【廃墟マニヤ File060】
C父セメント第一工場(埼玉県)
(その7)
先ほどの作業スペースを背にして見た室内の様子。
壁にはこんな標語が貼られていました。結構古いものでしょう。文字が写植じゃなくて書き文字というのがシブイです。
この建物最上階、最後の部屋になります。白い壁の比較的小さな部屋で、たいしたものは残ってない上に嫌な閉塞感があるので(心霊的にとかいう話ではありません)早々に引き返すことにします。
……というわけで発電所の外へ。
この時点で潜入してから既に3時間以上経っています。時間がなくなってきたので、あわててセメント製造ラインの方を見に行くことにしました。雪に足跡を残さないよう、気をつけながら接近します!
セメント工場を象徴する巨大なタワー型の予熱装置です。
鋼鉄の森といった感じですね〜。シビレます!
比較するものがないため、この大きさが伝わりにくくて残念です。
先ほどの予熱装置の下の部分。
予熱装置手前にある煙突の基部。
上を見上げるとこんな感じです。昔はここから絶えることなく煙を吐いていたのですが……。
(続く)
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