【廃墟マニヤ File015】
Y・Hの館/Dの里(山口県)
(その3)
ヌード劇場をスルーして、いよいよ本来の目的の秘宝館部分へ。
ちなみにこの秘宝館、最近お友達になったkeiさん(向こうはそう思っていないかもしれませんが)によると、開館は1978年(昭和53年)10月1日。地元の温泉旅館共同組合・有志などの協力体制のもとオープンして、Tという会社が経営していたそうです。
そして廃館になったのは、おそらく1997年(平成9年)の7月から12月頃と思われるとのこと。
違う角度からの全景。一見しっかりしているようですが、よ〜く見ると、もはや構造材が傷んでいるのか屋根が波打ってます。
看板の朽ち具合からも、ここが休業中ではなく見捨てられた廃墟であるということが分かりますね。
という感じで、全体の様子を確認した後、たまたま旅行に来たらこの建物を見つけて、面白半分でのぞいているカメラ好きのオヤジを装いながら近づいてみました(もちろんまったく無駄な努力です。却って挙動不審かも……)。
この秘宝館、当初はこの名前でスタートしたのですが……
なぜか途中から、こんな名前が加わっていました。やっぱり展示内容との兼ね合いがあったんでしょうかね?
大黒天(もちろんこの大黒天はアレを表しています)の石像の後ろに入口がありました。でもしっかり閉鎖されています。まあ当然予想の範囲内なので、さりげなく(そう思っているのは本人だけ?)裏にまわることに。
塀の裏側に潜り込んでみると、さすが「Dの里」と名乗っていたらしく、道祖神(もちろんレプリカ)が並んでいました。
こちらは松本にある「宮原の道祖神」のレプリカっぽい感じですね。この写真ではわかりにくいのですけれど、下は正常位で行為中の男女の姿をあらわしています。
コケがなんかビミョ〜な感じに……。
元々摩耗したように作ってあったのか知りませんが、それなりに年月を経ているような雰囲気になってるじゃないですか(どうやら、お金を払って集めたオリジナルの道祖神も一部あるようです。でもどれがそうなのかよくわかりません)。
(続く)
(この頁最初へ)