【廃墟マニヤ File060】
C父セメント第一工場(埼玉県)
(その6)
これは発電機ですかね? シビレるデザインです! ちょっと宮崎アニメのアレを思い出しました。
発電機(?)側面の窓が開いていたので覗いてみます。残念ながら、内部がどんな構造なのかは暗くてよくわかりませんでした。
……しかし、こういう所を覗くのって、なんか変なモノとご対面しそうで、ちょっと勇気がいりませんか? 向こう側から覗いているナニモノかと目があったりしたら、間違いなく女性のような悲鳴をあげてしまう自信があります。
隣の部屋は、モノはそれなりにあるのに空虚感が漂う不思議な空間になっていました。
碍子と鉄パイプだけが整然と並んでいます。
更に上のフロアに登ってみました。下に見えているのは、先ほどのイモ虫のような発電機(?)ですね。
時代を感じさせるテスター。
なんか土偶みたいでカワイくないですか?
主を失った作業服がぶら下げられたままになっていました。アンゼルム・キーファーの作品を思い出すような眺めです。
こちらはちょっとした作業スペースのようです。いい雰囲気だったのですが、明暗の差が大きくてうまく撮れませんでした。光の加減が良くなる時間まで待てばいいのですけれど、まだ見てないところがたくさんあるので、諦めて先に進むことにします。
(続く)
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