照明設備編①
昔ながらの「電灯」の笠を再現するための材料を探しに、手芸材料店をうろついていたら・・・。あったあった、ちょうど良い形と大きさの材料が。「亀甲形のスパンコール(白色)」です。
3mm径の電球には8mm径のスパンコール、2.3mm径の電球には6mm径のスパンコールの組み合わせが、ちょうど良いバランスです。
スパンコールには、糸を通すための小さな穴しか開いていませんので、穴を拡張しなければいけません。材料が小さいうえに薄いため、穴の拡張には小型の電動ドリルが必要です。スパンコールをこんな使い方するなんて・・・ファッション業界の方、怒ってます?
ホーム上屋の屋根裏に真鍮線を2本通し、出来上がった電灯を半田付けします。この方法は、電灯の取付け位置を自由に選べるうえに、電球が切れた時の取替えも簡単に済む、お勧めの方法です。
この電灯を見て「懐かしい」と感じるのは、40歳以上でしょうか。
こちらは機関庫の屋根裏です。真鍮線を4本通し、2列6灯取り付けました。
照明が付くと、建物も活き活きしてきます。機関庫の後には、ヤードの照明塔も立てました。
電球独特の赤っぽい光は、「ちょっとローカルな雰囲気」づくりには最適です。最近、レイアウトの照明にもLEDを使われる方が増えていますが、私は必ず電球を使っています。電球の光が醸し出す「旅情を誘う、寂しげな雰囲気」に、思わずうっとり・・・。
「最終列車、到着」って雰囲気。
郵便局前には街灯を設置。
駅舎正面の左右にも照明を取り付けました。
夜の駅舎