おすすめ度：★★★・・・すごくおすすめ、★★・・・おすすめ、★・・・まあまあ

デービス王朝―知られざる偉大な投資家一族　★
(ジョン・ロスチャイルド、2003年、パンローリング)

保険株に長期投資を行い、財産を築いた投資家の物語。読み終わるとあなたはAIGやウェルズ・ファーゴ銀行を買いたくなっている（笑）。2003年のおすすめ本。

トレーダーズショップで見る　　Amazon.co.jpで見る

日本は甦るか　★★★
(ピーター・タスカ、1994年、講談社)

今読んでも内容に古さを感じさせない本。論点が鋭く、当時の予想がことごとく当たっています。最終章の「富と成功の条件」は投資家必読です。

予測ビジネスで儲ける人びと―すべての予測は予測はずれに終わる　★★
(ウィリアム シャーデン、1999年、ダイヤモンド社)

書店になかなか置いてない良書。天気予報、経済・景気、株価、人口、技術、社会トレンド、経営といった7つの分野にまかり通る間違いだらけの予測を一刀両断にする痛快な本です。

百貨店が復活する日―21世紀日本流通市場論　★
(松岡真宏、2000年、日経BP)

松岡氏の小売業に対する洞察が鋭いです。流通・小売業に投資している方は、「問屋と商社が復活する日」とともに読んでおくといいでしょう。

金儲け哲学　★
(糸山英太郎、2002年、かんき出版)

銘柄の選び方こそ違うものの、私は糸山英太郎氏の投資がウォーレン・バフェットに近いと思っています。一般人が真似できるものではありませんが、考え方は参考になります。

大投資家の名言―チャールズ・エリスが選ぶ　★
(チャールズ・エリス、2002年、日本経済新聞社)

「敗者のゲーム」著者のチャールズ・エリスがまとめた大投資家の名言集。ケインズからバフェットまで、幅広く取り上げられています。

竹田和平の強運学―日本一の投資家が明かす成功への7つの黄金則　★
(田中 勝博、2004年、東洋経済新報社)

竹田和平氏については「日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方」という本が出版されていますが、この本は投資コンサルタントの田中勝博氏が竹田和平氏の話を聞いてまとめたものです。竹田和平氏の投資は企業家としての視点であり、そういう意味ではウォーレン・バフェットとも共通点がありそうです。この本を読んでそう思いました。

Amazon.co.jpで見る

日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方―上場会社・約70社の大株主・竹田和平さんの旦那的投資哲学 　★
(水沢潤、2003年、自由国民社)

竹田和平氏の紹介本で投資についても触れています。バリュー株を探していると、竹田和平氏が大株主である企業に行き当たることがあります（明光ネット、カーディナル、ステップなど）。どんな方は知りたい場合は、この本を読むといいでしょう。後半には四季報CD-ROMの使い方が書いてあります。

ジョン・D・スプーナーの株で勝つ黄金律―全米No.1投資アドバイザーが語る株式投資で儲ける秘訣　★
(ジョン・D. スプーナー、2002年、主婦の友社)

どちらかといえば、投資を行う際の心構えについて、著者の経験に基づき触れている本。「あなたの人生を賭ける株」という項目があり、「バリュー日記」でも話題になりました。

天才数学者、株にハマる　数字オンチのための投資の考え方　★
(ジョン・アレン・パウロス、2004年、ダイヤモンド社)

「最近は面白い株の本がないなぁ」と思いながら本屋に入ったとき、株の本にしては強烈なタイトルと表紙が目に留まった本。書いてある内容はそこそこまともで読み物としても楽しめる書です。

数学力、これだけできれば人生リッチ! 　★
(ロバート・L. ハーシー、2002年、プレジデント社)

私は投資にはちょっとした確率・統計の知識がいると思っています。この本はお金持ちになるために必要な数学力（といっても算数の四則演算のみですが）について書かれたものです。