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食パン研究日誌B |
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”ふっくら軽く焼き上げる” というミッションを遂行すべく 今日も実験あるのみ・・ |
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=日誌B= 奥様に教えられたヒント「ぬるま湯」の効果を実感するために、他の材料はいつもと同じ物を使い、基本の食パンを焼いてみることにした。 (レシピは日誌@を参照) そもそも「ぬるま湯」とは何度くらいのお湯なのか? それを調べるためにまず計量カップに水を半分ほど入れてから、お湯を注ぎ、指を入れて「ぬるいなー」と感じる所まで足して、温度を見た。 ふーむ、33〜34℃が良さそうだ。 ぬるいと感じる温度はその人の体温にもよると思うけど、まぁ手始めにこの温度でやってみよう♪ この期待の「ぬるま湯」は最後にベーカリーに投入・・さぁ始動! ポチッと。焼きあがるのが待ち遠しいなーー (待) (待)(待) (待)(待)(待) ピピーピピー 待望のベルが鳴った。 生地が落ち着くまで焼き上がったパンを網の上に乗せ、20分ほど待って (待)(待) ひと切れカットし、かのご主人のようにおそるおそるすーっと裂いてみる。。(ドキドキ) うーん、微妙だ。目に見えるような変化はないかも。。(落・・) でも、食感はどうなんだろう。ひと口ほおばる。 ん?ちょっと軽くなったんじゃない?? もうひと口ほおばってみる。 うん、やっぱりいけるかも。(ワクワク) うちのご主人様に食べて頂く。 「ど、どぉ?」 「うん、そうかもな。でもまだまだだ。」(斬・・) しかし、効果はあるんだ。気を取り直して他のパンも試してみようっと。 ホームベーカリーの取扱説明書をめくってみる。すると・・! なんと一番最初に書いてあったのだ。 「室温が35℃以上の場合は、約5℃の冷水を使用し、水の量を10ml減らして下さい。 また、室温が10℃以下の場合は、約30度のぬるま湯を使用して下さい。」 しかも、Q&Aにもあったんだ。 「発酵温度は焼く28℃前後が適当です。ですから、夏場は生地の温度が高くなるので、 冷水を入れます。冬場は生地の温度が低くなるので、ぬるま湯を入れます」 って。 (所長) 「だから、説明書はまずよく読めっていつも言っているだろう、B子くん」 ハ、ハイ 「人の言うことはよく聞くように。とこれもいつも言っているんだぞ」 (泣) 所長に突っ込まれるまでもなく、始めからよく読んでいればこの実験は不要だったのだ。 でもでも、最初から読んでやっていたら温度による差を感じることもなかったし、 自分で見つけた33度という温度の正しさも証明されたし、 無駄ではなかったと、、自分では思っておこう。(苦笑) でも、たしかにまだまだ軽さもコシも求めるパンには至っていない。 次の実験へB子は意欲を燃やした。 |
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