【廃墟マニヤ File060】
C父セメント第一工場(埼玉県)
(その10)
石灰石など原料を貯蔵しておくホールです。これまた巨大ですね!
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素敵な眺めですが、落ちたら上がることができなさそうなので、あまり端には近寄りたくない気分です。
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ちなみにこのフロアも床が錆びて脆くなっており、結構慎重に歩いていたつもりだったのですが、足下にグニャっという嫌な感触を味わってしまい一瞬血の気がひきました!!!
ここは外界の音も聞こえて来ず、荘厳といっていい雰囲気です。ただ、ときおり風にあおられたトタン板が寂しげな音を響かせていました。
向こう側に見えるのは巨大なバケットを持つクレーンの操作室のようです。ちょっと行ってみたかったのですが、あまりに大変そうなので断念しました。
シンメトリックな構図もおさえたいとホール奥へも行ってみました。……ところが目の前に巨大なバケットが!
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早々にあきらめて、今度は原料ホール後側上部の探索に移ります。
足場の強度確認をしながら行くので、なかなか先へ進めません。
再び、先ほどのロータリーキルンのあたりに出ました。
この写真もコンベアーのラインですね。
ちょっとイイ感じの扉。ところで、外板が剥がされている部分の断面に見えるのはなんでしょうか!? アスベストのように見えますが……。
内部を回っていて気づいたのですが、この工場、結構アスベストが使われています。私などは潜伏期間が終わる前に死んでしまうと思われるのでそれほど気にしていませんが、若い人は近寄らないほうがいいんじゃないでしょうか(案の定、その後この工場からアスベストが原因と思われる死亡者が結構な人数出ていることが新聞で報道されました)。
現在、先ほど出てきたこのジョウゴ状の装置のあたりにいます。
(続く)
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