【廃墟マニヤ File015】
Y・Hの館/Dの里(山口県)
(その10)
あれっ!? 秘宝館業界(?)では有名な樺山久雄画伯の絵があるみたいじゃないですか。しかし、鑑賞会に入会ってどんな手続きだよ?……って感じですよね。
さっそく中に入ってみます。真っ暗な上、閉鎖状態の小部屋で身体に悪そうです。ゲホゲホッ……。しかし画伯とか持ち上げているわりに、絵は置き去りですか!?
反対側。かなり狭い空間です。
蛍光塗料で描かれていたせいか、かなり褪色が進んでいる感じ。
入会手続き判明しました! ほぼ予想どおりですよ。
「ブラックライトに依りファンタジックたる光が発せられ、あやしい画面が浮びます」っていう文章がいい感じです。先ほど褪色していると書きましたが、もしかするとブラックライトが当たったときだけ見えるよう、元からこんな感じだったのかもしれないですね。
全然「カクシ絵」ではなく、モロ見えのような気がするのですが、おそらく気のせいでしょう。
ちなみに「樺山久雄」というのは画号で、はじめ「バカ山」としようとして家族の反対にあい「樺山」としたのだそうです。
入会できないまま(入会金を払うボックスが無かったので)樺山画伯の現代浮世絵鑑賞会を終えて、隣の部屋に進むことにします。
(続く)
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