学校の美術科、高等学校の芸術科(美術、工芸)は、表現及び鑑賞にかかわる幅広い活動を通して、美術を愛好する心情と美に対する感性を育て、造形的な創造活動の基礎的な能力を伸ばし、豊かな情操を養うことをねらいとしている。このねらいを実現するため、小学校、中学校、高等学校を通じて「A表現」と「B鑑賞」で内容を構成している。また、「A表現」は、小学校では「楽しい造形活動(造形遊び)」、「絵や立体、つくりたいものをつくる」、中学校では「絵や彫刻など」、「デザインや工芸など」、高等学校芸術の美術では「絵画・彫刻」、「デザイン」、「映像メディア表現」、工芸では「工芸制作」、「プロダクト制作」から構成している。
*2 課題として、
・感性を働かせて思考・判断し、創意工夫をしながら表現したり作品を鑑賞したりするという一連のプロセスを働かせる力を育成すること
・子どもたちの興味や関心の高まりを資質や能力の向上に生かすような指導の改善を図ること
・生涯にわたって美術に親しみ、生活や社会に生かしたり、豊かにしたりする態度の育成
・感じ取ったことをもとに、自分の思いや考えを大切にしながら、自分なりの意味を発見するなどの鑑賞の学習の充実
・我が国の文化等にかかわる学習を通して、その継承や創造への関心を高めるとともに、諸外国の文化のよさを理解すること
などが求められている。
-----------------------------------------------------------
(ⅱ)改善の具体的事項
(小学校:図画工作)
○ 表現や鑑賞の活動を通して、自らつくりだす喜びを味わうようにするとともに、感性や想像力、手や体全体の感覚などを働かせながら造形的な創造活動の基礎的な能力を高め、生活や社会と主体的にかかわる態度を育て、豊かな情操を養うことを重視して、次のような改善を図る。
(ア) 育成する資質や能力を整理し、表現や鑑賞の過程で働く力を明確にするとともに、それらが関連して働くように内容の改善を図る。また、児童が自らの行為や感覚をもとに形や色、イメージなどを活用して活動することができるように、領域や項目などを通して共通に働く資質や能力を〔共通事項〕として示す。
(イ) 生活や社会とのかかわり、ものをつくる楽しさなどの観点から、手や体全体の感覚を働かせて材料や用具などを活用してつくったり、身の回りの形や色、環境などから感じ取ったことを伝え合ったりする活動を児童の発達に応じて整理して示す。
(ウ) 鑑賞においては、よさや美しさを鑑賞する喜びを味わうようにするとともに、自分の思いを語る、友達と共に考える、感じたことを確かめるなどを通して、自分自身で意味を読み取り、よさや美しさなどを判断する活動の充実を図る。
(エ) 暮らしの中の造形や我が国や諸外国の親しみある表現などに関する学習では、作品などのよさや美しさを主体的に味わったり感じたりすることを重視する。
(中学校:美術)
○ 表現や鑑賞の幅広い活動を通して、美術の創造活動の喜びを味わわせ美術を愛好する心情を育てるとともに、感性を豊かに働かせて美術の基礎的能力を伸ばし、生活の中の美術の働きや美術文化についての理解を深め、豊かな情操を養うことを重視して、次のような改善を図る。
(ア) 育成する資質や能力を整理し、「A表現」を発想や構想に関する項目と、表現の技能に関する項目に分けて示し、柔軟な発想力や形・色・材料で表す技能などが関連して働くように内容の改善を図る。また、形や色、材料などから性質や感情、イメージなどを豊かに感じ取る力を育成するため、領域や項目などを通して共通に働く資質や能力を〔共通事項〕として示す。
(イ) 生活や環境の中の造形のよさや美しさなどを感じ取る学習や、自分の気持ちや伝えたい内容などを形や色、材料などを生かして他者や社会に表現する学習を一層重視する。その際、身近な環境について、安らぎや自然との共生などの視点から心豊かなデザインをする学習については、鑑賞の視点からの充実を図る。
(ウ) 鑑賞においては、よさや美しさを鑑賞する喜びを味わうようにするとともに、感じ取ったことや考えたことなどを自分の価値意識をもって批評し合うなどして、自分なりの意味や価値をつくりだしていくことができるように指導の充実を図る。また、鑑賞に充
てる授業時数を十分確保するようにする。
(エ) 我が国の美術についての学習を重視し、美術文化の継承と創造への関心を高める。また、諸外国も含めた美術文化や表現の特質などについての関心や理解、作品の見方を深める鑑賞の指導が一層充実して行われるようにする。
(高等学校:芸術(美術、工芸))
○ 生徒の個性を生かした創造的な活動を行い、生涯にわたって美術や工芸を愛好する心情を育て、芸術としての美術や工芸を理解し、美術文化についての理解を一層深め尊重する態度を養うことを重視して、次のような改善を図る。
a )芸術(美術)
(ア) 「美術Ⅰ」においては、芸術としての美術への関心や理解を高めるとともに、我が国の美術や文化についての学習を重視し、美術文化に関する鑑賞が充実して行われるようにする。また、鑑賞に充てる授業時数を十分確保するようにする。
(イ) 「美術Ⅱ」においては、豊かな美的体験を通して実感をもって美術についての理解を深めるとともに、個性を生かした創造的な美術の活動をしていくための資質や能力を高める。そのため、現行では表現領域の各分野と鑑賞領域のいずれかを選択して学習できることとしているが、表現領域のいずれか一つ以上の分野と鑑賞領域を学習するようにする。
(ウ) 「美術Ⅲ」においては、個性を更に伸ばすことができるようにするため、現行と同様に表現領域の各分野及び鑑賞領域から一つ以上を選択して学習する。
(エ) 現行と同様に、「美術Ⅱ」は「美術Ⅰ」を履修した後に、「美術Ⅲ」は「美術Ⅱ」を履修した後に履修させることを原則とする。
b )芸術(工芸)
(ア) 「工芸Ⅰ」においては、芸術としての工芸への関心や理解を高めるとともに、我が国の美術や文化についての学習を重視し、美術文化に関する鑑賞が充実して行われるようにする。また、鑑賞に充てる授業時数を十分確保するようにする。
(イ) 「工芸Ⅱ」においては、豊かな美的体験を通して実感をもって工芸についての理解を深めるとともに、個性を生かした創造的な工芸の活動をしていくための資質や能力を高める。そのため、現行では表現領域の各分野と鑑賞領域のいずれかを選択して学習できることとしているが、表現領域のいずれか一つ以上の分野と鑑賞領域を学習するようにする。(ウ) 「工芸Ⅲ」においては、個性を更に伸ばすことができるようにするため、現行と同様に表現領域の各分野及び鑑賞領域から一つ以上を選択して学習する。
(エ) 現行と同様に、「工芸Ⅱ」は「工芸Ⅰ」を履修した後に、「工芸Ⅲ」は「工芸Ⅱ」を履修した後に履修させることを原則とする。

