免震住宅建設記

image003.jpg某年 5月15日

 地縄張りが行われました。
 地面にビニールのローブを張り、建物の位置を確認しました。免震住宅の場合、外壁が隣地境界線から50cm以上離れていることは勿論のこと、50cm以内に障害物が無いことが重要です。

image005.jpgimage007.jpgimage006.jpgimage011.jpg5月15日

 捨てコンの上に、基礎の鉄筋が入りました。よく見ると、鉄筋は上下ダブルで入っています。いかにも頑丈そうで、「何階建てのビルが建つの?」って感じです。

image013.jpgimage014.jpgimage019.jpg6月12日

 ベタ基礎部分のコンクリート打設が終わり、免震支承部分、オイルダンパー部分、周囲の立ち上がり部分の枠組みが行われました。

image017.jpg6月12日

 ハウスインスペクターの検査風景

image021.jpgimage022.jpg6月23日

 枠組みが取り払われ、基礎が完成しました。この後、いよいよ免震層の工事に入ります。

image025.jpgimage027.jpgimage032.jpgimage033.jpgimage026.jpgimage035.jpg6月27日

 いよいよ免震層が姿を現しました。鉄骨の土台も、ほぼ完成しているようです。鉄骨は亜鉛メッキで銀色に輝いています。(^。^) 
 積水ハウスの免震住宅カタログに載っていた工事中の写真では、黒色の防錆塗装でしたが、亜鉛メッキにグレードアップしたようです。ついでに柱も梁もみんなメッキして欲しいなぁ。(^_^;)

image048.jpgimage047.jpgimage051.jpg7月10日

 躯体がほぼ立ち上がった状態になったので、インスペクターと一緒に家の中へ入ってみました。鉄骨とパネルむき出しの状態は、まさに「プレハブ」そのものです。

 2階の床がALC(和室部分はアスロック)になっているのは非免震仕様と同じですが、1階の床も2階と同様になっているのが免震仕様の特徴です。これは、屋内に重量物を置く場合の床補強は、非免震の場合は束柱を増やすことで対応するのが一般的ですが、免震ではそれができないため、「床全面を補強する」という考え方のようです。これで、家の中で好きなだけ象が飼えます!?
(ん? これは別のハウスメーカーのキャッチコピーか ^_^;)

image055.jpg8月21日

 外見は、もう「完成」のように見えますが・・・。
インスペクターの検査があったので、一緒に家の中へ入ってみました。間仕切の工事が佳境に入っているようです。 
 外壁の内側と天井には断熱材が張り巡らされ、家の中は「銀色の世界」です。

image056.jpgimage061.jpg8月21日

 屋根の様子です。がっしりとした雪止めが二重に(隙間を埋めるように)ずらっと並んでいる様子は壮観です。
 こんな立派な雪止め、初めて見ました。この地域では、雪止めのない家屋もある程ですから・・・。