【廃墟マニヤ File060】
C父セメント第一工場(埼玉県)
(その4)
中の様子から判断すると電気関係の施設だったようです。
薄暗い建物内には、様々な興味深い姿の機器類が残っていました。
これはどんな役割の装置だったんでしょうね……。今では静かにここで立ちつくしているだけです。
複雑にとりまわされた配管がいい雰囲気です。
ポンプかタービンでしょうか。どうやらここは発電施設だったようです(素人が適当に書いているので、全く違っていたらゴメンなさい。この後の説明もすべて同様ですので、そのつもりで読んでください)。セメント工場では、焼成工程で出る排熱を利用して発電を行っている場合があるらしいのですが、この施設は違うみたいですね。
なぜかアナログのメーターには惹かれます。圧力計ですかね。メーター振り切ってますけど……。
真っ暗な中に鎮座していたボイラーのような装置。
とりあえず1階はだいたい見たので、やや強度に不安な感じがする鉄の階段を使って、2階に上がることにします。
2階に上がると、これまた素敵な扉が私を迎えてくれました! 形状といい錆び具合といい、最近出会った扉の中でも5本の指に入る妖しい雰囲気です。
ほとんどの機材は運び出されてしまったらしく、がらんとした空間がひろがっていました。
なかなかイカしたデザインじゃないですか。
(続く)
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