教育課程部会 芸術ワーキンググループ
教育課程部会 芸術ワーキンググループにおける審議の取りまとめについて(報告)平成28年08月26日


新しい学習指導要領、スタート。

平成29・30年改訂 学習指導要領、解説等
第 7 節 図画工作 
第1 目 標 
表現及び鑑賞の活動を通して,造形的な見方・考え方を働かせ,生活や社会の
中の形や色などと豊かに関わる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 
 ⑴ 対象や事象を捉える造形的な視点について自分の感覚や行為を通して理解
するとともに,材料や用具を使い,表し方などを工夫して,創造的につくっ
たり表したりすることができるようにする。
 ⑵ 造形的なよさや美しさ,表したいこと,表し方などについて考え,創造的
に発想や構想をしたり,作品などに対する自分の見方や感じ方を深めたりす
ることができるようにする。
 ⑶ つくりだす喜びを味わうとともに,感性を育み,楽しく豊かな生活を創造
しようとする態度を養い,豊かな情操を培う。
●文部科学省 小学校新学習指導要領 へリンクします
Elementary and Secondary Education


私たちは、美術教育の総合的な学習活動にも対応するために、美術と総合の授業事例 Art Lesson Plansを集めて発信しています。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~eLearning/artlessons.htm

中学校美術ネット: Network for junior high school art


 図工部の活動

  
1997・葛飾区図工部の分科会/公開授業発表
Katsushika-ku Art Department

○校庭でおこなった楽しい造形活動や作品が見られます。
1999・葛飾区小学校連合展
Elementary School Union Exhibitionin at Katsushika-ku

○葛飾区立のたくさんの小学校の図工作品が展示されています。


東京都図画工作研究大会 城東大会 授業記録 Art Project
かかわり分科会授業

ふれるかたち ふれるいろ ~光を通して~


中青戸小学校開校40周年展覧会,1998

 Nakaaoto Elementary School's Kids' Gallery

開校記念行事の様子や各学年・クラブ・家庭科の作品などがご覧になれます。
また、1年から6年生までのCG作品やアニメーションなども発信しています。21世紀まで展示している、ネット上の美術館です。




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活動は2009年にアートeラーニングセンター(Art e-Learning Center)に引き継ぎました。なお、HPアドレスは2021年に異動します。
24年間、皆様のご理解とご支援・ご協力をありがとうございました。
サイトについてご質問やご感想がある場合は
、メールをお願いします。
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Written by Makio Kawashima
最終更新日Last Updated on 1/9/2024

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