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DREAM DIVERシリーズ
他人の夢に潜る能力とエメラルドのような瞳を持った美少女・菜那緒。彼女は人間の夢を夢魔達から護るため戦い続ける、遠い昔の恋人のために――そして、菜那緒に悪夢から救われた陸朗は、彼女に不思議な感情を抱き、共に戦いに巻き込まれていくことになるのだった。
小倉山書房の代表的発行物の一つ・「DREAM DIVER」の続編群です。
このシリーズと「水中花のかけら」「original sin」とは、主要登場人物全員が全単射(数学用語、調べてみよう)の関係で結ばれていますが、ストーリーどうしは直接関係はありません。互いにパラレルワールドみたいなものだと思ってください。
緑色の目をした黒い猫
黒髪に緑の瞳を持った美しい夢魔・シュバルツカッツェは、他の夢魔達同様人間の意識体を喰らって生きていたが、ある日ミュスカデという夢魔と出逢い――(完結)
菜那緒と陸朗が出逢うずっと以前の物語です。掲示板のDD関連アイコンに登場する名前の殆どが出てきます。ネーミングに関してはあんまし突っ込まないでください、語感だけで付けてるので。あと、ルビのドイツ語、友達に訊いたのをそのまま使ったので、文法的に間違っている可能性があります。もしそうであったらこっそり教えてください<(_ _;)>
欠けた少女の断章
カッツェとミュスカデの事件の後、カッツェの兄のバニュルスは生まれたばかりの夢魔・リースリングを見いだすが――(完結)
シリーズの主要夢魔のうち、前作で唯一登場しなかったリースリングの物語です。キャラ自体の前評判はすっごく高い……。なお、タイトルの通り小説と言うより断簡のような感じです。
泪の大海
海砂は従兄の陸朗の事が好き。だが、陸朗が美しい少女と親しくしているのを見て、心を激しく乱される。その夜から醒めない眠りに就いてしまった海砂を救うため、双子の妹の空知と陸朗、そして菜那緒が海砂の夢に入り込むことに――
舞台を現代に移し、遂に菜那緒と上級夢魔達との本格的な戦いの幕が上がります。本来は「DREAM DIVER」第二巻に収録する予定でしたが、現在の発行ペースやみねのの経済力から考えて、全部を発表し終わるのはいつになるのか解らないのでここに載せることにしました。勿論、本を持っていなくても読める内容ですよん。