■全校写生会(絵画)
Sketch festival
葛西城址公園 In the park |
平成8年度は、あいにく当日は雨になりました。そのため室内で1年から6年まで『花のある教室』の写生をしました。
6年 I児
6年生O児 Grade6 | 6年生I児 Grade6 |
■ギコギコ・ゴシゴシ・トントン(木工作)
Woody handicraft
はじめてのノコギリ学習は、児童にとって興奮し・夢中になります。「右と左どう違うの?」「どうやって使い分けるの?」これが、[両刃のこぎり]と[げんのう]
の共通の導入です。−おわかりになりますか?。また、ゴシゴシも喜びます。木工ヤスリ、ドレッサー、紙ヤスリなどを使って汗をかいて磨くのです。「刃は命!」でも、かすり傷はつきものです。木の素材を生かしながら真剣にやること・用具の使い方を身に付けることが学習のめあてです。自由にのびのびを旗印に、この大工の技能や上達が下位に見られることは大きな間違いです。頭でなく手で覚えること。知識ばかりの医者より、腕のいい医者が頼りになります。手間をかける根気や手先の巧緻性もこの教科は育てているのです。満足した子どもたちの顔はとてもチャーミングです。
4年生「自由木工作」Grade4
プロダクトデザインProduct Design
工作は真に総合的な学習です。まず、全体のアイディアとしてのデザイナー、作図(製図)の後に大工・ペンキ屋さんの体験もします。そして、実際に使ってみて生活科としての鑑賞者・消費者の学習までします。それは、創造性だけでなく、腕のいい多くの職業の「生きる力」を支えていきます。
5年生「サンドイッチ箱」Grade5
電動糸のこぎりを使っています。
ものづくり基盤技術振興基本法
(平成十一年三月十九日法律第二号)
■手作りリース(紙工作)
Papercraft
12月になると宗派を超えて「リース」を作ります。これは、てづくリース。紙を切って貼る他に、リボンや金銀紙を使って子どもたちは喜んで制作します。また、「とびだすカード」も夢中になります。手渡すまでが学習−手づくりは「汗と愛情」が大切です。「プレゼントする人がサンタさんですよ。」
4年生「リース・飛びだすカード」Grade4
5年生 「多面体」Grade5
正3角形を基本にして、正4面体、正8面体、正20面体を作りました。
さらに、正5角形を使う32面体、64面体を目指します。
接合するときは、セメダインが乾く間にマスキングテープを貼っておくと作業がしやすく、後で簡単に剥がすことができます。
■立体パズル 6年生
Woody Puzzle
■割り箸鉄砲で戦争《美術工作クラブ》
Club activity
■ピカソからの抽象画 6年生
Abstract Art
■やきもの
Ceramics
「陶器はあらゆる芸術のなかで、最も単純であるとともに最も困難なものである。〜歴史的に言えば、それは諸芸術の最初のものである」と、ハーバート・リードは『The
Meaning of Art』で述べています。
土と火を素材にするこの学習は、触っている手の実感やダイナミックで直接的な形の変形(可塑性)が児童に生きていることを実感させてくれます。自然に触れている感覚を大切にして、あまり、手わざや技巧を求めずに、「自分がいる」という体験を第一にしたいと思います。
4年生 「缶人形」
缶に紙を巻いてを芯にして作りました。
テラコッタ粘土の素焼きです。
6年生 「一輪差し」
たたら板で粘土の板を作ってから、缶を芯 にして巻きました。缶を抜いてから、首をつ ぼめていきました。
素焼きしてから、自分で好きな色の釉薬を かけました。(本焼き)
体験学習の教育的意義<文部科学省>
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121502/055/003.htm
体験活動とは、文字どおり、自分の身体を通して実地に経験する活動のことであり、子どもたちがいわば身体全体で対象に働きかけ、かかわっていく活動のことである。この中には、対象となる実物に実際に関わっていく「直接体験」のほか、インターネットやテレビ等を介して感覚的に学びとる「間接体験」、シミュレーションや模型等を通じて模擬的に学ぶ「擬似体験」があると考えられる。しかし、「間接体験」や「擬似体験」の機会が圧倒的に多くなった今、子どもたちの成長にとって負の影響を及ぼしていることが懸念されている。今後の教育において重視されなければならないのは、ヒト・モノや実社会に実際に触れ、かかわり合う「直接体験」である。
(2)「知」の活用・実践化を図る体験活動
知ること・学ぶことは,単に知識を頭に貯えることにとどまらず,知識や学び方を働かせ,活用して,自分自身をより豊かなものへと高め,生活の場や社会の様々な問題解決を図り,よりよい社会を創り出すところにつながることが重要である。つまり,学習と生活とが再度結びつき,自己実現や実践化を進めることによって,学びはしっかりと身についたものとなる。
この学習と生活との再結合を図る「知の実践化」の過程において,直接体験が重視され,重要な活動方法の一つとされている。新設された「総合的な学習の時間」においても問題解決的な学習とともに体験的な学習が強調されているが,ここにおいても直接体験を重視することが求められている。
このように,「体験活動」は,子どもたちの学びと成長の過程全体において重要なものである。子どもたちの「学び」を確かなものにし,豊かな成長を支えることを願って,「体験活動」を充実することが求められている。
*体験的な活動を「総合的な学習の時間」で行うと記述されていますが、図画工作科では以前から活動しています。
宇喜田小学校での活動は、宇喜田美術館で紹介しています。
UKITA ART MUSEUM