ウォーレン・バフェット、ベンジャミン・グレアム、バリュー投資の達人に学ぶ株式投資

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行動ファイナンス:株の本(投資書籍)

金融はすべて、人の行動によって決まる(リチャード・セイラー)

おすすめ度:★★★・・・すごくおすすめ、★★・・・おすすめ、・・・まあまあ

■行動ファイナンス
株式投資の新しい考え方
株式投資の新しい考え方―行動ファイナンスを超えて ★★★
(ロバート A.ハウゲン、2004年、ピアソンエデュケーション)

株式市場のアノマリー」という著書もあるハウゲン教授の新作です。今日の株式市場の参加者は、幾度となく、本質的な過ちを犯している・・・すなわち、企業の過去の成功や失敗に過剰反応している。その過ちに気づいたものは、市場平均をアウトパフォームする株式ポートフォリオを構築することができる。それが非効率市場を支持するという筆者の主張です。部分的に難しい箇所もありますが、個人投資家にとってためになる良書です。2004年のナンバー1投資本と言ってもいいでしょう。

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最新 行動ファイナンス入門

最新 行動ファイナンス入門 ★★
(ジョン・R. ノフシンガー、2002年、ピアソンエデュケーション)

いわゆる「行動ファイナンス」について、一般投資家にもわかりやすく解説した最新の教科書です。数式を使わず、グラフを効果的に用いているので理解が進みます。内容が新しい分、オンライン投資やインターネットの掲示板についての記述もあり、興味深いです(頭の痛い箇所もありますが (^^; 。最終章の「心理的バイアスを克服する戦略」は投資家必読です。

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人生と投資のパズル

人生と投資のパズル ★★
(角田康夫、2004年、文春新書)

なぜ逆張り投資は有効なのか、バリュー株とグロース株では長期的にバリュー株の方がパフォーマンスがいいのはどうしてか、そんな疑問を行動ファイナンス(行動経済学)の観点から解き明かします。「投資家が常に合理的であれば効率市場仮説は成立するのだが、そんなことがあるわけがない」という筆者の主張には、投資家なら誰もがうなづけることでしょう。

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投資の心理学―「損は切って利は伸ばせ」が実践できない理由 ★★
(ローレンス E. リフソン、リチャード A. ガイスト、2001年、東洋経済新報社)

実は、この本は本棚に眠っていました。発売後すぐに購入したのですが「行動ファイナンス」の知識が全くなかった当時の私には中身が理解できなかったのです。「行動ファイナンス」自体の説明はあまりなく、投資に関係する実践的な内容となっていますので、「行動ファイナンス」の入門書を終えた方は興味深く読めると思います。

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投資の巨匠たち

投資の巨匠たち―証券市場を動かした9賢人からのメッセージ ★
(ジョナサン バートン、2002年、シグマベイスキャピタル)

その投資理論で証券業界に多大な影響を与えた9人の巨匠を紹介しています。効率市場仮説からはジョン・ボーグルが、そして行動ファイナンスからはリチャード・セイラーが取り上げられています。

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バブル学―通説では解けない歴史の謎 ★
(ケビン ハセット、2003年、日本経済新聞社)

標題と表紙にひかれて購入したのですが、内容が難解だったので一度は投げ出した本です。この本も「行動ファイナンス」よりの考え方を取っています。今回読み直したのですが、比較的楽しく読むことができました。自分のレベルが上がっている証拠なのでしょうか。

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最強のファイナンス理論

最強のファイナンス理論―心理学が解くマーケットの謎 ★
(真壁 昭夫、2003年、講談社)

行動ファイナンスについて、わかりやすく書かれている入門書です。すらすら読めますので、一冊目に読む本としてはいいかもしれません。

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人はなぜお金で失敗するのか

人はなぜお金で失敗するのか ★
(ゲーリー・ベルスキー、トーマス・ギロヴィッチ、2004年、日経ビジネス人文庫)

私は最近、行動ファイナンス(行動経済学)に興味があります。理由は投資の役に立つからです。この本は米国でベストセラーとなった「賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか」を文庫化したもので、行動ファイナンス(行動経済学)の入門書です。ただ、インデックス・ファンドをすすめているのは「人生と投資のパズル」との相違点であり興味深いです。

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